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個性と裏切り

2023/10/06

創作者というのは「他人とは違うことをしたい」という欲求があります。

なぜかというと、他の作品に埋もれてしまうのを極端に恐れているからです。
創作の教本でも必ずと言ってもいいほど「個性を出せ」と書いていますよね。
個性こそ正義。ナンバーワンじゃなくてもいい君だけが特別なオンリーワン。

何を当たり前のこと言ってんの。
ありきたりな作品を作りたい創作者なんているわけないやん。
…と思った方もいるでしょう。

そうではないんです。

「ありきたりなものなんて作りたくない」という考えが、時として悪い方向に作用することがある。今日はそういう話なんです。
個性こそが正義、と刷り込まれている方にこそ読んでもらいたい内容ですね。

まず、最初に断っておきます。
私は「王道こそが正義」という話はいっさいするつもりなどありません。

変わったこと=邪道よりも、基本に忠実な王道路線こそ正義。
これも耳にタコができるくらいよく聞く話ですよね。

この際なので、ここではっきりと否定しておきましょう。
そんなもんただの好みの問題でしかねえだろと。

そもそも王道なんて言葉はありきたりの褒め言葉でしか無いんです。
ありきたりでも面白ければ王道と褒められ、ありきたりでツマランものはマンネリと言われて叩かれてる。ただそんだけの言葉遊びなんですよ。

だから王道か邪道かどっちが優れてるかなんて決めようがないんです。
しょうゆと味噌どっちが調味料として優れているか決めるようなもんです。

じゃあ今日は何の話をするのかってことなんですけども。
「感情導線」の話ですね。
簡単にいうと、読者の感情を誘導するテクニックのことです。

例えば物語の最初に読者へ感情移入してもらいやすいキャラを配置するのも感情導線のひとつといえるでしょうし、スポーツもので序盤に主人公チームを苦戦させるのもアンダードッグ効果を狙ったテクニックです。

そういった読者の感情を作品内でコントロールする方法。
いろんなものがあるかと思います。
その中で今日は作者がトラップに引っかかりやすいものをネタにします。

それが。
「読者の期待を煽る」
…という感情導線です。

例えば読者に共感してもらいやすい立場のキャラを作り、そのキャラを目一杯困らせるとしましょう。

そうすると読者は「はやく状況を打開してほしい」と物語の先に「期待」しちゃうんですね。まあこうやってわざわざ文章にしなくても無意識のうちにやってる人がほとんどでしょうけども。

そう、煽るんです。
読者の期待をどんどん煽る。
読者は「こうなってほしい」と期待がどんどん膨らむ!

…そこで!
たま~に「やらかす」作者が出るんですねぇ…

え?
なにをやらかすのかって?

そんなの決まってるでしょ。
「読者の予想を裏切って斬新な展開にしよう」って思っちゃうんですよ。
思い当たる節のある作品がありすぎるでしょ。たぶん。

でね。
今日はね。
「なんで」やらかすのかって部分を考えたいんです。動機の部分です。

どうしてそういう馬鹿なやらかしするの?って疑問に思うでしょ。
自分も創作者の端くれとして「たぶんこれが原因」という思い当たる節があるんです。

それが冒頭でしていた話「個性こそが正義」という感覚です。
時として悪い方向に作用することがあるって書きましたよね。
つまり、そういうことなんです。

そらねぇ~……
気持ち分かるよ。
み~んなが予想してることそのまんまは作りたくねえなって。
ありきたりな作品にしたくない、心に刻み込みたいって気持ちは分かる。

俺はそこらへんにいる普通の作家じゃねえ…
強烈な個性を持った特異点の作家なんだ…
それを皆に思い知らせてやりてえ…
とか思っちゃう気持ちはまぁ分からんでもないですよ。

「あんた変わってるね」が褒め言葉になるのが創作者という人種ですから。
奇人?変人?もっとだ…もっと褒めてくれ…っていうヘンタイなんです。
だからヘンなことしたくなる気持ちは痛いほどよく分かるの。

けどね。
やっぱり駄目なんですよ。
お客さんと約束したことはちゃんと果たさないと。
さんざん期待を煽ったならば、きちんと責任は取らないといけない。

「は? 約束?
 んなもんした覚えねえよ。
 客が勝手に期待しただけだろ」
と開き直ったり。

創作は作者の自由。
やりたいことを表現すればいい。
とかよく言われますけども。

はっきりいって、読者の感情導線とかやってる時点である程度の責任は生まれるんですよ。さんざん期待を煽っておいて違うものを見せるのは客商売としてリスクが高すぎると思う。ビジネスは信頼関係大事よ。

