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2020年を振り返る

2020/12/31

2020年も残りわずかとなりました。
毎年恒例、今年一年を振り返ってみたいと思います。

2020年のRPG探検隊はTRPGの年でしたね。
ルルブ作ってキャンペーンやって、特設サイトも作っていました。
なかなか充実した一年だったかなぁと思います。

来年2021年はどんな年になるんでしょうね。
おそらく漫画絵の早描き練習の1年になりそうです。
はたしてどこまで進歩できるのか、神のみぞ知る。

さて、恒例行事はこんな所で。
いま何をしてんのかって話ですね。

前回から引き続き、アクションラインの練習をしています。
感情の線を1本引いて、それを元にポーズを決めていく練習です。

どんな感じにやってるかというと。
まずテキトーにお題を決めます。
画像541.png

そのお題に合うと思う1本の線を引く。
画像542.png
この練習で気を付けた点は、完成後のポーズをできるだけ意識しないこと。
「喜」だったら手と足をこんな感じにして~それを1本の線にしたらこうかな~みたいな感じで「アクションラインより先に体を意識しないようにする」

なぜかというと、この練習はあくまで感情を1本の線で表現する練習だから。

最初にポーズを考えて、それからそのポーズの線を見付けるのは単なる後付けでしかない。自分の表現するポーズを作るために線を考える訓練なんだから、後から線をこじつけるなら本末転倒だし練習の意味が無い。

とは言ってみたものの。
やってみて、これは難しかった。
あまりにも抽象的過ぎる。

喜びだったらこんな線だろってな感じでテキトーにやってましたけど、哀を1本の線で表現しろって何なんだ意味が分からん。哀れみの線ってなんじゃ?
ていうか「楽」と「根性」の線とか大差ないわこれ。意味は真逆っぽいのに。

なんかもう哲学というか、得体の知れないモンを相手にしてる気分ですよ。

でも、そうなって当たり前か。
表現に正解も不正解も無いんだから。
自分がそうだと思ったものを表現する、ただそれだけの話なんです。

そんな感じで正解の無い線を引いたら、その線を元にポーズを描きます。
画像543.png
ぐ、ぐるじい……
なんだ「根性」のこじつけ感は。何でこんな線を引いた…ああ腕立て伏せか!
描いてて思ったけどこれたぶんキャラ毎に線が変わるな…当たり前か。

さあ。
練習再開直後から何やら風向きが怪しくなって参りました。
この、空気を掴むようなフワッフワの抽象的練習はゾクゾクしますね。

今までにない感覚だ。
ルーミス模写は拷問だったけど今回のこれは放置プレイ感ある。
どんなに質問しても「好きにすれば?」しか返事が返ってこないみたいな。

思い返してみれば。
今までは正解を求めていく練習でした。
それは「苦手な線を無くす」「真っ直ぐな線」「正円」「ルーミスの正しい人体」という自分なりの正解を目指していました。

目標があったからこそ、そこに向かっていけてた。

でも今回のコレは正解なんて無い。
感情の線なんて人それぞれだし、その個人差こそが「個性」なのだから。
そしてたぶん、その積み重ねで絵柄が左右されていく。

もちろん、アクションラインをブラッシュアップするケースもあります。
例えばよくあるのが下のような場合です。
画像544.png
自分はイラストで余白が気になる性格だったから左の構図を使ってたんですけど、漫画で「剣を巧みに扱うキャラ」って構図だったら体のラインと調和している右のが良いかもしれません。剣を体の一部の様に見せて達人感を出す。

逆に人物じゃなくて剣を見せたい構図ならこんな感じか。
画像545.png
これだけでだいぶ印象が変わる。
つまり、シーンに応じて必要なアクションラインの目標があるわけです。

あとこういうのも。
画像546.png
槍は獲物が長いから自分もよく左みたいな持たせ方してたんですけど、背景モブじゃなければまぁ右のが良さそうかも。

でも自分が今練習してんのはこれじゃないんですよ。
最初の最初、ポーズの1本線をどう引く?って段階。
表現力の話ですね。

で、上の練習はカメラアングルが真横で固定されてましたけど、本番の漫画ではアオリや俯瞰も駆使してアクションラインを決めてかないといけない。
要するに、線が読者に向かったり絵の奥に向かったりするわけです。

さらにその流れをページの中で視線誘導して、ようやく読みやすい漫画になるって感じでしょうかね。いやはや、気の遠くなりそうな話だ(他人事)

そんなこんなで年越しのひととき。
みなさま良いお年を。

12/30までの拍手お返事です。
●えぬ隊長はポーズを描くとき、何を資料にして描いていらっしゃいますか?
■ぶっちゃけた話をすると、資料が必要な凝ったレベルのポーズを避けていたというのが実情ですね。棒立ちで腕の配置だけちょこちょこ変えてただけという。だから腕組みとか手を腰に当てるポーズとかが多かったかも

●えぬ子さんが無事だと判った途端に1ホール食いしたケーキの甘さと重さがよみがえってきたわ…。

甘いものがここまで食べられなくなってるなんて年かしら……。
■粉モノに手を出したら戻れなくなるで!!

●>■さあこれから練習の遅れを取り戻すぜ!
遅れを取り戻しておくれ、なんつってなガハハ
■こりゃ!!

●へ〜、そんな考え方があるんですね
なんだか「orz」がひざまづいてる人に見えるのと逆でしっかり書き込んだ絵の中に記号的な動きを感じさせる…みたいな感じなんですかね。
ポーズのアイデア出しとかによさそうだな〜って思いました。
■今後はポーズ表現の練習になりそうですけど、早くも暗雲が立ち込めている状況なのはナイショ

●来年もよろしく!
今年もよろしく!
■まだ年明けてねえ!

●■なんでそんなに当てられるの?!
他の方も仰ってますが、隊長はロジカルな組み方するだろうという信頼が前提です(・ω・)
シキ様ニートのネタを読んで笑った時、でもシキはリトライ複数所持して固定値で殴りそうという納得があったんです。
で、隊長は多分そういう納得を含んだ構成にするだろうと思ったので、ニートも普通に候補に入れてました。強ボス補正で迷走しましたが、やっぱり職業カードは無いかニートが似合う。

ハインリヒさんの方は、ゲーム版でオフターや帽子システムの基礎理論に関する情報が出てたので、関係者としても時系列的にも出そうだし出て欲しいなーと思ってました。意図的な伏線じゃないから隊長的に驚きなのかもですが、隊長が必要として作ったものが全部文脈として繋がってる感じです。

新約初回プレイがラヴィ編だったので、大学教授みたいな人だな→父親属性か!納得だわ!って思ったんですよ。
■根っこがシステム屋だってのが見破られていたか!
五老会からオフター病院を選んだんで、ハインリヒは出したいなぁと思ってましたね。もし学園都市を選んでいたらちょっと若めのクリスが出てたかも

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