リプレイ第3話
「子供の世界 PART1」をアップしました。
中世→現代と来て、今度の舞台はメルヘンになっています。
3話は「もしゲーム版がTRPG化したら」という構成なのでぜひ見てね!
あっこれゲームで見たわって感じのノリです。
探索シーンは一風変わったすごろく形式になっています。
これはえぬがぐらちTRPGに参加してた時、GMのもやっさんが簡易探索ルールやってたのを参考にアレンジを加えたものです。
ボードゲーム要素をTRPGに取り込むという発想が面白かったんですが、いかんせんバランス調整が難しく、以降のぐらちTRPGでもずっと採用されないままでした。あのまま日の目を見ないのはもったいないなぁと以前から思ってたので、今回思い切って採用してみました。
バランス調整のどこが難しいかというと、探索の進捗がダイスの出目に大きく左右されやすいという部分がひとつ。目的地に辿り着く前に行動回数が0になったら探索失敗、それがダイスの出目で大きく左右されすぎるというのはGMにとってかなり調整の難しい所です。
この部分はもやっさんもかなり難儀していたようで、テスト的に導入したセッションでは「状況によってゴールまでの道を短くする」と断りを入れていたほどでした。それくらいダイスの出目というのは予測しにくいんですよ。
ふたつめの難点は特定の能力値1つで無双できてしまい、その能力値が低いPCは何もすることが無くなってしまうという点。
TRPGの探索シーンって、何も考えずに作るとだいたい感覚系の能力値が無双してしまうって部分があるから、そうならないように要所要所で腕力や知能で切り開く場面を用意するじゃないですか。画一したボドゲ化するとそこらへんの微調整が利かせにくくなってしまうんですね。
この二つの難点を自分流に改善したのが今回のすごろく形式になります。
まず最初の難点、進捗がダイス目に左右されすぎる部分。
これをどう改善したのか。
すごろくの途中にある「?」イベントがそれです。
ダイス目があまりにも悪すぎる、あるいはカードの引きが悪すぎる状況だとGMが判断した場合、「?」に行動回数回復のイベントを入れる事で微調整ができるんですよ。ゴールを動かすんじゃなくて行動回数を管理するやり方ですね。
もちろん無条件に行動回復入れてたらゲーム感が薄くなるので、イベントもカードを選んでもらうスタイルにする。ここでも引きが悪すぎた場合は次の「?」で選ばせるカード全部を行動回復にして引かせれば良いんです。
逆にダイス目が良すぎてゲームになってない場合は「?」イベントにペナルティカードの割合を高めることで調整することもできます。
ふたつめの難点、特定の能力値1つで無双できてしまう部分。
これは行動回数を全員一律にすることと、カードを引く時に同じ能力値を連続して選べなくするというルールを作って対応させました。こうすることで、特定の能力値が極端に低いPCでも他のPCと同じくらい出番があります。
実際に3話でやってみて、だいたい狙っていた通りにいけた気がします。
ただ、別の部分で難点があるなぁと。
ひとつめはカード並べとかシャッフルをPCに協力してもらわないときつい点。
3話ではオーベが積極的にやってくれたお陰でスムーズにいけましたけど、やっぱこういう仕事をPCにさせること前提というのは問題がある。
ふたつめはリプレイ作るのがめっちゃ難しい&しんどい。
卓の状況を逐一示さないとリプレイ読者は何やってるのかさっぱり分からなくなってしまうし、それ以前に誰が何のカードを出したか常に記録しておかないとそもそもリプレイが作れない。リプレイに必要な画像も通常のセッションと比べてはるかに多くなってしまうんですよね。
なので、すごろく形式はまだまだ万人に薦められる段階じゃないなぁと。
もうちょっと洗練させる必要がありますね。
まあ同じネタを続けるほどワンパなキャンペーンにはしないつもりなので、次はすごろくじゃない別の形になるかなぁと思います。そこで今回の反省を生かしたいところ。
3話が終わったら次はいよいよGM回し第一弾になる予定です。
これこそが帽子世界TRPGが帽子世界TRPGたるゆえん。
今度はえぬがPC側になるので、どうなるか今からすごく楽しみ。
2/17までの拍手お返事です。
■リプレイ見てくれてありがとうございます!1話単位で一気にリプレイ更新はやっぱきついなぁと思ったんで、今後はパートごとに更新していこうかなぁと思ってます
■素材化はちょっと厳しいところですが、まあなんかいい方法ないか考えてみます
■公式キャラの立ち絵…ゲーム版のドット絵ってことかな?
ユドナのコマにドット絵使うとキャラシの表示がつぶれて拡大されて醜いのがちょっと気になってるんですよね。チャットはまぁいいとして
■ダチョウ倶楽部かい!
■いいのんかい?いっちゃうよ~?っていうあの感覚いいですよね
■帽子世界の魔法名はむかーしエターナったマジェスティアっていう自作ゲームの遺産ですね
■越後屋よ…そちも相当なワルよのぉ…ってそっちかい!!
■ひ、ひまつぶし?
■第一話からず~っと「〇〇世界」ってタイトルの続くやつ一回やってみたかったんですよ!ゲーム版じゃそんなことできなかったから!
■リプレイ見てくれてありがと!めちゃうれしい!
みんな個性的でおもしろいキャラしてますよね
■TRPG見てくれてありがとうございます。めっちゃうれしいです!
そうそう、コロナやばいみたいですね
家の近くに大学があってけっこう外国人も多い地域なんで気を付けます
■リプレイ見てくれてありがと!うれしい!作った甲斐あったぜ!
病気の世界はただの偶然ですね。手洗いうがいは忘れすに!
■こちらこそ遊んでくれてありがとです!
■オートカード化は種類問わずカードすべてが手札から失われます
失う、消える表記は全て同じ意味で手札から無くなって使えなくなるという意味になります。レベルアップで取得したカードが無くなるという意味はいっさいありません
■るるぶトラベルか~い!
■ルルブ見てくれてありがとうございます。すごく嬉しいです
ダンサーの書き換えをさらに力技で書き換えるという発想はぶっちゃけ自分の頭の中に無くて面白かったです。なんか他にもいろんな事ができそう
以下、他編エンディングやヨウコ編のネタバレがあります
■ヨウコ編までプレイしてくれてありがとうございます
やりたかったことをすべて詰め込んだけど、そこまで見てもらえる人は少ないだろうなぁと思っていたからクリア報告を聞くととても嬉しいです
ホントに作って良かったなぁって思います
■意外と大魔法忘れちゃうんですよねヨウコ編って
ヨウコ編の魔トリョーシカは間違いなく最強の一角だと思います
■ヨウコ編クリアまでお付き合いくださってありがとです
ラスボスはほんとにいやらしいですね…誰だつくったやつは!でてこい!
■ティグレ可愛いですね。やんばらやんやんやん
そういやヨウコ編はリンランだけ世間話の選択肢が出ないんですよね
いや~うっかりうっかり!わはは!
■だから無印はせんでええ!!
ヨウコ編プレイ&クリアありがとうございます
永久機関的な機能はありませんね。システムの寿命はやっぱりあります
■エラーを拝見する限りだとメモリ周りか常駐セキュリティソフトの相性問題って感じですね。最後のパレードはかなり重い処理になっていてメモリをガシガシ食っていくので引っかかりやすいのかもしれません。ご不便おかけして申し訳ないです
リプレイ読みました。
GMの思惑や反省が差し込まれているのことがTRPGやってみたい者にとって面白いです。
続きが楽しみです。出来れば見たい。