信用は、得られにくく失いやすい。
この精神を忘れたらいかん。

そもそもね。
どうして「個性こそが正義」って思っちゃうのかって話なんですよ。

そうやって「どうしてそうなるの?」ってのを繰り返して「どうして?」「なんで?」となんでマンになって原因を探っていくとね。
最終的に行く着くのは「世間に実力を評価されたいから」になるんですよ。

なぜ創作者はそういうことをするのか?を深堀りすると、その先は大抵「世間に実力を評価されたいから」という答えに行き着くの。
「褒められたい」「認められたい」という承認欲求が根底にあるんですね。

んでね。
それが逆効果になってしまったという皮肉なんですよ。
「読者の予想を裏切って斬新な展開にしよう」という発想が。

自分なら客の予想を「いい意味で」裏切ることができる。
み~~~んなそう思ってるんですよ。
そう思って失敗するんです。

だから創作をする上で「どうして自分はこれをこうしたいと思ったんだろう」と自分に対してなんでマンを発動させて、もしその行き着く先が「認められたい」という承認欲求であったならば、どちらが世間に認められる内容か冷静に見つめ直すのも大事なんじゃないかなぁって。

皆さんは今まで読者を裏切ろうとした作品をいくつも見てきたでしょう。
もし、あなたが創作者ならば。
その中で「いい意味で」裏切ることのできた作品が何割くらいあったか冷静になって考えてみるのも良いでしょう。

そして自分の作品がその超レア枠に入れると思っているならば、そう思ってる時点で既に冷静に自分の作品を見れていないと自覚して良いと思います。
そりゃあ厳しい視点が抜けてますからね。自己評価甘々じゃないですか。

そういうことをね。
ふと思ったわけですよ。

10/5までの拍手お返事です。
●テレプスターシャ、文字が表示される時の音がきんもちええ~!UI快適できんもちええよ~ああ~!
■よかったよかった
ふりーむに置いてあるノベルゲームで五本の指に入れるレベルの快適さだと自惚れてますからねうふふ

●かまいたちの夜はチュンソフトの創業者が
プログラマだからこそ重視されてた快適性がありましたね

結局ノベルゲーの開発なんてプログラマからすれば面白いなんてことはなくて
演出とテキストしか見れるものがないということで
ゲーム作りは開発体制というのがものすごく大事なのでしょう
古参で没落したメーカーはどこも開発方針がメチャクチャですね
■プログラマは裏方になるからどうしても発言権がね…
自分も帽子作ってた時は自分の中に企画屋と画像屋とプログラマがいましたけど、いっつも無理強いされて泣かされてたのはプログラマでしたからね
ちなみに一番デカイ面してたのが企画屋

●テレプスターシャさっそくやってます
久しぶりで内容忘れていたので大いに笑わせてもらいました

一番笑ったのは、テレプスターシャ終わったあと他のMVのゲーム起動したら
そのゲームのアイコンが謎の宇宙人に差し替えられてしまったことです
■アイコンのキャッシュがクリアされないMVの不具合のひとつですね
めっちゃ目立つ不具合なのにず~~~っと放置されてるのが意味わかんない

●ゲームに登場する百合作品は変わってもアベさんは変わらないという、伝説は時代を問わない事も教えてくれるテレプスターシャ
■あの当時は数えるくらいの作品しか無かったけど、今は百合飽食の時代…
アベさんは創作キャラだから、実在する人を笑い物にする淫夢系よりかは使いやすいイメージがあります

●新生!
■新生といえばFF14

●薔薇騎士といえば、アンデットナイと
マウンテンスライムだったなぁ・・・
■百合なのに薔薇と何回言われたか分からぬ

●テレプスターシャ、外国のWindows10には対応するのでしょうか?
今、自分で直接調べてみます。ワクワク!

read me、UTF-8なので…よく読めるよ!
Terpcestershire、よくはかどる…よくできすぎる!嬉しい!
このままでは外国での発売も問題ない!そういや探検隊も英語に変わった!
■RPG TANKENTAI
いったいどんなサイトなんだ…(怪しすぎる)

●ノベルゲームのシステム、すごいな~本当に!

