RPGに求めているもの
2025/02/10
さて、戦闘に収束しないRPGの話をしていく前に、大事なことをひとつ。
「自由度が高ければ面白いなどというナイーヴな考え方は捨てろ」
自由度はあくまで面白さのパーツのひとつであって、それに囚われてしまっては面白さの本質を見誤ってしまうでしょう。
戦闘に収束しないなら、例えば金の力で解決できるシステムを盛る。
お金以外に政治や人脈や技術力やその他もろもろの方向性で物事が解決できるようにする。
果たしてそれが面白いのか?という話です。
「戦闘以外にもいろんな遊び方があります」
「町人も殺せるし善人にも悪人にもなれます。何をするも自由です」
これだけで面白くなるわけがないんですよ。
なぜなら面白さの本質はそこに無いから。
そもそも戦闘に収束しないRPGを求めている理由は、単に今までの戦闘一辺倒に飽きただけという、しょうもない理由ですからね。これを芯にして何か作った所で中身は空っぽだと思う。
じゃあ、何を芯にして考えていくのか。
いったい自分はRPGに何を求めているのか。
実はよく分かっていないんです。
何が遊びたいのかは具体的に出てこないんだけどな~んか自分の求めてるこれといったRPGが無いなぁ…という、めちゃくちゃ面倒くさい状態なんですね。
なので、基本に立ち返りましょう。
そもそも自分はRPGを何だと定義しているのか?
あくまで自分の中の話ですけど、経験値があってレベルアップで成長する要素があったらだいたいRPGっぽいなと認識する。だからゼルダの伝説はアクションアドベンチャーだけどリンクの冒険はRPGなんです。
そもそもなぜ自分は、経験値とレベルのあるゲームをRPGだと感じるのか?
RPGと認識させるこのシステムの正体とはいったい何なのか?
たぶん、その正体こそがロールプレイなんだとおもう。
経験値を貯めてレベルアップする仕組みのどこがロールプレイなの?と思われるかもしれませんが、この仕組みに則ってゲーム内のキャラを成長させると、まるで自分がゲーム内にいて成長してるようにも感じる。
ロールプレイとは、一言でいうなら「役割を演じること」
これをシステマチックにしたのが経験値貯めてレベルアップという話ですね。
ではなぜ、役割を演じることが楽しいと感じるのか?
それは没入感かな…とおもう。
コツコツと積み重ねて成果を得る楽しさならシミュレーションゲームも同じですけど、RPGはやっぱりシミュゲーよりも一段上の没入感があるというか。
であるならば。
自分がRPGに求めているものは「役割を演じること」が根底にある。
それを芯にしていろいろ考えて出てきた案が
「何にでもなれるRPG」です。
乞食から大国の王まで、あるいはアサシンギルドに拾われた絶世の美人暗殺者から町中をうろうろしてるオバチャンまで、あるいは人間を滅ぼす魔王や魔王を倒す勇者まで、ゲーム内住人を皆プレイヤーキャラにできるRPGなんです。
え?
魔王と勇者どっちも動かせるならそれはただのマッチポンプじゃねえかって?
だから戦闘に収束しないって最初にゆったじゃないですか。
システム側が「これに勝ってください」と要求するゲームじゃないんですよ。
プレイヤーの好きな方を勝たしゃいいし戦わずに仲良くさせてもいいの。
それじゃゲームにならないだろって?
確かにRPGから逸脱してそうですが、でもシミュレーションじゃないんです。まぁ詳しい話をすると長くなるので詳細は次の機会ってことで。
DQ3で「勇者はあなたです」と言われて、いまいちピンとこなかった。
だって自分が没入しているのは、その視点は、勇者だけじゃないから。
仲間の戦士も僧侶も魔法使いもみんな自分の分身で見てる。
だから勇者だけが自分と言われても違和感しかなかったんです。
何にでもなれるのがロールプレイの楽しさなんですよ。
「あっ、このキャラ動かしたい」となった時、新たなRPGが始まるんです。
ってことで次回は「何にでもなれるRPG」の話をします。
2/9までの拍手お返事です。
■事務スナイパーカスタム
■そこまでは言わないですけど、ランダムだから毎回新鮮な気持ちでプレイできるかといったらぶっちゃけそこまででもないかなぁって
■AI技術は飛躍的に進化しましたけど、ゲーム内でリアルタイムに処理するのはまだまだ先になりそうですね
■ゲームがつまらなくなる瞬間は「義務」が発生した時なんですよ
そしてそれは、何かを押し付けられたと感じた時に生まれるんです
■ゲーム遊ぶの面倒だから動画で済ます文化ももはや珍しくもない
■ローグライクのランダムマップはぶっちゃけそんなに好きじゃない
ダンジョンは地形覚える楽しさを重視してるから…
■ロールプレイです
■ワンオフ機やプロトタイプでは味わえない量産機ならではの魅力
それは純粋な機体の性能でゴリ押しせずに淡々と与えられた仕事をこなす職人気質な面なのかもしれません(テキトー)
■まずは重いプレートアーマーが着れるくらい筋肉をつけてゴリウーにならないと(くっころは)難しい
■ナンパ感覚でカードバトルするんじゃない
■体調以前に技術的な問題がねぇ…
■昔の家庭用ツクールで作ったやつ全部あんな感じでしたわ
知人に戦闘とかさせてもしょうがないし
■よく見るとジムはかわいい(錯乱)
■シャア「解せぬ」
■戦闘一辺倒だと戦闘以外にやることなくなるからラスボス倒したら裏ボス倒してその次は裏裏ボス倒して…とかキリがなくなる
■今日のハッサンはお休みです
■悪いのはゲームではなく、今まで作業だと思っていなかった要素を作業だと感じるようになってしまった自分のメンタルのせいなんです
■子供の頃はなんでセイラさんはジムに乗らないのか疑問でした
■パズルゲームって気分じゃないのでまた今度ということで…
■セーブデータ消されちゃう!
■ルフランとガレリアは結局遊ばなかったなぁ
ちょっとユニットが駒扱いっぽい感じがして敬遠してました
■ぼちぼちよ
■バルトロメオみたいに言うんじゃない
■自分はTRPGをベースに考えてるから、別に勝負が一切なくてもRPGのルール上で作られたキャラを動かすならRPGだと感じます。戦闘を無くすのではなく、全てのリソースが戦闘へ収束しないという話なので
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そこまででもないですよ?ジムと聞くとジムがデスクに座って事務仕事してるネタ画像をパッと思い付く程度ですかね~。