嫌いは好きより印象に残る
2017/05/08
ここんとこずっと○○が嫌いってネタばかりでしたね。
そろそろやめとかないとルフィっぽい人から「何が好きかで自分を語れよ!」って怒られそうなので自粛しようと思ったのですが。
ふと気付いた。
これをネタにすればいいじゃんと。
そんなわけで今日のお題は「嫌いは好きより印象に残る」です。
あくまで創作上のお話なので、リアルと混同しないようにご注意ください。
創作においてキャラを造形する時、好きなものを設定するのは王道です。
好みの設定はキャラの個性を引き立てます。
例えばルパン3世の主人公ルパンは美女が大好きなので、それが原因でよくピンチに陥ったりします。完全無欠で弱点のないキャラよりも、こういう弱点のあるキャラのほうが人間味があって感情移入しやすかったりします。
でもですね。
キャラの好きなものって、思ったよりも印象に残らない気がするんですよ。
さっきルパンが美女好きと書いてるのを見てピンとこない人もいたかもしれません。峰不二子にデレデレしてる印象が強くて美女全般にデレデレしてるイメージがあんまりないというか、あっても印象に残らない。
ちなみにルパンの好きなものがエビフライだったという回があったらしいんですけど全然知りませんでしたし何かすごくどうでもいい。そのくらいあんま印象に残らないもんなんですよキャラの好きなものなんて。
それこそしつこく好きな物を愛でるシーンを挿入するとか、我慢強く読者に見せ続けないと印象に残らない。そんな気がするんです。
それに比べて「嫌いなもの」
こっちは好きなものに比べて印象に残りやすい気がします。
理屈とかはないです、ただの自分の印象ですね。
嫌いは好きより印象に残る。
言い方を変えれば、嫌いは好きより本音が見える。
好きなものよりも嫌いなものを聞いたほうが、その人の深い部分を知れる。
そんな気がするんですよ。
本音が見えるというか、人生が見えるというか。
例えば「車が好き」って聞くと、ああ車が好きなのねで終わるんですけど。
「車が嫌い」って聞くと、なぜか自分の中で勝手にドラマが作られる。過去に車でどんな嫌な目にあったんだろうかっていろいろ想像しちゃう。
要するにですね。
好きなものより嫌いなもののほうが話を作りやすいんですよ。
例えば。
おばあちゃんを題材にしたお話を作れ、と言われた時。
個人的に。
おばあちゃん大好きっていう話は印象に残らない。
おばあちゃんのことは嫌いだったっていう話の方が印象に残る。その人の気持ちがよく伝わってくる。
これはもう理屈じゃなくて個人的な趣向になっちゃうかもしれませんけども。
こういう傾向が、ネットでネガティブパワーが拡散しやすい原因のひとつになってるのかどうかは分かりませんが、少なくとも対立構造を作ることで注目を集めたり炎上商法がなくならなかったりする要因かもしれませんね。
「何が嫌いかより 何が好きかで自分を語れよ!」
おっしゃる通りです。
百の罵声をあびせるよりも好きなもん一つ胸張って言える方がずっとカッコいいです。
でも私は、どうしても嫌いなものに人の本音を見てしまうのです。
犬嫌いの猫好き派と猫嫌いの犬好き派が、お互い貶し合ってたとして。
喧嘩しないでお互い犬と猫の良い部分を教え合えばいいじゃないかって言われても、たぶんお互いの良い部分なんて知りたくもないでしょう。
大切なのは、どうして犬が嫌いなのか、猫が嫌いな理由は何かをお互いが知って距離を置くことじゃないかなと。嫌いなものを知ることはお互いを理解する第一歩なのかもしれません。
有名な話があります。
好きなものが一致しているカップルよりも、嫌いなものが一致しているカップルのほうが長続きするそうです。例え好きなものが一致していても、相手が自分の嫌いなことをすれば不快になります。しかし嫌いなものが一致している場合、お互い不快な気持ちになる機会が少なくなるのです。
そんなわけで。
キャラクターを作る場合、好きなものはテキトーにしますが、嫌いなものはかなり慎重になりますね。
5/7までの拍手お返事です。
