～前回のあらすじ～
勝率1割のギガデインお祈りゲーではない、完全なる勝利の為に…
ごうけつぐま相手に最後の修行を終えたもょもとはいざ、最終決戦へと挑む！

あ、そういえばアレフガルドのイベントをずっと放置していましたね。
まぁ30分くらいでササッと終わらせましょうか。
～中略～

そんなわけでゾーマ城までやってきたのである。

最終決戦用の持ち物はこちらになります。

アイテム枠8個に対し、剣だけで4本も用意。
ゆうに持ち物の半分が剣という全身武器庫と化した四刀流もょもと君。
果たして最後の策とはいったいどのような代物なのか…

それではこれより、対闇ゾーマ戦の勇者ソロ戦略を説明する！

闇ゾーマ戦は準備フェーズと最終フェーズの二段階に分けられます。
準備フェーズというのは簡単にいえば「敵HPの初期値を下げてやること」

HP自動回復は最大HP以上に回復しない。
これこそが奴らの弱点なんですよ。
どれだけターン数を潰そうがHPはそれ以上回復しないってことなんです。

つまり初手で命中率に難のある最大威力の攻撃を当たるまで繰り返し、当たった時にそれを初撃としてその時点から戦闘を開始するわけです。

まずは発生率12.5％の「はかいのつるぎのかいしんのいちげき」
次に命中率66％のギガデイン。
この破壊と雷、2つを繋げる事によって最大威力の初撃が完成します。

やり方は簡単。
かいしんのいちげきが出るまではかいのつるぎを振り回し、出た次のターンでギガデインを撃って両方が連続ヒットするまで繰り返します。

かいしんのいちげき後のギガデインがヒットすれば準備フェーズは成功。最終フェーズへ移行します。もしギガデインが外れたらもう一度かいしんのいちげきが出るまではかいのつるぎを振り回す作業に戻ります。

これによって、攻撃に使った2ターン分のHP自動回復を差し引いても約350ダメージものHPを削った状態で戦闘を開始したことにできるんです。
ゾーマの最大HPは1023、ゆうに1/3も減らせる破壊力なんですよ。

この連携が決まる確率は約8％。1/12の成功率です。
低そうに見えますが、かいしんのいちげき1/8を当てた後にギガデイン2/3を引くだけのお仕事です。何度外そうがどうせHPは1023から動かないし。

もょもとの耐久力があればゾーマの攻撃は10ターンも耐えられます。
ベホマの消費MPは7なので、ギガデイン1発分のMPで40ターンも耐えられる計算になります。だから1/12の抽選をする余裕は十分にあるんです。

諸君には今一度、思い出してもらいたい。
「俺の剣は二度“破壊”の風をおこす」というセリフを。

これははかぶさの剣を装備できないくせになぜかはかぶさでドヤるDQモンスターズ+漫画に出てくるサマルトリアの王子サトリのセリフですが、貴様ごときが口にしても良いセリフではない。せいぜいてつぶさの剣でも振ってろ。

はかぶさの剣はローレシア王子だけに許された最終奥義。
自分が勇者の名前を「もょもと」にしたのはこの「俺の剣は二度“破壊”の風をおこす」という戦いをFC版DQ3勇者ソロ闇ゾーマ戦でやろうと思ったからだったのです。そう、どくがのこなバイトをしてまでもね！

これこそが対・闇ゾーマ戦の切り札「DQ3流はかぶさの剣」
破壊神を破壊する男、もょもとだけに許された最終奥義なのです。

え？
はかぶさって意味ならかいしん2連発狙いだろって？

いや～～～～……それは1/64になっちゃうんで、さすがにね…
もしやれたら自動回復含めてゾーマのHP半分持っていける最強威力だから魅力的ではありますが、下手すりゃ準備だけで100ターン越えもありえるし、最終フェーズも時間がかかるんでできれば準備フェーズは時間かけずに行きたい。

厳密には1/64じゃなくて、かいしんの後に呪い硬直1/4を引かず次のかいしん1/8を待つ形だから確率はもっと高いと思うけど、試行回数を約5倍も増やす割に増えるダメージは+140程度なので、今回は長期戦の疲労によるコマンドミスを避ける方向にします。

