リドル・ストーリー
2020/04/20
結末を示さず、読者の想像に委ねる物語形式。
最も有名な作品として「女か虎か?」がありますね。
似た様な形式にオープンエンドってのがあるんですけど、あっちは結末を示さないんじゃなくて結末が可変って意味合いが強いから微妙に違うかも。
さて。
「リドル・ストーリー」と「ブン投げ」の違いは何でしょうか。
優れた作品はリドル・ストーリーとして讃えられ、劣った作品は結末ブン投げやがったと叩かれる。それだけだと言われたらそうなんですけども。
要するに「結末ブン投げ」の褒め言葉って話ですね。
「ありきたり」の褒め言葉が「王道」ってのと似てるっちゃ似てる。
面白い物語の構成が定番だった場合は「王道」と褒められ、つまらない物語の構成が定番だった場合は「ありきたり」と批判される。構成は同じなのに。
だから重要なのは創作技法や物語形式じゃなくて中身だってのは分かる。
結末を示さない構成だから良いのではなく、優れた作品がたまたまそういう構成だったと考えた方がいいかもしんない。
とはいえ。
王道と違ってリドル・ストーリーは作品の内容によって合う合わないっていうのがあると思うんですよね。
リドル・ストーリーが合うのは短編ってイメージがある。
逆に長編と相性が悪いというか。
だってですよ。
20巻も30巻も続いてて何年も追ってた作品の最後が結末を示さず想像に委ねるENDだったらどう思うかって話ですよ。どんなに面白い作品であっても「ここまで追ってきたのにそりゃないよ!」って気持ちになるじゃないですか。
短い時間でサクッと読める短編だからこそ許されるというか。
有名な「女か虎か?」も短編ですしね。
それとメディアによっても相性があると思う。
例えば漫画でこれをやったらめっちゃ打ち切り臭がしてイメージ悪い。
市販RPGだと「完全版商法か?」とか言われそう。
ツクールでやろうもんなら「途中で作るのに飽きたか」とか思われちゃう可能性めっちゃ高そう。
だから個人的にリドル・ストーリーは短編小説向けかなぁって思うの。
さて、じつは今日のネタも没にした日記シリーズです。
これでほぼ没ネタは表に出せたかなぁ。
4/19までの拍手お返事です。
■リバーサルアタック!3000てん
■「いろいろ大変だから協力してね」みたいなノリで強引に仲間になる感じにしました
■リプレイ見てもらえるとすっごい嬉しいですね!ありがとね!
めっちゃモチベあがるぜ!
■闇鍋かい!
■いわゆる「のじゃロリ」でありBBAロリであり子供かBBAかはっきりしろ
■良い不良というのは「YAKUZAだけど良い人」的な矛盾感ある
■ソッチに覚醒するんかい!
■皆のレベルが上がってきてスキルカードも揃ってきたからけっこうスキル合戦の様相を呈してきましたね!
■い、いや!でも火よりは人気あるから!火よりはマシだから!
■プレイありがとです。こちらこそ遊んでくれたことに感謝!
■勝負して負けたらメスにされる生き物とか神様は何考えてんでしょうね
■半妖ENDかな。妖魔はエロそうだけど後味悪いし人間は虚無感MAXだし
■ダッシュで逃げるラヴィは一度やってみたかった
■ヨウコさん女の子だから!
■じつは日記でかたくなにコロナネタを避けてる
だってみんなウンザリしてるわけで、せっかく探検隊を覗いてもコロナコロナ書かれてたら気が滅入るだろうなぁって
以下、他編エンディングやヨウコ編のネタバレがあります
■ジャニス編はプレ公開の時から人気がありましたね
アンケとかは取ってないけどたぶん一番人気があるかも
自分喰い戦は作るのにめっちゃ苦労したからその甲斐があったなぁ
■そこらへんの処理どうしようかなぁって迷いましたね
結局「強制勝利というわけじゃない」って自分に言い聞かせて今の形に
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最初ナタリー攻めでラヴィ受けからの攻守逆転派です