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クロノトリガー

2010/08/23

たぶんこれがスーファミRPG最後のレビュー。
スーファミ最後なんでゲームに関係ない話が多くなるかも。
思い入れの強いゲームはゲーム自体よりその周囲の状況が強く印象に残る傾向あるな〜何となく。

この頃は姉のほうがけっこうゲームにハマってて、クロノは姉から借りて遊びました。姉は他に天地創造とかいろいろRPGやってたみたいなんですけど残念ながら自分はここまで。
スーファミは他にもトレハンGとかミスティックアークとかルドラとかバハラグとかライトファンタジーとかイデアの日とか摩訶摩訶とかドラッケンとかヴィルガストとかダークハーフとか大貝獣物語とか天外魔境ZEROとかバズー!魔法世界とか幕末降臨伝ONIとかヘラクレスの栄光とか新桃伝とかライブ・ア・ライブとかレナスとかエストポリス伝記とかテイルズとかいっぱい名作RPGあるけど、自分がクリアしたスーファミRPGはこれで全部です。

さてこのクロノトリガー。
当時は鳥山堀井坂口のビッグ3が集結したRPGとして大々的に宣伝されてて、いろんなゲーム雑誌を賑わせていました。
自分は当初からひねくれ者だったので「もういいよどうせ押し付けRPGでしょお涙頂戴とか分かったから」と敬遠してまして。
そのノリでテイルズとかも遊ばなかったんですね。
シナリオ重視のRPGを避けてたというか。
WIZみたいなキャラクリ系とかロマサガのフリーシナリオみたいな自分の好きに遊べるタイプのRPGを好んでいた時期でした。
この趣向が変わったのはFF7あたりかも。

そんな調子でクロノもスルーしてたんですけど、姉が飛びついて遊んでました。最初は別に興味なかったんですけど、いろいろあって結局自分もハマってしまいました。
犯人は音楽。
ゲーム部屋からクロノのBGMが漏れてくるんですよ。
風の憧憬を聞いて面白そうと思わないでいられるかっての。
で、音楽に釣られて遊んでみて超面白くてそのままハマってしまったという寸法です。

グラフィックもすごくて本当に良いゲームだったなぁ。
完全にシームレスなバトルも新鮮だったし、イベントもわくわくしっぱなしでした。X斬りとかカッコよかった!
個人的にタイムトラベルものが好きなんですけど、クロノはこれをうまくRPGに落とし込んでいて最高のシナリオでしたね。
細かいイベントひとつひとつにタイムスリップ要素が絡んでて時の名前を冠しているのにふさわしい内容でした。
超傑作ですよ。ぶっちゃけた話。
粗を探すのが困難なくらいです。成長要素に幅がないくらい?強くてニューゲームも衝撃でした。

やっぱ色眼鏡は良くないですね。
クロノは幸いにもBGMで吸い寄せられたので事なきを得ましたが、こうやって先入観で名作を逃してるんでしょうね。
ちなみに姉は魔王がお気に入りのようでした。
ジールあたりのイベントでしきりにネタバレしようとするので制止するのが困難なほどでした。タイムトラベルもので先の話しちゃダメでしょうが!

裁判イベントが凝ってましたね〜ゲームスタート時から主人公の行いが随時チェックされててビックラこきました。すごく細かいの。意外とRPGの主人公って町のNPCにチェックされてるのかも。
他にも砂漠イベントとかルッカのお母さんイベントとかクロノ人形すり替えとか、タイムトラベルものの真骨頂なネタ満載。
バイクレースや見世物小屋みたいな凝ったミニイベントもいっぱいあってボリューム満点。
エンディングはやっぱシルバードで飛び回るやつが一番好きです。

それと、当時はクロノがしゃべったほうがいいか無口がいいか賛否両論だったの覚えてるんですけど、えぬはクロノしゃべったほうが良かったですね。
クロノシリーズはこのクロノトリガーのイメージが固まりすぎててクロノクロスは結局遊びませんでした。なんかやっぱクロノって鳥山明の絵じゃないと燃えないんですよね…

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