とりあえず準備フェーズが終わったら最終フェーズです。
ゾーマの残りHP660を全て削る手段ですね。

準備フェーズではいくらでも試行回数を重ねられましたが、初撃が入ったらもう猶予はありません。1ターンでも無駄行動するとHPが100自動回復します。

こちらが取れる手段は二つ。
ひとつはギガデインお祈りゲーをする事。
ふたつ目はくさなぎのけんで防御を下げてはやぶさのけんで削っていく事。

以前、ギガデインお祈りゲーは4発外した時点で負け確定と言いましたが、準備フェーズ有りなら1発増えて5発不発まで猶予があります。おそらく勝率は倍くらいに増えるでしょうね。そのくらいHP660スタートはデカイ。

もちろん今回はやりません。
それじゃギガデインお祈りゲーやるのとほとんど変わらんし。

というわけでくさなぎ+はやぶさ戦略を取ります。
ほしふるうでわを外して勇者のすばやさを下げ、ゾーマに先制させることでいてつくはどうのタイミングに合わせ、くさなぎのけんを使って防御力を下げてからはやぶさ2回攻撃を叩き込みます。波動と波動の猶予は僅か2ターン。

なんだよ草薙と隼で削れるんなら最初からそれ狙えよ…と思った方。
この戦法は大前提としてHP1600以上、ちから245以上、すばやさ150以下という条件をクリアしていないと闇ゾーマのHPを安定して削れません。

この戦法は4ターン1ローテ…
草薙→隼(2回攻撃)→隼(2回攻撃)→隼(2回攻撃)
が基本になります。

すべての起点は闇ゾーマが「波動→吹雪」の行動をした次のターン。
この時点でHPが900以下ならベホマ、それ以外なら「おうじゃのけん」
上記ふたつが終わったら基本ローテに繋げます。

え？HP900もあるのにベホマする必要ないでしょって？
その通りです。これはあくまで目印。
ローテ通りにやってると「波動→吹雪」後のHPは900以上か400以下の2パターンしかないので、分かりやすいようにするのが目的です。

準備フェーズからこの最終フェーズへ繋げる場合は「波動→吹雪」が来るまでずっと「おうじゃのけん」で攻撃して起点を待ち、回復も「波動→吹雪」を見た後で行います。これ以外でベホマを使うとローテの計算がズレてゾーマは倒せなくなるので注意しましょう。

つまり、ゾーマの攻撃は10回まで耐えられるので
草薙→隼→隼→隼→王者(起点)→草薙→隼→隼→隼→ベホマ(起点)
この10回の行動がワンセットになります。
このワンセットが問題なく綺麗に決まるとゾーマのHPは約50減らせます。

そんだけ攻撃してたった50かよ…
って思うでしょ？
うん。だからクソなんですよ自動回復やろうは。

おうじゃのけんがローテに入っている理由ですけど、防御力300の闇ゾーマに対してははやぶさよりおうじゃのけんで叩いたほうがダメージ期待値が5ポイントくらい高いからなんです。準備フェーズ後の繋ぎで隼を使わず王者で叩くのはこれが理由です。

たった5の差だったらずっとはやぶさ振ってた方がマシじゃないかと思う人もいると思うんですけど、コマンド入力時に隼4回と隼3回のターンが混ざるとこんがらがってミスしやすくなるのを避ける狙いがあります。

草薙→隼×3が基本ローテで、その後にHP余ってたら王者、少ないならベホマといった感じで一区切りしやすいんですね。

さて、これまでの話を纏めると。
ワンセット50ダメージってことはゾーマの残りHPは660だから14セットやったら削り切って勝てる！って話ですよね。

フッ…
フフフフッ……

そう思うかい？
まぁそう思うよね。

じゃあハッキリと教えてあげるよ。
こいつぁ机上の空論ってやつなのさ…

この戦略には致命的な欠陥がある。
それは「闇ゾーマは必ずしも先に行動するわけではない」

闇ゾーマのすばやさは255。
もょもとのすばやさは143。
これだけ差があっても闇ゾーマは1～2割ほどの確率で後攻になるんです。

くさなぎのけんを使うターンでゾーマが後攻になったらアウト！
それ以外はどうでもいいけど、くさなぎ先行だけは非っ常～～にマズイ！

どのくらいマズイのか。
10回も行動を使ってワンセットでやっと50ダメージ出してたのがね…
1回くさなぎ先行になっただけでワンセット逆に90回復されるの。

つまり、くさなぎ先行を引いてしまったら2セットが無駄になります。
20回も行動してやっと重ねた100ダメージが一瞬にしてパァ。
それを取り戻す20回の行動中にまたくさなぎ先行を引いてしまう悪循環に…

