夢中になってサブイベントを作っていたら、もう11月になってました。
まぁお陰であと1個作ったらサブイベントも終わります。超ハイペース。
てことで、今日のお題は「寄り道イベント」について。
基本的にRPGのメインイベントってのは、新しいダンジョンに行ってボスを倒して次のダンジョンへ…というパターンがお約束となっています。たまにボスがいなくてキーアイテムを拾ったりしますけど、ダンジョンをクリアするという部分はまぁだいたい同じです。
別にこれが悪いだの良いだのというお話ではありません。
むしろこのパターンは、遊び手の欲求に応えるために長年積み重ねられてきた財産みたいなものかもしれません。
戦闘の欲求とシナリオを進める欲求を上手に消化する手法といえます。
遊び手の立場だと別に気にならないんですよ。
でも作り手側になると、同じパターンが続くとダレるんですよ。
いや自分だけかもしれないんですけどね。
この話のためにこのダンジョンを用意しました、途中でこんな装備を拾えて、ボスはこんな感じの強さなのでうまく倒してくださいね。とかいうのを延々と作り続けてたらもう不安なの。これ面白いのかなぁって。
遊び手側だと気にならないんです。作る側になると気になるというか。
そう思う原因のひとつは、ダンジョンの存在意義だと思うんですね。
クリアするともう用のないダンジョンが、ゲームを進めるごとにどんどん増えていく。行ける場所が増えていくんだから世界も広がっていくはずなのに、逆に空っぽの世界をどんどん増やしている気持ちになる。
まだ見ぬ世界に胸を躍らせていた序盤と、行ける場所は行き尽くした終盤。
もう新たに起こるイベントもなく、あとはラスボスを倒すだけになったラストダンジョン前のセーブデータ。…ちょっとネガティブすぎるか。
クリア後のオマケダンジョンとか裏ボスとかは、ここらへんをカバーする意味合いが強いのかなぁという気もします。
メインイベントしか作ってなかったら、たぶん厳しいと思うんですよね。
ここらへんが。
だから寄り道イベントというか、クリアに関係ないイベントって自分にとってすごく重要な位置付けなのです。
あくまで製作側の視点なので、自分が遊び手だと「そんな寄り道なんぞ面倒くさくていちいち全部見てられっかよ」という風になると思います。
けど作り手側だと、ゲームを進めるごとに増えていく空っぽのダンジョンはやっぱ嫌なんです。
で、帽子世界はそこらへんをちょっと頑張ってみました。
クリアに関係ないイベントを1ダンジョンに1個は必ず用意しよう、と。
ただ、これをやろうと思ったらメインのイベントの裏に別のイベントを作ることになりますから、労力はメインイベント二本分です。
単純にイベント量が二倍になるってことですから。
裏で用意するイベントは、NPCが一人いてチョコチョコっと会話してオシマイ程度では意味がありません。その程度だとクリア後の空っぽダンジョンと大して変わりません。メインと遜色のない、多数の人間が関わる事件があって初めて中身のあるダンジョンになるんです。
とまあ、高い理想に対して実際はどうなのかというと、ダンジョンによってマチマチというか、ムラがありすぎるかもしれませんね。やたら凝ってるトコとアッサリしすぎなトコの差がデカすぎ。凝ってるトコはメインイベントの5倍くらいの量の登場人物とテキストがあるかと思えば、凝ってないトコはNPCが一人いてオシマイみたいな。
ここらへんの裏のイベントでメインを張ることになるのがポリィとジュリエッタの二人です。ポリィはノーマル系、ジュリエッタはネタ系が多いですね。
裏イベントは表と違ってダンジョン進んでボス倒しのパターンに縛られないから本当に好き勝手作れました。誘拐犯を推理するサスペンス系があったり口八丁でターゲットを説得する話術イベントがあったり、型に縛られない話がけっこう作れた気がする。
バトルトーナメントは定番ですけど、もちろん入れてます。
ボス討伐系のイベントもありますが、ポリィ編とジュリエッタ編それぞれ最期に待っているボスは別な意味でラスボスより強いです。
特にポリィ編の最期のボスは、自分が今までやってきたRPGのボスにありそうでなかったアレを仕込むことができたんで、インパクトはかなりのものかなぁと思います。あまりにも酷すぎてギャグに見えてしまうかも。
普通にラスボスより強いとラスボスの立場がないんですけど、裏イベントのボス二体は違う意味での強さというか、ラスボスと毛色の違うタイプに仕上がったので、そこらへんはまぁ大丈夫かなぁと。もともと価値観99%の管理人はラスボスより強いですしね。そういう世界なんです。
というのを10月はずっと作ってたんですね。
メインシナリオと同等量のサブイベントを仕込めたので、これでようやくフリーシナリオを名乗れるかなぁ。
今のペースだとうまくいけば11月後半にテストプレーヤーを募集できるかも。すんなりバランス調整が終わればの話ですけど…
11/4までの拍手お返事です。
■処女作どころか作ったものが片っ端から黒歴史化してこそ真のツクラー!
つまりワシの作品は真っ黒くろすけ。
■あらいつのまに。
2万ヒットで吸血少女を作ってた頃が懐かしい…
■関西弁キャラは動かしやすいから困る… 関西弁はほんまズルいわー
■糸こんにゃくで作った冷やし中華がオススメ。1食分80kcalで済むという史上最強の食い物。
■T3bってそんなに鬼畜なのか…パライヴは1が一番面白かったなぁ。
Ayaも1が一番かわいかった。
■しんりゅうの宝箱って今冷静に考えてみると鬼畜以外の何者でもないですよね。セーブポイント前にあんな宝箱を置けてたのが昔のスクウェアなんだよね。
■RPGが斜陽になりつつあるからしょうがないとはいえ、個人的にはスクよりエニのブランドつぶしのほうが酷いと感じるかなぁ。ヴァルキリープロファイルとかスターオーシャンとか出してたのはエニだから。内製じゃないけどさ。
■シナリオに関しては実は昔のFFより今のFFのほうが好きだったりする…
FF4や5とか子供心でも「これ臭すぎて見てらんねぇ」と思ってましたもん。
■リンクスパム対策をしてたら化けてしまったんです。申し訳ない。
おかげでスパムが来なくなって万歳してるので許してくだされ。
■おおー今の時代にしてはユーザーカスタマイズ性が高くて珍しいですね。
いや昔も聖剣LOMとかくらいしか無かったですけど。早く帽子を終わらせて、やってないゲームを遊びたいものです。
■すまぬズレた。ずっとRPGやってないから最近どうなってるのかは分からないんですけど、仲間が喧嘩別れするってのはあんまやったことないので見てみたいかも。FF4くらいしか記憶にない。
■ま まにあうのか…
■ミンミンが殺されかけるイベントもあるので期待してくだされ。
■イベントを打ち込み始めてからさらに加速した感じですね。
やっぱRPGはイベントを打ち込まないとダメですね。
■卒業式にカノン砲。
■そのナゾの生物は未だにナゾの生物なので、そろそろ何か決めないといけないところ。
■もうすぐ… もうすぐ地獄から開放されると思うと力が入ります。
■中学校で同じクラスだった藤木くんのあだ名は不思議な藤木くんでした。
まぁ中学生のシャレのセンスなんてそんなもんでさぁ。
■あとちょい! あとちょいのはずなんだ…!
■ほう、ゲーム製作系SNSとな…? いろいろ勉強になりそうな感じですね。今はそっちやってる時間ないけど…
■なんとか。
これはえぬさまにもあてはまるのでしょうか?