F12キーでタイトルに行けないのがちょっとアレかも…
■分かる。ツクールに慣れてるとF12でリセットしちゃうよね
どうもブラウザ基準らしくて、ほらブラウザってF5でリロードするでしょ
だからリセットがF5になってるみたい
んでF12はChromeとかのデベロッパーツールを開くのに使うからリセットに割り当てできないの。ざんねん

●>ノベルゲーム作ってる本人は他のゲームで選択肢が出たら全部見たいって思わないんでしょうかね
おそらくこのあたりがノベルゲーに限らず企業製よりも個人やアマチュアのゲームのほうがUIでは優れていることが多い原因と推測します。名作ゲームの遊びやすさを真似た、欲しいと思った機能を入れてみた、こういう工夫をするのはえぬさんみたいに好きな作品をリスペクトせんとする人たちだからこそ考え付くのかな、と
■まだまだ軽く見られてるんですよねぇUIって
まあしょうがないのかも
テレプはふりーむでもダントツで快適なノベルゲーだと自負してますけど、じゃあだから遊ぼうかというお客さんの導線にはなりえないんです
一番重視されるのはやっぱりゲーム内容なんですよ

●>■なんだか監視されてるみたいでアレかも
不快だったらやめますわ
うおお俺はやめるぞうおうおうおおおおおおお
■もうしわけない

●win11でも全然動きます!お楽しみの宿屋も動きます!もっと先をミテミタイ
■宿屋はやらんでええ!

●>■個人的に任天堂ハードはツインファミコンと64が一番好き(1番が二つある)
ガッシリしてるのと主張がハッキリしてるのが任天堂ハードの魅力のひとつと思ったり
■Wiiが任天堂ハードっぽくなかったのは逆にそれが任天堂内の特異点っぽくて主張は強いんですよね。ハードのどこかに玩具のワクワク感を持たせたいっていうソウルを感じるのが任天堂ハードっぽい感じ

●>■か、完成させたといってもリメイクだから…
新しいシステムをツクったんだからひとつの作品を完成させたといってもいいと思うけど…物足りないならローレ×サマル妹ノベルゆきましょうね
■ローレ×サマル妹だとサマルが刺してきそうで…

●間違えた!ムーン×サマル妹だった!
マジェの練習用に官能度マシマシでいいのよ…
■ムーン×サマル妹だとサマルがローレにナニかを挿されそうで…

●いっこくもはやくやりたいがいそがしくて...ぐぬぬ
win11に誤って更新してしまった民だがはっきりいって10のほうがよかった部分が多い。よい点もあったはずだがぱっと思い出せない
■10もなんだかんだあと2年しかサポートがないという
別に10にこだわりはないけど今のPCじゃ11は無理とかMSに煽られたし

●血液型占いが日本人に流行るのは、日本が地理的に閉じていて
A型、O型の偏った遺伝が作られているからだと聞いたことはある。
ABが変人、次いでBが気難しいなどという侮辱がまかり通るのは
それらの人口が少ないので数で黙らせられるからだと。

それはそうとAB型の血液は固まりやすくて輸血しにくいだけでなく
生活習慣病やエコノミークラス症候群のリスクも高いそうで
O型に生まれた人が勝ち組なのは事実らしいな
■AB型は全ての血液型から輸血ができると言われてはいるけど
大抵は同じ血液型から輸血するからあんまり意味はないという

●もう10月!今年も3ヶ月しか残っていませんね。
2023年を大切に使わなければならないのに!
■月日が経つのは早いのぅ…ごほごほ

●オートモード調整、気んもちいいですね、気んもちいい
文字送りとページ送りも気んもちいいから使ってなかったけど、他の隊員さんのコメ見て使ってみたけど気んもちいいの
しかし風なびく百合の咲く庭でを出してなかった人間からすると、ノベル好き=コンプ好きとは限りませんぜ
いや後日談めっちゃ文章気んもちいいですけどね
恋しててメティスと一緒で、心落ち着かないリシテアが可愛くて、気んもちいいですね
■後日談あれじつは題目変えたんですよ
「風なびく白い花の咲く庭で」に
百合はちょっと直接的過ぎて情緒ないかなぁって

●吸血少女はノーマルエンドだけ見てわけわからなくて今までやりこんでなかったけど、シンプルで纏まったシステムですねこの頃から、しゅごい
全エンド見ましたけどレミーさんのエンドが1番好きですね
1番苦戦したエンドってのもありますが、悲しみとあたたかさと共依存入ってて、情緒揺さぶられてしゅき
■確かにノーマルエンドだと「どうしてカーミラがまた眠りにつくのか」っていう理由が分からずにわけわかんなくなりますね

●ふりーむのテレプスターシャ、プレイしました。
ノベルシステム、これす~~ご~~い~~ですね!

