さてさて。

「二刀流」と聞いて、つい　何やらロマンを感じてしまうあなた。
いや、分かりますよ。…隠そうとしたってダメです！
ツクールXPにデフォで二刀流設定が入ってなかったことにガッカリしたことのあるあなた！
げんじのこて　と　かいでんのあかし　を装備してニヤニヤしていたあなた！
ウォーズマンのベアークロー二刀流に萌えたことのあるあなた！
そう、あなたのことです！

目をそらさないでください！
関係ない素振りしたってダメです！！
ブラウザを閉じないでください！！逃げちゃダメです！！
今日は、そんなRPGのロマン「二刀流」について 考えていきたいと思います。

まず、二刀流をシステムとして取り入れる場合。
思い付くのが「いつもの右手に加えて左手に武器！これで100万パワーかける2の200万パワー！」という「ウォーズマン理論」ですね。実際、多くの市販RPGはこのウォーズマン理論を元に導入しているケースが多いようです。

え？
ウォーズマン関係ないんちゃうかって？
シャラップ！
喝！！！

もっと自分に正直になって！
心を開かないと、今日の駄文は付いていけないYO！
オープンヌアハート！カマン！レッゴォウ！
…話もどします。

えーそれで、二刀流をシステムとして取り入れる場合、他の武器と比べて単純に攻撃力が2倍になるわけですから、そのままだと強すぎます。
そこをいろいろ調整するわけですね。
有名な調整方法は、FFのように「二刀流以外にも　強力な攻撃力アップの手段を用意し、それに合わせたバランスを取る」というものです。
まぁ早い話「両手持ち」とかですな。

他には「二刀流にした場合のみ、片手あたりの攻撃力が減る」というのもありますね。キャラクターの扱う武器系統を固定させるパターンが最近のRPGの主流になってますから、初めっから「二刀流しかできないキャラ」にして、少し火力が上って程度のバランスで組むとかですね。

今作ってるマジェスティアも　二刀流を組んでますが、さすがに後者のバランスにするしかないかなと思ってます。
技が一刀流の時と微妙にモーションが変化したりして面白いことは面白いんですが、いかんせんダメージが2倍になるのはヤバイです。
自由度も何も、全員二刀流が最強でFAってことになっちゃいます。他の武器を見ながらダメージを落とさないといけないでしょう。

…でも。
…でもっすよ！！！
やっぱウォーズマンなんッスよ！！！
二刀流のロマンはウォーズマンなんッスよ！！１！
100万パワーかける2は 200万パワーなんスよ！！

諦められないロマン。
それがRPGの二刀流。

人はなぜRPGに　二刀流を入れるのか。
それは　そこに剣が二本あるから。
一本より二本のが強そうだから。
盾の装備欄が空いて　落ち着かないから。
クラウドが両手剣を分離して二刀にしてたのカッコよかったから。

人を惑わす狂気のシステム。
…それがRPGの二刀流なのです！