■全ての恋愛が、見てて気持ちの良いものとは限らないというか
■ぶっちゃけ子どもに与えたら駄目って知りませんでしたこわい…
■そいつを聞くのは野暮ってもんだぜ
■そこすごく難しい気もするんですよ。子ども生まれた後もいつまでも恋愛恋愛言ってる旦那(女房)マジでガキ過ぎるって人もいますからね
■でも最近あんまリア充って単語聞かない気がする
■らき☆すた見てないから何のこっちゃ分からんのですけど、男が出てこないだけの作品を百合と呼んでいいのかどうか分からんから百合作品紹介とかとてもできそうにない自分はヘタレ
■キングダムハーツやったことないから分からん
■確か盗賊の罠は20回に1回識別に失敗するから、もしその失敗がテレポーターでさらに転移先が壁の中だったら…と考えると判別100%の魔法で罠解除したくなるけど、とてもじゃないけどMP持たないという
■ホーキング博士「AIは人類を滅ぼす危険なものだ!」
■映画は分かるんですよ
デートでカップルをロマンチックな気持ちにさせる目的もあるというか、恋愛要素がないと客が入らない
■藍より青しは見てないので分かんないんですけどっていうか見てない作品の話ばかり振られて毎回この返ししかしてない気も
■なんでそんな飲み過ぎた次の日の胃薬みたいになってんの!?
■逃げっていうか乱交したいだけでしょたぶんオスの本能なんですよ
■土葬文化と火葬文化の違いか…
■昔はそんな選り好みする余地すら無かったのです
百合飽食の時代になったんだなぁって思いました
■あー分かります。自分もセ○スはぶっちゃけそんなに好きじゃなかった…
■最近は無機物を通り越して物理法則のカップリングがあるとかないとか
マクスウェルxエントロピー最高だよねエンxマクは邪道、みたいな
■人を殺したこともない奴が人殺しの漫画を描くのはリアルじゃないという犯罪教唆的な暴論
■どんな大冒険になるんだろうワクワク的なお話がオタサーの姫的なドロドロ話まで堕ちると悲しいというか
■脇道だと思ってたものがいつのまにか大通りのメインストリート化しちゃってもよろしいと申すか
■ほんとね。FF5がバッツを取り合うハーレムシナリオじゃなくて本当に心からありがとうございます野村さん一生ついていきますって感じでした
■現実と空想をごっちゃにしてはいけませんぞ
■まあ好みの問題ではあります
肉欲からの恋愛を見たかったらエロ漫画でいいかなぁと
自分も次回作は肉欲強いのやろうと思ってますし
■まさか空中感染する媚薬か!?
■なかなか時間が取れないからたぶん読めないかなあ…
お気持ちは嬉しかったです
■あやしい…
■そうそう。一途にがんばってる姿とか見るとついつい感情移入して応援したくなっちゃうんですよ
■完全催眠恋愛「一体いつから私に惚れていないと錯覚していた」
■ターン数よりも内容ですかねぇ
いくら30分とか時間かけても危機感ぜんぜん無い戦闘じゃダレるだけですし
FFのオーディン戦みたいに5ターン以内に削れないと即死とかスリルあった
■解りますじゃねぇ!
■恋愛シミュレーションを名乗ってるだけはある
■雑誌によって編集がどこまで絡むか差が大きいらしい
■船取ったら何も関係ないビンゴゲーム
■やっぱりもうちょっとついていこうかなぁ~って…が尊い
■ジルオールは名作だったなぁ…
作り直す度に性別限定ENDばっか増えてったけど
■うしおととら見てないけどそんな話なん?
■むしろ薄い本の人は余計な描写が無いほうが喜んでそう
■じつは見てないめぞん一刻
今日は見てないばっか言ってるきがするなぁ
■サガ系のあっさりラスダン大好きですねぇ。盛り上がった気持ちが冷めることなく一気にラストバトルまで駆け抜けられて
■メインのシナリオにうまく恋愛を絡ませるのが難しいんですよね
■なんかきちゃないな!
■あと靴下がやぶけた
■またググってもよく分からんネタを…
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しかし人間には嫉妬回路があるから良くも悪くも過剰反応しがち