バックログでホイール下を多くすると、バックログがなくなるといいと思います。
タイトルのNewGameをNewˇGameに変えるべきではないですか?と言いたいのですが、そうしたらNEW GAME!になりそうなのでやめておきます。
えーと、これ…外国のWin11でもプレイするのに問題ありませんでしたよ。
■ああ~バックログシーンで最下段表示の状態からホイール下でシーンを抜けるようにするってことですね。確かに直感的に操作できそう
ただその為だけにゲーム更新するのはさすがにアレか…

●>●隊長は最近日付が変わってから更新じゃないから
>■ま、いろいろ諸事情があってね…
ぐっすり寝たからだといいんですけどね…

テレプスターシャ、とてもおもしろかったことよ!
■プレイアリガト
今んとこ不具合報告ないのが探検隊ゲーとしては珍しいけど、単にプレイ人数少ないだけだなコレ。ぜったいどっかにふぐあいあるよこれ

●>どんなノベルにするかまったくの未定という
マジェはユリ要素が多そうで、筋肉が疎かになりがちですから、ハッサンとかワッカとか登場するノベルの方がいいかも…
■いや、どうかなぁ~~~
野獣要素の方がめっちゃつよいとおもう…

●テレプスターシャリメイクプレイして思いましたけど、やっぱりセーブ機能は欲しいですね
即座に読みたい場面に飛べるってのもあるけど、どこでセーブするかって結構自分の個性出せる所だと思うんですよ
写真を取る瞬間みたいな
セーブ機能は実用性と遊び心で必要かなと1隊員は思いました
…改めてリスペクト感じてるゲーム製作者さんに意見を出せて、気さくに返してもらえるって、幸せですね
隊長元気で長生きしてね
■別に粗さがしをするという意図はまったく無いんですけど、セーブで読みたい場面に飛ぶって初見じゃ無理ですよね。ここから先は読みたい場面だというのは一度読んでないと事前には分かりようが無いというか
ということは二周目以降の人用にセーブ機能がいるかどうかという話になると思うんですけど、それならばセーブ機能じゃなくてアルバム機能にしてコレクション要素を強化する形の方が良いんじゃないかなぁと思わなくもなかったり
どっちみちセーブはいらないかなぁって

●>■おまけに星座カースト最底辺のうお座ときたもんだ
聖闘士星矢の「無能だけどいいやつ」扱いなおうし座も星座ワースト扱いじゃ負けてませんぜ!
かに座の「ゲスだけど強キャラ」羨ましいですぜ!
かに座ってうお座の次にやさしいらしいから被害かぶってそうだけど!
子供の頃のそういう些細に見える情操教育ってでかいですね
地味なA型地味なおうし座扱いだったけど、今思うとリスペクト癖付いて楽しいから良かったのかも
■つくづく聖闘士星矢は罪深い作品だぜ…

●>なぜ血液型占いは日本でしか流行らないのか
血液型の分布がきれいに4等分されてるのって日本ぐらいで
他の国は大体偏ってるらしいっすよ
■なるほど
そりゃ確かに偏ってたら占いにはならんわな

●探検隊の右上にXのアイコンがある…!と思ったけれど
この子いつまで(旧ツイッター)と呼ばれるのかしら
■無論死ぬまで

●今日は休むのかな?また会いましょう!
■さすがにちょっときゅうけい

●王女様と薔薇の騎士も再アップですか・・・ということは選択肢次第ではトンデモキャラになるあの女 性騎士が帰ってくるのか・・・
■久々に立ち上げたらゲーム画面ちっちゃいのなんの…
やっぱVXのデフォは画面ちいさすぎる
とはいえさすがに解像度上げるのは面倒くさいからやらないけど(フラグ)

●えぬー、調子はどうだい?ビートを感じるかい?(訳:最近作業中になに聴いてるか、良かったら教えて)
■今は特に何も聞いてなくて無音作業かな

●Steam調べたんすけど当たり前だけど万能じゃなく不具合要素もあるみたいすね
switchに決めた決定的なポイントがDMC3っていうアクションゲーのリマスターなんす
witchだけ追加要素でリアルタイムで戦闘スタイルをチェンジ出来るんす
近接技か多い戦闘スタイルから銃技が多い戦闘スタイルとか
多分隊長のヒューズ編へのワクワク感と同じくらいの要素
届くまでのワクワクを隊長に聞いて貰いたくて私事失礼す
■何の話やねん

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