可能性の獣
2016/09/27
例えば。
戦闘開始時に20%の確率で味方全滅級の全体攻撃する強敵が10%の確率でエンカウントするダンジョンがあったとします。
普通に考えて、とても理不尽です。
理不尽ですけど、別にエンカウントしなければ問題ありません。
仮にエンカウントしても、全体攻撃を使ってこなければ大丈夫です。
事故率はわずか2%です。
1ダンジョンで50回もザコと戦闘して一回あるかないかというくらいですね。
この事故率が高いか低いかは分かりません。
ただし、確実とはいえませんが事故が発生するかもしれないという危険性がこのダンジョンにはあります。
絶対に事故のない安全なダンジョンと、僅かながら事故の可能性が秘められたダンジョン、どっちが面白いと感じるかは人それぞれでしょうけど、踏破した時の達成感はリスクのあるダンジョンのほうが高いでしょうね。
だからといってダンジョンにリスクが必要かというと、それはまた話が違ってくるでしょう。基本的にRPGは吟味が容易なので、上記のダンジョンはただメンドイだけと言われてしまえばそれまでです。
「事故ってもどうせリセットすんだからいちいち面倒臭い敵を用意すんな」という理屈は、単純そうでなかなか奥が深い意見かもしれません。
プレイヤー視点をかなり意識しないと、作者側からは気付きにくい。
つまりRPGはどこまでいっても確率に支配されているといえるでしょう。
闇雲にリスクをばら撒くだけじゃ問題は解決しません。
確率を操作する手段は、ゲームの外にもあるのですから。
リセット吟味をゲーム性に含めるかは個人によりけりでしょうけど、少なくとも吟味を意識したゲームデザインを行うと、ゲームが難しくなりがちです。
どこまで許容するかは作者次第でしょうね。
9/26の拍手お返事です。
■「在る」が証明できれば「無い」も証明できそうなんですけどね
■どっちがどっちかわからん
■みんな大々的にイベントが違う…
■ミンミンゼミは?
■ksg(クソゲ) ゲーム業界の言葉で「糞なゲーム」という意味がある
■子どもの頃、何でもかんでも「何で?ねぇそれ何で?」と延々聞いてくるなぜなぜ魔人化してる子がクラスに一人くらいいた
■なんで疲れたら尻揉むねん
■バスタード?
■だ、だいじょうぶだって!
■あぁ~うなぎ食べたくなってきた~!
■なにをじゃ!
■ひるのつき子さんの白銀ギムナジウムが良かったですね。寄宿舎モノがお好きな方はぜひ。
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