人間関係
2011/08/30
とある高名なデザイナーの講習会。
いつかデザイナーになりたいと夢見る人たちが集まった中で彼の第一声は次のようなものでした。
「キミたちは生まれた時代が悪かった。この業界は早い者勝ちだ。あらゆるものは先人に取られ、もう何も残っていない」
重たいです。
さあこれからデザインの勉強をしようと意気込む人たちの前で言うセリフじゃないような気もするんですが、逆をいえば奇麗事で片付けられるほど甘い世界じゃないという現実も嫌というほど実感させられます。
「もともと創作にオリジナルなんて存在しない。既存のものをどう組み合わせていくかが重要なんじゃないんですか?」
みたいな意見もあったようですが、彼はこう反論します。
「先にやった者がどれほど有利か。後を追いかける人間はそのハンデがどれほど大きいかまず理解する必要がある」
一言でデザイナーといってもいろいろあるわけで、この先生がどういうデザイン業界なのかってのは知らないんですけど、独創性をかなり要求されるようです。
実力主義という言葉があります。
でも、実力があるからといって、必ずしも大成するとは限りません。それはどの世界でもたいだいそうだと思います。
入りたい業界に強いコネクションを持つ人間に弟子入りして人脈を広げ、そこから少しずつ自分の仕事をもらって積み重ねていく。もちろんいきなりコネを持つなんて身内知人でもない限りはムリなので、そこに至るまでも多くの時間が必要。
推測ではあるんですけど、例のデザイナー講習会というのはたぶん、この場で業界に近しい人間と交流し人脈を広げるという意味合いが強かったのかなぁと思います。スキルも大事だけど、それ以上に大事なのは人間関係ですよ、みたいな。
伝聞なので実際どうなのかってのは分からないですけど。
会社に縛られるのが嫌で独立した。
けれど独立した後のほうが人間関係に縛られる思いをした。
そういう話もよく聞きます。
社長になれば好き勝手できる。そう思ったけどいざ社長になると会社間での人間関係に追われる毎日。派閥の規模も平社員時代とは比較にならないほど大きくなってもはや個人の意見がどうなるレベルではない。みたいな。
仕事で人間関係に追われて疲れる思いをする。
ならばせめてプライベートでは好きにゆったりしたい。
そう思って同人始めたらこっちでも人間関係が付きまとってなんだかいろいろ疲れてしまって猫とたわむれながら「お前は気楽でいいな〜」と愚痴ってしまう。そういう人がひょっとしたらいるのかもしれません。いや妄想ですけど。
まあでもアレですね。
プライベートくらいはまったりしたいですよね。
趣味で嫌な思いをするって、それ趣味の意味あるのかなって。
そういうことを思ったりしました。
8/27までの拍手お返事です。
■主人公のセリフを要所に挟むのはやろうと思ってます。
仲間を増やしすぎたのがちょっとキツかったかなぁ。
■妙な価値観の世界を表現するのに会話は避けて通れないので
なかなか厳しいところです。極限までテキストをシェイプアップしようとは思ってます。
■よく作ったよな〜と感心するばかりですね。サガ系は。
特にミンサガはNPC含めてフルボイスってのが驚愕です。
今の時代でもそこまでやれてるRPGってあんまりない。
■セリフパターンだけ見てもあんまり面白くないかも…
■そうですね。
もうそこらへんを糧にがんばるしかない!
■ドット絵は全部EDGEですな。フリーのやつ。
ドット絵にフォトショ使ってる人多いんですけど、なぜかえぬはEDGEが一番しっくりくるのです。
■いいアイディアですね〜できればそれも入れたい。
セリフ入れるタイミングをどうするかいろいろ練ってみます。
ありがとです。
■ある程度は絞らないとゲームが完成しそうにないですね。
キャラによるゲームの変化はどうだろう…個人的にはあんまり周回ゲーっていうイメージ持たせたくないんですよ。聞いただけで疲れる人も多いだろうからあんまり前面に出さないようにしようかなと。
■HUHAHAHA!
そう、それは運命の出会い。運命の神様のいたずら。
■そこらへんテイルズとか上手くやってますよね。
まだ一作もやったことないからお手本としてヴェスペリアくらいはクリアしとかないとな〜って思ってます。
■仲間がちょこっとしゃべるだけで何か嬉しかったですね。
サガフロの場合だとメインシナリオ自体が7人分あるからなんか次元が違いますけど、ああいうRPGはもうコンシューマじゃムリかもなぁって思います。
■いちおう基礎パラメータ以外は全部引き継ぎっていう形を
考えてます。まだ本格的なバランス調整までいってないからなんともいえないですけど。
■今回は選択肢あんまり無いかもです。攻略ルート自体が
フリーだから別にいいかなぁって。
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