さて、1ヶ月ぶりに漫画絵の早描き練習を再開しましょうかね。
確か少年漫画の絵柄を目指すのに立体的な絵を練習しようとしてルーミスの模写を繰り返してた所で止まってました。
そのまま延々と模写ばっかネタにしてもつまらないんで、ここで内容を一旦リフレッシュしたいと思います。
さて。
「自分の絵柄が気に食わないから変えたい」という話でしたね。
今回はこれを別視点で考えていきたい。
そもそも絵の個性ってどこに強く出るのか考えてみたんですよ。
んで今まで線やらデフォルメ具合やらに手を入れてきたわけですが。
「ポーズ」
これですよね。
ポーズはかなり大きいとおもう。
正直な話、自分は今まで棒立ちを描き過ぎた。
仮に棒立ちじゃないポーズを描いても何か固い。ぎこちない。
それこそ3Dモデルの関節だけ動かしたみたいなカックカクのポーズというか。
もし、絵柄というのが今まで描いてきたポーズの積み重ねで変わっていくのであれば、ポーズも同時に手を入れてかないといけない。
んで。
ポーズといえば、コントラポストやラインオブアクション(アクションライン)という用語が有名ですが、とりあえず今日はラインオブアクションの方を考えていきたいと思います。
ラインオブアクション(アクションライン)は動きを線で表したもので、理詰めで引く線ではなく感情で引く線らしい。
つまり、この骨格だと可動域はこのくらいで重心はこうで筋肉の形は~という理屈が先に来るのではなく、そのモデルの感情表現がまず先にある線だとか。
えらい抽象的ですね。
でも確かに、今まで自分はただ突っ立ってる人物の感情なんて考えた事無かったかもしれない。
例えばよくある登場キャラ紹介の絵とか。
ただ姿形を見せるだけの絵だろって思ってました。
そこにいるキャラの感情とかすっぽり抜け落ちてたなぁ。
でもよくよく考えてみたら。
「ボクはここにいるよ!」とか「俺様は強いぜ!」とか「人前は恥ずかしいなぁ」とかいろんな心があってそこに立ってるわけですもんね。
今まで自分の中にあった感情表現なんて、せいぜい顔の眉目口をいじって手とかでジェスチャーしとくくらいしかなかったけど、体全体で一本の線を最初に作る所から始めるってのは盲点だったかもしれん。
ってことでさっそく練習してみる。
さっきテキトーに書いた「ボクはここにいるよ!」「俺様は強いぜ!」「人前は恥ずかしいなぁ」という感情をまずは1本の線にしてみる。
こんな感じか。
んでこの線に沿ってポーズを考える。
こうだな。
……こんなんでホントにだいじょうぶなんだろうか……
でも何となく、自分の目指してる少年漫画絵のルートを進んでるような気もしないでもない。
今までバストアップばっか描いてたから全身に走るラインとか考えたことも無かったなぁ。こうなってくると例えバストアップでも全身がどうなっているか意識してないとダメだな。
それにしてもアレですね。
今まで奇妙奇天烈な練習ばっかしてたのに、急に楽な内容に変わったような。
なんというか、苦行感が足りないというか。拷問感が無い。
いや自分べつにマゾじゃないんで苦行なんてしたくないんですけど。
でもなんか楽な練習ってあんま身に付かないんじゃっていう気持ちもどっかにあるというか。
まぁ練習再開していきなり拷問やると精神的によろしく無さそうだし、最初はかる~く流す感じでいいかな。うん、そうだ。いきなりトバしたらすぐバテるし最初はこんなもんでいいじゃろ。
なもんで次回もかる~い内容で練習しよう。
12/28までの拍手お返事です。
■二段ジャンプは物理法則を無視してるのでハイジャンプのかち!
■百合もいずれガンに効くようになる。よいお年を!
■スマホゲーもすっかり市場として定着しましたけど、これから先どうなっていくんでしょうね
■ひぐらしってホラーかと思ってたけどミステリだったのか…
■さあこれから練習の遅れを取り戻すぜ!