児童書とRPG
2007/06/18
仕事柄、本の分類をするとき「一般」「児童書」の振り分け方は簡単な漢字にルビが振ってあるかどうかで決めたりします。
「児童書」とはアレですね、子供が読む本。
「ハリーポッター」とか「ダレンシャン」とか。
「ゲド戦記」「ドラゴンランス」「デルトラクエスト」あたり。
児童書ファンタジーって言ったら何だかアレですが、今日はこの辺をネタにしようかと思います。
私が子供の頃の児童書ファンタジーといったら、「はてしない物語」あたりが有名どころでしたね。
その中で、自分に大きな影響を与えた本が今日のネタ。
↓「二分間の冒険」(1985年 岡田淳・著)
内容を簡単にいうと、学校から異世界に飛ばされた男の子が誰にも抜けない「竜を倒す剣」を抜き、異世界から元の世界に戻るために黒猫を探すお話です。
どうでしょうか、RPGアールピージーしてますね。導入部分は主人公が選ばれし者として活躍する大冒険ファンタジーっぽく見えるんですが、話が全く逆の方向へ進むのが衝撃的です。
子供の読み物とバカにできません。
人と人との心理戦とか、かけひきとか、さぐりあいとか。
登場人物の名前にまで伏線張りまくったり。
あえていおう、生ナマしくてドロドロであると!
さりげなく社会風刺っぽい部分もあったりして、お話に出てくる大人がエンデの「モモ」っぽかったりします。でも出たのはモモよりこっちのが先っぽいっすね。
モモも二分間の冒険も、時間をテーマにしているのが個人的好みです。ミステリも時差トリックとかけっこう好きです。
でも一番好きなのは密室トリックです。
話ズレてきた…
この本に影響を受けた単純な私は、エンデの「はてしない物語」
と混ぜたような世界のお話を作りました。
それがマジェのマルクくんの話。
6月17日の拍手コメントです。
■空気悪くしちゃってゴメンネ。
ぶっちゃけると広告デザインのお仕事でごはん食べさせてもらってた頃もあって、自分の創作物が盗作だと言われるのはシャレになってなかったってだけの話だったんスよ。
バトラー含めた自作ゲーのオリジナル部分は、完全に趣味の範囲でしか使ってないし、畑も全然違うし、えぬの名前で仕事してたワケじゃないから問題ないっちゃないんだけど。
例えば○○道場、生徒募集みたいなので 悟空のイラストとか載ってたら苦笑いする程度で終わるけど、それがコミックの切り抜きだったりトレースだったり改変だったりだと、いろんな問題が出てくるでしょ。
この作品はヘタ、デキが悪い、まんま○○っていうのは全然おk。
でもこの作品は○○からデータ持ってきただけ、○○の改変とかいうのは、まったく次元が違うのヨ。著作権に関係してくるんで。
「あいつはアホ」と「あいつは犯罪者」、この違いっすかね。
■ネット歴浅いのバレバレっすな。
いちいち細かいコト気にしてたらキリがないというのは今回の件でよく分かったッス。
■うおおうそんなコトないっすよ!!1!
むしろ首を長くしすぎてお待ちいたしております。
元絵がなくてドット絵から想像して描かなきゃいけない仕様は早く何とかしないとナ…
< 落書きでも
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キタ!!1! >
最後の方なにいってるかよくわかんないですけど、ツクツクは自分が楽しめればOKだと思う。これからも期待してます!