次は何を作るか、という前に押さえておきたいRPGがあります。
下のリンクにある「The Linear RPG」は5分もあればクリアできるブラウザゲームなのですが、これをクリアした後だと今日のネタはより面白く感じるかもしれません。前知識なしでこのゲームをやると、より楽しめるかもしれません。
The Linear RPG
いかがでしたでしょうか?
ぶっちゃけた話、ちょっと熱中しました。The Linear RPG。
最初は何ができるか、どういうゲームかすら分からなかったので手探りで何度も倒れてましたが、だんだんとゲームの仕組みが分かって休憩ポイント往復でレベルアップすることを発見して、次のポイントまで長い道だったら念入りに成長させていく。面倒な要素は何もなくて快適です。
そこまでは良かったんです。
何が驚愕だったかって、道が無くなった時ですよ。
あれ?道がないぞ?この先は?
あまりにも突き放された感がすごくて、思わずスタートまで逆戻りしました。
んでゴールまで戻ってくるんですけど、当然ながら道はそこで終わりです。
RPGの要素を極限までシェイプアップしたのがThe Linear RPGだそうです。
操作は左右キーのみ。左右キーを押すと道を進みながら経験値が貯まりつつHPが減り、背景テキストが流れて物語の先が読めるようになります。HPは途中にある休憩ポイントで全快します。進むにつれてHPの減り方が大きくなるので休憩ポイントを往復しながらレベル上げをします。
省略できる要素をとことん省略したRPGなんですけど、ゴールに着いた時の何ともいえない虚無感といいますか、突き放された感じといいますか、いろいろと考えさせられるゲームでした。
これは1本道RPGの問題点みたいな単純なものではないと思うんですよ。
オープンワールドRPGなら線がなくなって平面に休憩ポイントがあるだけになりますし、ハクスラ系ならスタートとゴールが繋がって永遠に終わらないみたいなものになるだけだと思うんです。ローグライクなら遊ぶたびに道の形が変わる感じでしょうか。
悪い言い方をすれば、突き詰めると単純なロジックに気付かれてしまう1人用コンピュータゲームを、いかに装飾して誤魔化すかというのがRPGの本質なんじゃないかとすら思いました。
自分は今まで、この装飾部分だけを見てRPGを作っていたように思います。
飾っているもの全てを削ぎ落とし、骨組みだけになったRPGを見て、改めて次に作りたいRPGを模索していきたいと思います。
5/14までの拍手お返事です。
■そういや百合要素のないゲームを公開したことないな…
どうしてこうなった。
■主人公の行く末は統一前も同じだったんで、END後じゃないとどの主人公でも分かんないままだったかも。
■ペラペラ
■先人が思いついたけどあえてやらなかった系かも…
■次回作は死ぬまで完成しないRPGになりそう…
もうそろそろ完成しないゲームを作ってもいい気がしてきた。
■Vita欲しいですね。PSPのアーカイブが遊べるならソフト不足なんてこともないし。寝ながらサガフロとか聖剣LOMが遊べるなんて最高すぎる。
■頭からヘッドロココ。
■ヨウコさん…
■3DダンジョンRPGは携帯ゲーム機が合ってそうだしVitaで出ないかな~
■プレイありがとです。
ジャニスは最初すっごいヘタレだったんですけど、作りこむにつれて男前になっていきましたねぇ。
■シームレス戦闘の先駆けはやっぱワルキューレの冒険かな?
■ふーむ。処理的には全部のクエスト消化したらポリィもジュリエッタもカフェに居座るようにしてるんですけどね…なんでだろ。
■消されるぞ!
■ホゲホゲイヤンのとこくらいしか思い出せん。
■Wizはどうしても末弥純デザインが印象強くて、それだとエルミのほうが近そうなんですよね。
中未来SFか遠未来SFでしょうね。
『人類が宇宙に進出し始めた頃、原因不明の出生性別の偏りが発生。
ありとあらゆる方法を試みたものの食い止められず、女性二人の卵子から受精卵を作製する技術が実用化されるに至った。
それから数百年の間に男性は絶滅し、女性だけの世界となってから、数百年経った、現在。
なんとかかんとか』
本気8割ですw