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PART1~約束の時間~
アサダとの一件を解決したパーティ一行は、グランマとシルヴィアが視界の世界のターミナルに来たことを知る。
それが何を意味するのか察した一行はターミナルへと急ぐ。

全員のステータスは以下の通りです。
前回サヤは新しいオーパーツ「魔法のランプ」を入手し、それを装備しました。

名 前  

ステータス  

サヤ

Lv8【HP】28 【体力/技巧/理知】1/6/6
【オーパーツ】魔法のランプ/魔法のランプ/黄金のデスマスク
◆「探偵」「遠隔魔法」「射撃」「軽業」「リトライ」「千里眼」「連続行動x3」
 「マーキングx2」 「再行動」「秘術x2」

ティグレ

Lv8【HP】30 【体力/技巧/理知】8/2/2
【オーパーツ】御神体/鬼の金棒
◆「武芸者」「鉄壁」「気功」「癒しのカード」「鋼の肉体」「範囲攻撃」「余力」「秘技」
 「チャージx2」 「韋駄天」「血の代償」「身代わり」「ガッツ」「遠当て」

クー

Lv8【HP】30 【体力/技巧/理知】5/1/8
【オーパーツ】天使の絆創膏/生命の実/聖杯
◆「ヒーラー」「魔法障壁」「癒しのカード」「回復魔法x3」 「治癒魔法」「強化魔法」
 「サイレンス」「ガッツ」「緊急回復」「不運反転」「遠隔魔法」

オーベ

Lv8【HP】34 【体力/技巧/理知】4/4/6
【オーパーツ】イエティの足跡/魔法のほうき/転生の書
◆「錬金術師」「騎士」「禁術」「回復魔法」「イミテ―ション」「封印」「詠唱破棄」
 「スキルコピー」「短未来演算」「ハッキング」「ラーニング」「レンタルスキル」「変身」

ロール

Lv7【HP】30 【体力/技巧/理知】2/10/2
【オーパーツ】不思議なバングル
◆「ギャンブラー」「軽業」「急所狙い」「遊撃」「必殺」「隠密」「スキル強奪」
 「技巧上限突破」「即効弾丸論破」「チャージ」「完全結界」

 


シーンにいないPLの雑談などを同時に表示する場合は
クリックで雑談表示←をクリックしてください。

GM:

というわけで皆さんが視界のターミナル前まで来ると、グランマとシルヴィアがいました

イラスト

名 前  

ステータス  

シルヴィア

Lv8 【HP】30 【体力/技巧/理知】3/8/3
◆「ダンサー」「射撃」「神業」「秘技」「遊撃」「必殺」
 「連続行動×2」「隠密」「飛燕×2」「チャージ」「韋駄天」

グランマ

Lv8 【HP】28 【体力/技巧/理知】1/5/8
◆「ヒーラー」「変身」「癒しのカード」「回復魔法×2」「治療魔法」「魔法盾」
 「強化魔法」「ガッツ」「緊急回復」「回復リロード」「心眼」「詠唱破棄」


シルヴィア:

「よお!久しぶりだなお前ら!元気してたか?」

ティグレ:

「おっすおっす」

クー:

「グランマ! ここに来たということは……!」

サヤ:

「やっほーお久しぶりー」

GM:

ちなみにアサダとアサイもこの場にいます。2人のRPはHさんお願いします

サヤ:

りょです

ティグレ:

がんばー

グランマ:

「申し訳ありません。シルヴィアと合流していてラウドくんでの話に参加できませんでした」

サヤ:

「お構いなくー私の方は片付きましたんで」

ティグレ:

「解決したよ!」

シルヴィア:

「ん?見たことねーツラがあんな。そこの2人誰だ?」

GM:

シルヴィアはアサダとアサイへ視線を向けています

サヤ:

「あーあれはうちのデコイです」

アサダ:

「はじめましてっす」

アサイ:

「……どうも」

ティグレ:

「お友達!」

クー:

(詳しく説明すると、グランマたちに負担がかかりそうだな)

シルヴィア:

「そっか。まあよろしくな」

アサダ:

「お世話になるっす」

アサイ:

「……」

GM:

アサダは運判定するのに理知を振ってください

アサダ:

【理知】9 +

→

16!