くさなぎはワンセット2回もある。
仮に14セットで闇ゾーマを倒す場合、ゆうに28回もくさなぎで「闇ゾーマが後攻にならない」という抽選を引くことになる。もし闇ゾーマ後攻率が1割だったとしても、こんだけ抽選回数があったら何回も地雷を踏むのは確実です。

だから勇者のすばやさは低ければ低いほど安定するんですが…
でも一生懸命がんばってリセット吟味したところで限界があります。
こっから2～30程度すばやさが低かったところでそう確率は変わらない。
だから吟味対象にはしなかったんですよ。これ以上の試行回数は厳しいから。

とまあ、すんごく厳しい状況ですが。
ひとつだけマシな情報があります。
そう、かいしんのいちげきです。

通常攻撃時に1/64の確率で発生する、かいしんのいちげき。
1セット13回、14セットだと全部で182回も通常攻撃する事になります。
この数字だと2～3回くらいはかいしんのいちげきが期待できるでしょう。

かいしんのいちげき1回あたり+150のダメージアップ。2回で300。
それでもくさなぎ先行たった3回分くらいしかカバーできない。
まさに焼石に水。これに期待してたら負けるぞ…

ということで、くさなぎ先行が発生した時にローテ内容を分岐させます。
基本は草薙→隼→隼→隼というパターンですが、くさなぎ先行が発生した場合は草薙→ギガデインにします。これを「ギガデインフォロー」と呼びます。

んでこのギガデインがヒットした場合は王者×2に(ゾーマHP±0)
外した場合はもう1発ギガデイン。ヒットしたら王者×1へ(ゾーマHP+100)
ギガデインが2発外れたらもう1発ギガデイン(ヒット時ゾーマHP+200)
3発全てのギガデインが外れたらゾーマHP+400。

それじゃ結局ギガデインお祈りゲーになるじゃんって話ですよね。
ギガデインお祈りゲーは戦闘行動を全てお祈りする感じですが、「ギガデインフォロー」はそう滅多に事故が起こらない勝率の高い選択です。

くさなぎが先行した(1～2割で発生する)
↓
その後のギガデインが不発した(1/15～1/30で発生する)
↓
さらにその後のギガデインも不発した(1/45～1/90で発生する)
↓
さらにさらにその後のギガデインも不発した(1/135～1/270で発生する)

…という感じで、低確率が何度も重ならないと事故にならないんです。
つまりギガデインフォローをした場合…

2/3の確率でくさなぎ先行を「なかったこと」にできる。
2/9の確率でギガデインフォローをしなかったのと同じ結果に(ゾーマHP+100)
2/27の確率でくさなぎ先行2回分の結果に(ゾーマHP+200)
1/27の確率で大事故が起こる(ゾーマHP+400)

という計算になるので、8/9は損を引かない確率ならば断然やったほうが良いというわけです。残り1/9が当たると怖いですが、1～2割の事故からさらに7％以下を引くような低確率の事故は気にしてもキリが無いでしょう。

それとゾーマの後攻も悪いことばかりではありません。
隼3回目でゾーマが後攻を引いたら+80ものダメージアップが期待できます。
これが「はやぶさ先行」。くさなぎ先行が地雷ならはやぶさ先行は女神です。

草薙→隼→隼→王者ではなく草薙→隼→隼→隼という構成にした理由は、このローテ最後のターンでゾーマが後攻を引いた時にお得だから。はやぶさ先行の発生率はくさなぎ先行と同じなので、ここでリスクヘッジをしておきたい。

以上が作戦の全てになります。
あとは実際に戦うだけです。

いざ鎌倉！

もたもたしてるとゾーマ戦の細かい作戦忘れちゃうんで急がないと！

お～お～バリア床がピシャーピシャーと心地良いわ～
だがレトロゲーの当然の権利のように1歩ごと敵エンカウントとかやめてもらっていいですか？(半ギレ)

