子供が真似をしても大丈夫か否か
2020/09/25
創作するにあたって注意すべき点はいくつかある。
その中で今回は年齢制限のない創作の注意点を考えてみる。
例えば少年漫画の表現でこんな声を聞いたことがないだろうか?
「未成年の飲酒喫煙がNGなのに未成年の殺人はOKというのは変だ」と。
私が思うに、この辺のラインは「子供が真似したがるような違法行為」がアウトなのではないかと考察する。
つまり未成年の喫煙シーンを見た子供が「かっこいい!真似しよう!」というケースは往々にして起こりうるが、未成年の殺人シーンを見ても「カッコいい!僕も人を殺そう!」とはなりにくいという理屈である。
この理屈だと、違法行為ではないが子供が真似したいと思う迷惑な描写もできないという話になる。
では、子供が真似したいと思う範囲はどこまでなのだろうか。
その線引きは誰がするのか?
今回はこの疑問を解く上で、二つの例を比較してみる。
「女子のスカートめくり」と「いじめ」である。
はるか昔、学校で女子のスカートめくりが流行り、その流行を作ったという少年漫画をPTAが問題視した事件があったという。今の漫画ではほとんど見られない古い表現ではあるが、過剰な性的表現はだいたい自粛されている。
漫画でスカートめくってたから現実でもめくってみたいとなるのか?という話ならば、別に漫画以前に男子なら女子のスカートめくりたいと思うのは当然であり、漫画がスカートめくりの免罪符になるのかというのも疑問である。
それに対して、いじめ描写。
これは昔も今も鉄板の漫画表現として残っている。
私の個人的な意見を言わせてもらえるならば、いじめの方がよっぽど子供の学校生活に悪影響を与えているといわざるをえない。
しかし、いじめは物語の題材として非常に使いやすい。
国民的アニメと言われているドラえもんにも頻繁に出てくる。
だからドラえもんが悪いというつもりは更々ないし愚問であるが。
要するに「子供が真似したいと思う迷惑な描写は避ける」という理屈などガバガバだという話である。結局のところ、創作表現の規制を声高々に叫ぶ者が得をするという話でしかない。だからといって無修正の女の裸を子供の漫画に載せていいわけではないが。
子供でも創作と現実の区別くらいはできる。
むしろそれができていないのは大人の方ではないかと思う事もある。
包み隠さず言うと私が子供の頃、マガジンとサンデーはオッサン臭い漫画だという大変失礼なイメージがあった。それはなぜかというと、半裸のグラビアモデルがよく表紙になっていたからである。裸のねーちゃん=オッサンが好きなもの、という先入観があったのである。
エロ本をレジに持っていくのが恥ずかしいという話はよく聞くが、世にいる純情な少年はあれをレジに持っていくのが恥ずかしくないのだろうか。いや恥ずかしいはずだ(反語)
マ、マガジンとサンデーはメジャー誌だから別に変じゃないし!僕も別にこんなの興味ないけどしょうがないから!やれやれまったく本命は漫画の方なのにしょうがないなぁと心の中で言い訳しているに違いない(決め付け)
む。話が逸れた。
とりあえず今回の話を総括しよう。
RPG探検隊は心の中で言い訳しながらグラビア表紙のマガジンサンデーを買う純情な少年を応援しています。
9/24までの拍手お返事です。
■ありがとね!特に何も用意してなくてすまぬ!
■ありがとね!おおげさだなぁもううふふ!
■パッと思い付くのが自己無限増殖装置戦でサガフロのカーネイジかなぁ
ノーフューチャーで無理矢理ごまかしてしまった…
■早すぎてもうすぐ寿命で死なないか心配になってくる
人生80年って足りなくね?1200年くらい無いとやりたいことできないぞ
■当たらないッスね~…
だからといってブレスに逃げてはいけない!
■謎解きというか探りというかそういう要素が好みですねぇ
考察の余地がほしい!
■一時期カフェ組が絶対応援に来ないバグがあって迷惑かけたなぁ
そのバグはあかんやろ!
■川端康成の乙女の港は名作。と思ったら80年以上前の作品でビビる
■ありがとです!そろそろ次回作のネタを考えましょうかね!
■シキ編のヨウコは要所要所でヒロインムーブしてますしね
手を繋いで走るシーンとか
■たまにウソバレが混じってて「聞いてた話と違うじゃねーか!」って作品あったりしますよね
■筋肉こそパワー!
■エロレロの事は忘れるんだ。いいね?
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