立ち絵と平行して、エネミーの行動パターンを練ってます。
王女様と比べて帽子世界はかなり難易度が上がりそうです。
普通のボス戦が毎回マウンテンスライムと戦うくらいの感覚かもしれません。初見撃破が容易じゃないというか。
ここらへんはすごく迷ってるんですけど、簡単にしちゃうと装備品改造とかジェムのシステムに遊び甲斐がなくなってしまうんでどうしても難易度上がっちゃうんですよね。
疲れるゲームにはしたくないけど、まぁ今回は別に何かの企画に参加する作品ってわけでもないし気を遣う必要ないかなぁ。

ほんで、エネミーの行動パターンなんですけど。
個性のある敵を用意したい、けど一匹一匹設定してたら膨大な時間がかかる。もしくはネタ切れになる。
あると思います。

特に、変わった敵にしようと思ってバトルイベントで条件分岐なんかしちゃった日には時間がいくらあっても足りません。
データベースの設定だけじゃ単調ですもんね。
でもボスならともかく、ザコにまでバトルイベントで処理してたんでは大変ですしバグも怖いです。
そこで今回、これら敵設定の苦労をできるだけ軽減するべくいろいろアイディアを練りました。

エネミーを「タイプ」と「性格」で形成させる方法を考えました。
ほんでエネミーのデータベースにこのふたつを付けるだけで敵設定を終わらせちゃおう！っていうのが今回のやり方。
HPがいくつで〜、力がこんくらいで〜、とかやりません。
どうせダンジョンランクが上がったら敵のパラメータも上がるし一匹一匹パラメータ設定するのもムダな作業だなと。

タイプっていうのがこのパラメータや属性耐性を決める要素になっているんですが、まあメガテンの種族特性みたいなものです。アクターの職業に置き換えてもいいかも。ってか職業クラスを流用しようと思ってます。
これだけでも特徴はあるんですが、しょせんコピペデータ。
長期間のプレイに耐えられるほどのパターンにはなりません。
そこでもうひとつ「性格」っていうのを加えてバリエーションを増やそうというわけです。

性格っていうのは行動の指針となるクセみたいなものです。
「単純」と設定された敵だと、味方の隊列によるオトリ作戦によく釣られるとか。逆に「冷静」はほとんど釣られないとか。
「短気」だと必要以上に魔法を連発してマナを枯らせるとか。
「狡猾」だと被ターゲット率が一番低いキャラを逆に優先して狙ってくるとか。単純の真逆。
「慎重」だと回復や守り優先の行動を取るとか。
「臆病」だとすぐ逃げるとか。
「馬鹿」は状態異常をガードされても何回も同じ攻撃を繰り返すのに対して「天才」は通用しなかった攻撃に耐性があるか判別して「コイツは耐性がある」と判断したら二度とその攻撃を使ってこなかったりとか。
ソウルハッカーズにもありましたね、仲魔の性格。
あれあれ、あんなカンジ。
性格を重複させることもできて、「短気」かつ「慎重」なんて組み合わせもいけます。これは聖剣LOMのペットシステムにありましたね。

例えば「亀」っていうタイプの敵がいたとして、特性はノロくて防御力が高いっていうものだったとします。
これだけでもまぁ特徴はあるんですけど、同じタイプの亀が出てきたら「また亀か」と飽きてしまいます。
でも同じ亀でも性格が違ってくると何かこの亀やけに攻撃的だなとか、ただでさえ硬い亀がやたら守りに入ってるとかいろんなバリエーションを用意することができるわけですね。
ボス戦だと初回に様子見して敵の性格を見抜いてから攻撃に転じるっていう戦略性も生まれるかもしれません。

何よりも、敵を考えるのに設定を二個つけるだけでいいっていう効率の高さが魅力なのです。
いちいち敵一体一体にHP120、腕力15とかやって、さらに使用スキルとレーティングを決めて属性耐性に状態異常耐性に〜とか、やってられません。
それと最後のバランス調整をするのも楽です。
調整するのはタイプだけなので、敵一体一体に設定しなおさなくてもいいわけです。鳥タイプの俊敏性が少し高いからちょっと下げるかっていうとき、鳥の敵は全員まとめて俊敏性を調整することができます。

とりあえずタイプと性格システムを完成させないとですね。
ゲーム製作スピードを大きく左右する要素なだけに気合入れていきたいところです。

4/12までの拍手お返事です。
■「ぽ」かYO！きいたことないぞ？！
まさかマイケルの「ポゥッ！！」が原因なのか〜〜〜！？
■なんで毛利のおっちゃんやねん！
ぺろっ！これは青酸カリ！

■お金なんか取るわけないYO〜
お金は仕事でやりくりしてるし趣味にめんどいモノを持ち込みたくないですね。プライベートと仕事は区別したいというか。

■シキおおいな！！
しかも女は一人だけかヨ！なんでやねん！
なんかシキって女性っぽい響きしたんだけどな〜