はいはい懐かしい懐かしい。
この位置からずっと十字キーの上押したら抜けられるってやつでしょ？
そのくらいおぼえてるわよばかにしないでくれる？

急げ～急げ～

……ん？

急に戦闘スピードを最低に遅くするのやめてもらっていいですか？(半ギレ)
ゾーマ戦の細かい作戦忘れちゃうんでやめてもらっていいですか？(半ギレ)
ベホマとかラリホーとか遅延行動やめてもらっていいですか？(マジギレ)
どうして急にメッセージスピード落とす必要あるんですか？(疑問)

これね。たぶん父親の戦いをじっくり見て欲しいって事なんでしょうけど、子供時代の記憶だとなんか勝手にシステムがイジられたことで製作側の意図の方に意識が向いて冷や水ぶっかけられた気分になってたなぁ…

え？
戦闘スピードよりもオルテガが半裸パンツだった事の方が気になるだろって？
いやまあそういわれるとそうなんだけどまいったなこりゃあ。

ふう…

やっとくたばったか…
でぇじょうぶだ、スーパーファミコン版で生きけぇれる。

よし！遅延オヤジは片付いたし、いよいよゾーマ城最深部へいざ鎌倉！

出たな1マス横ズレやろう！
なんだなんだその左の不自然な1マススペースは！
カッコ良く登場してきたのにその横ズレが全てを台無しにしたぞ今！

ていうか、キミさぁ…

子供の頃、こんな風に頭デカイおっさんに見えてたのよね。
まさか頭じゃなくてデカイ襟だったなんて思わんかったわ。
ていうか今でも頭デカイおっさんに見えるぞ…

まぁいい…
貴様のクソ自動回復は今日で店じまいだ。
今こそ我が叡智を見せてくれるわ！

あ～…

キミら前座は…

Aボタン連打の刑！

カバの色違いも…

Aボタン連打！

まだごうけつぐま狩りの方が…

十字キー使ってたわ！

何とまぁ…
結局これまで頭使ったボス戦って1つも無かったネ。

ていうかゾンビ以外、見掛けのHPカンダタ以下やん(ライデイン12発の悪夢)
ラスボス前の最終盤ボスが序盤ボス以下のHPに見えるのは一体何が原因なんでしょうねぇ(すっとぼけ)

いや～ふしぎだな～
なんでみんなカンダタ以下のHPなのかな～？
あ～！ひょっとしてパラメータ打ち間違えたのかな？(すっとぼけ)

よし、クソ自動回復を煽り倒したらあとは闇ゾーマのみ！
いざ鎌倉！

…の前に。

ロトのつるぎ(はかいのつるぎ)とロトのかぶと(はんにゃのめん)は忘れずに装備しとかないと。おう後世の勇者ども！たっぷりと呪われるがいい！(ｹﾞｽ顔)

ただし装備変更はベホマの後にやりましょう。
わたしうっかりしてて装備を先に変えようとしてあぶなかったです。思わずカーソルをぐるっと回して「フッ…今のはフェイントだ…」でごまかしました。

ってことでついに闇ゾーマ戦…
……なんです、が！

せっかくだし、ここは動画で見たいですよね？
スクショとテキストだけじゃ激闘の空気は伝わらないですよね？

そんなわけでゾーマ城最深部前から撮った動画をご用意いたしました。
さぁ！破壊神を破壊した男もょもとの勇士、その目に焼き付けるがいい！



んな動画長くて見てられんわいって方へ向けた動画解説は後ほど。

総ターン数67(=自動回復約6600)
総ダメージ7600(-6600＝HP約1000)
ギガデイン命中率3/3
かいしんのいちげき3回(3/75)※はかいのつるぎ1回

最終フェーズのセット数(草薙→隼→隼→隼→王者→草薙・・・ベホマ)は6回。
くさなぎ先行回数は2回(2/12)
はやぶさ先行回数は1回(1/9)
FC版DQ3勇者一人旅種増殖バグなし闇ゾーマ撃破、これにて完遂！

