読者に見せていない関係性
2016/10/16
ずっとテキスト作ってて日記のネタなんて無いんですけど…
無印の改善点というか、あんまやっちゃいけないことやってたんですよね。
そんなわけで今日のネタは「読者に見せていない関係性」です。
何のこっちゃって話ですけど、例えば無印でメシュレイアを仲間にする場面。
プレイヤー視点だとメシュレイアは初対面なのに、主人公は既に面識があって馴れ馴れしくコミュニケーションを始める。
これがピンポイントならまだ良い。
でも加える仲間全員がこんなノリだと、確実にプレイヤーは置いていかれる。
下手すりゃ「これ前作の続き?」となる可能性すらある。
RPGは感情移入が大切ですけど、プレイヤーの見えない部分でキャラ関係が最初から築かれているというのは、感情移入を妨げる原因にもなりかねません。
例えば主人公と10年以上交流を続けてる幼馴染がいきなり登場したとして。
プレイヤーからしてみれば、ゲーム中ずっと一緒に戦ってた仲間のほうが付き合い長いわけですよ。それなのに幼馴染というだけで突然そいつと主人公が馴れ馴れしくし始めたらやっぱアレでしょ。主人公とプレイヤーの感覚が離れるでしょ。
だからね。
昔からの友達とか、家族とか、親友とか、幼馴染とか、同僚とか。
読者と初対面になるシーンは気を付けるべきというか、極力そういうキャラを主人公の周りに固めないように注意しないといけないんですよ。
主人公が兵隊だったら、長年付き合ってた仲間の班から物語が始まるより、初対面の班から始まったほうが読者も感情移入しやすくなるわけです。
主人公が転校生だったり異世界に飛んだりするパターンが多いのは、読者と主人公の感覚を少しでも同期させるための工夫なんです。主人公の出会うキャラがみんな読者と同じ初対面だったら、すんなり話に入れるでしょうね。
…というのが前置きです。
さて、ここから帽子世界にどんな問題があるか見ていきましょう。
帽子世界を始めた人がホームのカフェに行くでしょ。
そこにはミンミン、オードリー、メリッサ、ジャスミンの4人がいる。
もちろんプレイヤーは全員知らない。
でも話しかけたら全員が馴れ馴れしい会話を始めた。
これはいけません。
せめて顔見知りは半分程度にしないと置いてけぼり感はハンパないでしょう。
基本的に帽子世界のアバターは全員顔見知りという設定があるので、主人公と初対面の相手というのはデコイに限られます。この設定は結論を言うと駄目なんですけど、オチ的に変えられない部分なので今さらどうこうできない。
方法はあるんですよ。
ヨウコさんです。
彼女はプレイヤーと同じく帽子世界に放り出された人ですから、出会う人間はすべて面識がありません。本来であれば主人公に最適なポジションです。
でもヨウコさんを主人公にすることはできないし、ヨウコさんを常に連れて歩くわけにもいきません。結局はヨウコさんじゃ解決策にならない。
ここらへんの問題は無印作ってる時にも感じてたんですよ。
だからなるべくいきなり馴れ馴れしい態度を取らないように気を付けてた。
でもそれだけじゃ限界あるし、やりすぎるとテキストが淡泊になっちゃう。
とりあえず新約での対応策として。
たとえばメシュレイアは全員と初対面だったりに変更してます。
他はもうどうしようもないですね。
楽っちゃ楽なんですよ。
いちいち関係性を構築しないで済むから。
だから欠点はきちんと認識して、長所を磨く事で欠点を補うしかないかなと。
ノリと勢いで押し通すというか。
10/15までの拍手お返事です。
■歩きでマナ回復速度上昇はネトゲのアイディアなんですよね
■製法と制作レベルは無くそうかなぁと
ジェムの数はあのくらいでいいかなぁと思ってます
■人間の欲望ってのは際限ないんでしょうね
贅沢に慣れるとより上の贅沢を欲するようになるというか
■大魔法とか段階的な開放も用意してるんですよ
■帽子世界からダンジョンなくなったらまんまFFRKになっちゃう!
■マナ回復待ち時間でもなかった
■イベント終わった後だけどいいのかな…
■不評みたいですね、閉店シャッター
■歩きもそこそこスピードありますしね
たしかVXデフォの歩行速度と同じだったはず
■製法無くなったら制作事故も無くなるのよね
■マグネタイトの扱い今どうなってんだろ
■RPGもどんどんアクションが主流になる中で、ペルソナDQがまだコマンドで頑張ってる
■まあとはいってもyahoo知恵袋は無くなりませんし…
■なんか持ち物検査とかするようになったんでしたっけ
■聖剣伝説LOMの武器作成はシンプルすぎて複雑怪奇でしたね
■アイスゴーレムが一番強かったって感想はよく貰ってたなぁ…
■ユノーのイニシャルはたぶんJ
■楽しいっていってもガワだけなので、キャラが喋ったりシナリオがあったりとかは一切ないんですけどね
■勝手に変なの作られそう
■サガSGのことかー!!
■そういやプロパティも廃止しましたね
ステータス周りはすっきりした気がする
■かと思えば毎ターン回復するマナが便利で魔法ばかりって人もいるんですよ
■オレたちの乗っちまった列車はよ! 途中下車はできねえぜ!
■欲求不満とか
■そこらへんのさじ加減はむずかしい
■世界観がカオスっていう世界観もある
■コイーン!
■SF系はその逆をオチに持ってくることも多いですね
エースコンバット3とか
■よく分かんないけどネタバレ含まれてそうだったから省略しましたすまぬ
■浮いてる素材の中にマナ回復ポーション入れようかなぁと
■出たなマニアックさんめ!
■ソウルタブレットはケチってましたね~
ラスボス戦でちょうどソウル切れるくらいで撃破っていうバランスにするとああなっちゃうんですよ…
■キンタマリオできなくなるよ?! いいの?!
■よし
テキストも削って音のみで作ろうか。
風のリ・・・。
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難しいところですよね
削り過ぎると「できる事が少ない」と怒る、多いと「wiki必読」になる
個人的には、手段多数でどれでもいい、がいいのではないかと思います
プレイヤーそれぞれに癖があるため、「これしかダメ」だと苦手な人が苦戦する
だから特別な事柄以外は基本的にはどれでもいい、がいいのではないかと
無印攻略時は、最後以外競歩で全踏破+殲滅でした(ボスケテ状態)