前回はアクションラインの練習をしていました。
体全体に流れる1本の線をイメージする練習ですね。
現在そこからさらに踏み込んで、少年漫画っぽいアクションシーンのラフを描いています。手ブレ補正機能を切ってからラフが描けるようになったんで、さっそくラフを練習に取り入れてみよう!ってな寸法です。
アクションのポーズは前回やったアクションラインの線を意識して、骨格や筋肉等はあえて意識せず嘘テキトーでも良いと割り切る。むしろ逆にどうやって大げさに間違うか追及するくらいがいいかもしんない。
例えばデッサン人形や3Dモデルにカッコいい攻撃ポーズを取らせたとして。
理屈ではカッコいいはずなのに、いざそのポーズを模写してもなぜか躍動感や迫力のようなものが足りないケースが往々にして起こる。
それは立体モデルが嘘をつけないからだと思うの。情報が正確すぎるんです。
少年漫画のカッコいいアクションポーズっていうのはノリと勢いと迫力が最優先で、その為にいっぱい誇張した嘘が必要なんですよ。たぶん。
だから今回の練習は自分の中にある「好き」「カッコいい」をどうやって形にするかってのを意識しています。
いちおう条件を3つ付けてて「必ずペアで」「全身を入れる」「攻撃前と攻撃後の2パターンを1セット」で描くようにしています。
ずっと1人の絵ばかり描いていると2人が絡んだ時のパース合わせがぎこちなくなるので、早い段階からバランス感覚に慣れておく為に必ずペアで描くようにします。やられポーズの引き出しも増やしておきたいですしね。
それと苦手なパーツを描かないという状況にしない為、必ず全身を描くようにしています。特にアオリ(下から見上げた)構図はついつい下半身を画面外に出してしまうので、地面が透明のつもりで足の裏まで描くようにしています。
漫画だとコマ割りの関係で体がコマの外に隠れますけど、練習でも描かなかったらいつまでも描く機会が無くて成長しないかなぁと思って。特に少年漫画のアクションシーンは空中姿勢や倒れた状態の全身がアオリ・俯瞰の見え方になるケースも少なくないですし。
例えばこういう構図の場合。
攻撃前は二人の体がアオリの見え方、攻撃後はキックしてる人の体が俯瞰の見え方になっています。少年漫画のアクションシーンはいろんな角度の全身を描ける人が有利だと思う。
あと、攻撃シーン1枚だけ描くんじゃなくて、必ず攻撃前と攻撃後の2枚を1セットで描くようにしてます。何でかというと、攻撃前動作(ウインドアップ)と攻撃後動作(インパクトorフォロースルー)は魅せるアクションの基本だってアメコミのハウツー本に書いてあったから。
攻撃前の動作で読者に「この攻撃は効きそうだ」「当たるか?」と期待させ、攻撃後動作で「痛そう」「スカッとした」という満足感を与えるよう常に意識する。だからポーズは前と後の2つをワンセットで考える。
他にはコマの流れ、視線誘導を練習するという目的もあります。
イラストの練習だったら別に1枚でもいいんですけど、漫画の練習だったら読みやすいコマの流れを意識する癖をつけときたい。
ってな感じで。
なんか今回の練習はいたってフツーでしたね。
毎回変態要素があったのになんかフツーだ。
いや、べつにボケ狙いでやってるわけじゃないんですよ!
本人は至って真面目に練習してるんです。
1/5までの拍手お返事です。
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■TRPGメンバーで集まった時にネタで作ったPCキャラですね
隼ハリセンを持つ関西弁キャラ
■リプレイ見てくれてありがと!
1年はあっと言う間って感じでした
■武器の扱いは難しいんですよね
剣道警察や銃警察、弓警察の監視が厳しいから…世の中警察が多すぎる
■そうそう。関西弁キャラ
ハリセンちゃんをよろしくおながいします
■
■手ブレ補正を切ったせいでああいう感じの線になりました
ゆっくり線を引くとブレるので早く引くしかないという
■ピンク髪のせいでハリセンちゃんが紅茶ばかに見えてきた
■足りんわッ…!拷問の時間がッ……!ぜんぜんッ…!
ウワーッ!ハリセン持ってるボケなきゃ!えーっと・・・
「少女がお送りする気象情報!」