いや～よかったよかった。
一時はどうなるかとおもったけど無事にやりとげられてよかたよかた。

……え？
撃破ん時のMP400とかダダ余りじゃねえかこんなんだったらあれほどリセット吟味してMP育てる意味なかっただろって？

え～～～と……
それは…
まぁ…
そうですね……

いや！
当初の予定では準備フェーズではかいのつるぎかいしん2連発の後にギガデインお祈りゲーする予定だったんですよ！んでこれをはかぶさ戦法って呼んでて、だから名前をもょもとにしてたんです。でも準備に100ターンかけてギガデインのハズレを万が一引いた時は精神的に立ち直れそうになかったから、土壇場になって別の安定策を必死で考えたんですよ！

まぁどうせバラモス倒すのにMPは247いるし、別にいいっしょ。
それじゃ動画内のゾーマ戦解説でも(前座の三下は省略)

作戦通りにまずは準備フェーズ、ここでまさかの1/8かいしん神引き。
その後のギガデインも危なげなく2/3を引き、なんとわずか2ターンで準備フェーズが終了するという最高のスタートを切ります。

これもう勝ったんじゃね？闇ゾーマ楽勝じゃね？と油断しながら王者の剣で斬っていたところ、いきなり10％強の地雷、くさなぎ先行を引いてしまう。

くさなぎ1回目なのにもうお祈りターンかよ～…と萎えるも、計画通りギガデインフォローはきっちり決めて仕切り直す。その後は安定してローテを回し、さっそく隼かいしんを引いて好ペースを維持。

けど隼かいしん直後のローテでゾーマの攻撃が高い乱数を引きまくり、ベホマターンで残りHP7になるというピンチに。回復は波動→吹雪後で絶対安定とかドヤ顔で言っててこのザマだよ…

まぁそのピンチと引き換えにはやぶさ先行を引けたので結果オーライ。
2回目のくさなぎ先行もギガデインフォローでキッチリ躱す。
結局くさなぎ先行は2回目で最後となります。ちょっと警戒しすぎたか。

ただしその後、ベホマ分岐ターンでHP899という微妙に判断が難しいラインになり、先ほどHP7になった恐怖が頭をよぎって思考が止まってしまう。HP900以下ならベホマという作戦でしたからね。

そこであろうことかベホマもくさなぎも使わずおうじゃのけんで攻撃するという暴挙に出てしまう。ここから1ローテすべておうじゃのけんで叩くしか無くなる。コマンド入力の時に「やっちまった！」と固まってますねぇ…

綿密な作戦とは何だったのか…
もょもとは　こんらんしている！
えぬも　こんらんしている！

まあその後に2回目のはやぶさかいしんが炸裂して冷静さを取り戻し、そこからは危なげなく完璧にローテを回して撃破！

総括すると…
はかいかいしん+ギガデイン＝+350ダメージ。
1セット(+50ダメージ)×6セット＝+300ダメージ。
はやぶさかいしん2回＝+300ダメージ。
はやぶさ先行＝+80ダメージ。

合計+1030ダメージだから計算は合ってますね。
最終フェーズの想定セット数は14回でしたけど、実際は半分以下の6セットで済みました。これはくさなぎ先行を全てギガデインフォローできたので、かいしん2回とはやぶさ先行が丸々ダメージソースになった事が大きいでしょう。

もしギガデインフォローしなかったらゾーマのHPは+200。
取り返すには4セット＝40ターンも決着が伸びていた所でしたからね。
やっぱ早く終わらせるならギガデインフォローっすよ。

草薙・隼・王者の三刀流で攻める様はちょっとワンピのゾロみたいでイカス。
はかいのつるぎも合わせたら四刀流ですからね。
やっぱローレシアの王子の名前だから剣持って暴れる姿が一番似合う。

まっ！
これでクソ自動回復とかいうクソ仕様をクソ徹底的にクソ完全攻略しました。

あのね。
別に自動回復はいいんですよ。
でもそれをプレイヤーに隠して裏でこっそりやってたのはアカン。

戦闘テキストでダメージや回復が出るから、テキストに出ないHP変動は無いって信じないとゲームにならないでしょう？そういうプレイヤーとゲームの間の信頼を破壊していたのが、この隠蔽した自動回復なの。

