病気魔王
2014/01/09
その日、新しい魔王が座に就いた。
「このイスに座った魔王は幾度となく己の野望を打ち砕かれたと聞きました」
「そうッスね。前も農業魔王とかいうのがいたらしいッスよ魔王様」
「人間界に残った魔物はほとんどいなくなってしまいましたね」
「オイラを含めて、残った奴らは物好きだけッスから」
「そもそも皆は魔王というものを勘違いしていないでしょうか?」
「どういうことッスか?」
「魔王は人間を滅ぼす者、という前提がおかしいんですよ」
「いやいや、人間を滅ぼさなかったら魔王じゃないっしょ!」
「一生懸命に頑張って人間を滅ぼすなんて意識レヴェルが低すぎるんです」
「意味わかんないッス」
「己のやりたいことをやっていたら自然と人間が滅んでいた。そのくらいの意識レヴェルがあって初めて魔王といえるのではないでしょうか」
「つまりどういうことッス?」
「人間を滅ぼす者は魔王ではない、滅ぼした者が魔王と呼ばれるのです」
「要するに魔王というのは歴史が作るってことッスか」
「ええ。ですからあなたも私のことを魔王と呼ばなくて結構ですよ」
「でも役職っていうか肩書きがないといろいろムツカシイっすよ~」
「まあ好きにすればいいです」
「ところで魔王様はどうやって人間を滅ぼすおつもりで?」
「ウフフフフフフウフフフフフウフフフフフ……!!」
「ま、魔王様?」
「全ての人間は私の医療実験のモルモットになっていただきます」
「医療実験?」
「私は生物を犯す病気が大好きなのです。ジワジワと体力を奪いながら死へいざなう病気はもはや芸術でしょう。時には激痛で苦しませ、肌がドス黒く染まり皮を溶かし内臓を溶かし骨を溶かし目玉を溶かし脳を溶かし、細菌から守るはずの咳が逆に己の肺を血で染めるまで激しさを増し、嘔吐のしすぎで喉も焼け溶け、呼吸をするだけで死んだほうがマシだと思えるような激痛にもがき苦しみ、なぜ自分だけがこんな苦しい思いをしなければいけないのかという理不尽さと生まれたことに対する恨み辛み憎しみ恐怖が加速され、肌が焼けるような痛みを感じるためどんな体勢でいても全身が激痛に襲われ全く睡眠を取ることも不可能となり生きていることが地獄そのものに変化する病気が、私は大好きなのです」
「こ、このヒト、魔王ってより病気ッス…家帰りたいッス」
1/8の拍手お返事です。
■かわいそうに、本当のクソゲーというのをまだ遊んだことがないんだな
■長すぎたので載せきれなかった…
■ただの深夜さ
■巨乳はロリと呼べるのだろうか…
■まぁ最近のコンシューマゲームでRPGの存在感って薄くなってきてますしね…それもこれもスクエニが落ちてきてるからなぁ
■深夜に更新してるけど、まさかRSSで+9時間してるから時差が出てるのか
■まだ私にはあと二回の変身が残っている…
■そういえばセッションでベルを名乗ったら「ベアルのあが抜けて、あかぬけたのか」と言われてたのを思い出しましたわ
■自分くらいのレベルになるとババア百合でもいけるぜ!でもある程度の年齢いくとガールズラブじゃなくてレディスラブだよね。
■そこは気が合っちゃらめぇえ!!
■助手になっちゃらめぇえ!!
■混ぜるな危険!!
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