吸血鬼モノ
2014/06/12
さて、それでは前回の内容を煮詰めていきましょう。
ゲームでしか表現できない百合を作るというお話でした。
実はずっと前にチョロっと触れてた、吸血少女の別バージョンが元ネタです。
また吸血鬼モノをやるのもアレですが、せっかくなのでこれで行きます!
舞台は中世ヨーロッパ風のとある街。
主人公は吸血鬼の少女マリア。
マリアは人間から生まれた吸血鬼で、赤子の頃からヴァンパイアキラーに命を狙われていました。マリアは生き延びるため、大切なおじい様、おばあ様の血を吸いました。その血の力で身を守りました。おじい様とおばあ様はしばらくして亡くなりました。
それでもヴァンパイアキラーは次々とマリアを殺しにやってきます。
だからマリアは大好きなお父様とお母様の血を吸いました。二人はしばらくして亡くなりました。
マリアの家族は、姉のマルファただ一人になってしまいました。
それでもヴァンパイアキラーは次々とマリアを殺しにやってきます。
マリアは、愛する姉の血だけはどうしても吸えませんでした。
同情したヴァンパイアキラーの老紳士が、マリアを助けて姉のマルファと共に彼の屋敷へ匿ってくれました。
老紳士には孫娘が一人いました。マリアと同じ年頃で、名前はノエル。
ノエルの家族は、老紳士を除いて皆が吸血鬼に血を吸われて死んでいました。
マルファとノエルは、マリアが吸血鬼であることを知っていましたが、マリアを大切にしていました。
ここからゲームが始まります。
マリアが愛している家族はマルファ、ノエル、老紳士の三人。
ゲームの目的はマリアが生き残ることです。
マルファ、ノエル、老紳士への愛は深いので、この三人の血を吸えば最後まで生き残る可能性は高くなります。もちろん吸ったら死にます。
三人を死なせたくなかったら、街へ出て見ず知らずの人間の血を吸わなければいけません。しかし知らない人間なので愛は浅く、得られる力は微々たるものです。もちろん吸われた人間は死にます。
それが嫌なら、ひたすら隠れるという方法もあります。
この街にはマリアの他に高名な吸血鬼たち5人が居を構えています。
ルイ、オルロック、エリザベート、カーミラ、ヴラド。
ヴァンパイアキラーをこの5人にけしかけることができれば、マリアの生存率は高まるでしょう。
吸血鬼同士が協力することはありません。なぜなら、彼らの力は愛する者を犠牲にして得られたものだからです。他者の為に使う余裕などありません。
それはマリアも同じなのです。
愛する者を殺すか、社会を闇に落とすか、同属仲間を売るか。
どれを選択してもマリアに救いはありません。
ジャンルは何でしょう、やっぱRPGかな?
パラメータは、「魔力」ひとつだけ。これがHPとMPと攻撃力を全部兼ねる感じです。一度でも減ってしまったら、血を吸わないと回復しません。
魔力が0になったらゲームオーバー。戦闘はセミオートバトルを予定。
基本は吸血少女と同じく1日の行動を決めて日時が進んでいく感じ。
行動は、街へ出たり家族とお話ししたり血を吸ったり。
街へ出る場合、移動先をマップから選択できるようにします。
街には行きずりの人間の血を吸うほかにも、怪しいマジックアイテムショップがあって、魔力と引き換えに有用なアイテムが買えたりします。もちろんこの魔力は血が元なので、どこからか吸ってこないと買えません。
街へ出ると、ヴァンパイアキラーのサーチに引っかかる可能性があります。
このゲームに登場するヴァンパイアキラーにザコはいません。デトレフ、ヴォルデンベルグ、ベルモンド、ダレン、ヘルシング、メシア(聖人)の6名は全員が世界的に有名な百戦錬磨の吸血鬼ハンター。1戦1戦が命がけなのです。
ですが、襲撃を恐れて屋敷へ篭っていてもヴァンパイアキラーが屋敷を見つけるかもしれませんし、積極的に外へ出て他の吸血鬼にヴァンパイアキラーを押し付けたり血の補給をすることは必要不可欠でしょう。
そうやって全部で6人のヴァンパイアキラーを殺すことができたらゲームクリアとなります。マリアが生き残るのに、いったいどれだけの不幸を撒き散らしたのかというのがエンディングで判明します。
と、ここまでが大体の形かな。
堂々と百合ゲーを名乗るつもりなので、マリアの吸血対象は女の子メインとなります。老紳士が一人いるけど、この人は執事役でゲームのチュートリアルやナビゲーションをする人だから、まぁ空気みたいな存在です。女の子を殺したくない場合にこの人の血を利用するみたいな感じですかね。
で、マルファとノエルへの吸血はエロい感じでがんばります。
1回吸うだけで死ぬんですけど、死ぬのは体だけなんですよ。要するにゾンビ化しちゃうというか。だから血は何度も吸えます。吸うごとにどんどん乱れた関係になっていきます。ただし体はどんどん朽ちていくので、巻かれる包帯や香水の量は日に日に増えていきます。意識はハッキリしているので喋ることはできますが、時間が経つと歯が抜けて喋れなくなって筆談になります。そして筆を握ることもできなくなって、最後は腐った肉の塊になります。
え? そんなんなるなら血を吸うプレイヤーなんて誰もいないだろって?
…うん、そうなんですよね。
こんなんで吸えって言われてもね。
まぁでもヴァンパイアキラーの強さがハンパないから、吸わないとクリアが困難な感じというか、たぶん一人目の敵にすら殺されそうな感じなので、吸ってください。なるべくエロい絵を用意できるようがんばりますから。
んで、ここからが本題。
素の状態でも深い絆で繋がっている彼女たちですが、ゲーム中でコミュニケーションを取っていると、さらに親密になっていきます。
親密になるほど、血を吸った時に得られる魔力が莫大な量になります。
好きで好きでたまらないくらい最高の愛を持ちえたら、その血一滴だけで全てのヴァンパイアキラーを殺せるかもしれません。当然ですが、最愛の者の死を代価にするので、マリアはとてつもない悲しみに襲われます。
行きずりの女の子への吸血は…どうでしょうね。
犠牲者の数が増えると、街に出る人間が少なくなっていく感じでバランスさせます。街人は情報も落とすので、襲いすぎると他の吸血鬼を見つけることが困難になっていくくらいのデメリットは用意しとこう。
え? 胸糞悪そうなゲームだって?
…うん、このままだとマズいね。
まだ構想の段階だから、もっと練りこむ必要がありそう。
6/11までの拍手お返事です。
■すんごい百合を連呼してた日記だったなぁ…最近ちょっとやばい。
■マジっすかwあのシステムを市販ゲーでやったらアカンw
誰か止める人が社内におらんかったんかいw
■なんで外国人みたいなセリフなのw
■このメガネっ子マニアさんめ!
■ほう、女の子固定のMMORPG。でも固定しなくても大抵のMMORPGって女の子キャラを選択するプレイヤーが大半ってイメージだったり。
■ちょっと暴走しすぎた。青い花がいけないんだ。
■いやいやいや、さすがにツール変えてゼロから再出発はアカンですw
■好き嫌いが激しくなっちゃったってことかな?
■ぷよチューのラフィーナ調べてみたけど、あれだったらダイジョブかな。
帽子取りで帽子を消す方法は、被ってる相手にチューですね。はい。
■マップ数上限999がこれほど致命的だったとは…何とかならないかな…
■百合レイプがルールになってるのも問題あるかな…
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百合イイイイイィィィィィーーーーッッッ!!!!!!