このお陰でね、以降のDQボスは裏でこそこそ何かやってるかもって疑いの目でずっと見ることになったんですよ？信頼を破壊するっていうのはそういうことになるんです。強制敗北戦闘ならともかく普通のボス戦で無敵化ですからね。

やるならロマサガ1のサルーインみたいに上手にやってください。
下手くそな事やってるから序盤ボスのカンダタが無敵になったりHPが960とかいう馬鹿みたいな異常値になって子供たちを戸惑わせるんですよ。もしやるならちゃんと表で回復のテキストを表示してください。

よくFC版シドーのベホマが凶悪だって言われますけど、あれはちゃんと表のテキストで「いま回復しましたよ」ってプレイヤーに提示してあるからゲームとしてフェアなんですよ。3から登場したこの隠蔽自動回復は完全なるアンフェアだし、シドーのベホマよりこっちのほうが別次元で悪質だとおもう。

例えばホイミスライム相手に叩いても叩いても回復されるとするでしょ。
でもちゃんと回復してる事がプレイヤーに提示されてるから「ああ、このままじゃ勝てないな」って作戦を変えられるし敗因も分かるでしょ？間違ってもホイミスライムは無敵だとかHPが960なんて認識にはならないんです。

でも隠蔽した自動回復はプレイヤーが「分からない」んですよ。
延々叩くことが無意味になっているってことが。その徒労が。
周りの友人は「なんか知んないけどDQ3はソロだとボスが無敵になるね」って認識で、バリア張ってるのか回復してるのか確かめようがなかったですもん。

まぁ、この邪悪なクソシステムはたった今、完膚亡きまでに叩き壊してやったから良しとしよう。思い知ったかこんにゃろ！

ふぅ…
スッキリした。
昔倒せなかった闇ゾーマを完璧に攻略した後でドラクエ製作者に上から説教。
最高に気分が良い。わはは！

え？
勇者ソロでクリアしようと思う子供なんてそういないだろうし自分から縛りプレイしといて戦闘バランスを批判するのは筋違いだろって？

ま……まあそういわれるとそうなんだけどまいったなこりゃあ。

いちおう自動回復を擁護すると、2でシドーのベホマが世間で相当叩かれてて、でも容量の関係で3の敵HPは1023までが限界だから、見掛け上のHPを増やす為に自動回復させて処理を隠すしかなかったっていう事情があったんです。

隠してた理由はシドーのベホマ批判が相当堪えてたんだろうなぁと思う。
もし隠さなかったらこれはこれで卑怯すぎるって批判を生んでたでしょうし。
だから同情の余地はいっぱいあるんです。大人には色々事情があるんですよ。

今回は記事を面白おかしくする為にわざとプロレスしてクソ自動回復だのクソボスだの煽ってましたけど、まぁ実際はそこまで許せんと怒ってるわけじゃないです。単にクリアしてみせるだけじゃつまんないかなぁ～って…

なお、今回の攻略はなつゲー研究所様からの情報を参考にさせていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
このデータが無ければ種増殖なしという制限でクリアできなかったでしょう。

というわけで。
長くなりましたがこれにてDQ3攻略は終了となります。
ここまで見てくださってありがとうございました。



3/27までの拍手お返事です。
■見えないホイミスライム欲しい

■じゃあおんなしょうにんはゆるしてやる…

■暴力装置来たか…

■主人公は4が一番イケメン

■見たかホリィ！
これが大人の力だぁ～！！

■なにゆえじどうかいふくでもがきいきるのか

■すっぽんぽんポイントって何やねん
おまえもぽんぽんしてやろうか…

■処理を隠してたのはアカンかった…けど隠さなかったらボスはみんなターン毎に回復するのを見るわけで、それはそれで批判の対象にはなっただろうなぁと思うと責めるに責められない部分もあったり

■いや～あと2個がまた長いからもういっかなぁって…
100回狩っても1個出るか分かんないし大王ガマしか出ないエンカも邪魔だし…

■個人的にスマウグラインっていうのを引いてて、ロマ3のスマウグよりマゾくしてはいけないみたいな基準があるんですよ

■長い間ありがとうございました。
……なんか探検隊が終わりそうな発言だな！