ティグレ:

お

GM:

おk

GM:

アサダはサヤの部屋から視界の価値観を一部改竄しているマニピュレイトボールをこっそり持ち出しています

サヤ:

持ち出すだろうな

クー:

あのピカピカ光るやつか

GM:

この事はサヤだけ知っています

ティグレ:

なる

サヤ:

了解

グランマ:

「私たちがここに来た意味は、皆さん分かっていますね」

サヤ:

「おうよ」

クー:

「……はい。いよいよですね」

ティグレ:

「自分喰いと戦う」

オーベ= 
エリクション:

「なかなか興味深いな」

グランマ:

「約束の時間です。サヤさん」

グランマ:

「私の見立てではおそらく本日中にも視界の自分喰いが顕現するでしょう」

サヤ:

「とうとうかー」

サヤ:

「まあがんばる」

シルヴィア:

「心配すんなって!アタシが来たからにゃガツーン!と楽勝ってなもんよ!」

サヤ:

「頼もしい!」

グランマ:

「時間がありません。今ここで自分喰い討伐作戦を立てます」

サヤ:

「はーい」

ティグレ:

「はーい」

グランマ:

「皆さんよろしいですね」

オーベ= 
エリクション:

「私は構わない」

アサダ:

「了解っす」

クー:

「詳細はまだ聞いていなかった。是非」

アサイ:

「わかった」

グランマ:

「まず、全員で自分喰いを取り囲んで一斉攻撃するという戦術は取りません」

クー:

「ふむ……」

グランマ:

「理由は敵の広範囲攻撃でこちらが一網打尽にされかねないからです」

オーベ= 
エリクション:

絨毯爆撃・・・

グランマ:

「あちらからしてみれば、わざわざ的が一か所に集まってくれて手間が省けたといわんばかりの状況でしょう」

グランマ:

「自分喰いの攻撃は並みの人間には1撃も耐えられないほど強力無比だと認識してください」

ロール:

「ほんならどうするんやろ」

ティグレ:

「どうやって近づくの?」

オーベ= 
エリクション:

「波状攻撃か?」

グランマ:

「そうですね。オーベさんの方法でいきます」

グランマ:

「チームを分けて自分喰いの力を順番に削いでいく戦術を取ります」

サヤ:

「チーム戦だー」

アサダ:

「ということはデコイの私達も戦力になるってことっすね」

グランマ:

「もちろん単純にチームを分けただけだと自分喰いはサヤさん以外見向きもしないでしょう」

グランマ:

「そこでティグレさんがサヤさんを抱え、自分喰いを引き寄せながら各チームを中継していきます」

ティグレ:

「なるほど!」

クー:

「抱えて……走るのか!?」

オーベ= 
エリクション:

「お鳥か・・・」ニヤリ

クー:

囮rz

サヤ:

「本当の意味でデコイじゃん私」

シルヴィア:

「お前にしかできねーんだ。頼んだぜティグレ!」

ティグレ:

「めっちゃ走るよーー!」

クー:

「しかし、そうなると……」

クー:

「貴重なアタッカーのティグレに、攻撃の番は回ってくるのだろうか」

GM:

グランマはアサダとアサイをじっと見て

グランマ:

「お二人は視界の世界の人間です。世界と運命を共にする他ありません」

アサイ:

「それは最初から理解している」

アサダ:

「そっすね、まあ死にますよ」

ティグレ:

「方法はないの?グランマ」

グランマ:

「もっとも優先すべきは、お二人の気持ちです」

グランマ:

「ご自分が何をしたいのか、お二人が自由に決めてください」

アサイ:

「私は別にどうでもいい、好きにしろ」

グランマ:

「あえて私の独り言を言わせていただくならば」

グランマ:

「最期の時にわざわざ苦しい思いをしようとする者は異常者です」

グランマ:

「正常でまともな者は、何もせず静かに最期の時を迎えるでしょう」

グランマ:

「ですからお二人をここでの作戦の中には組み込みませんが」

グランマ:

「しかし」

グランマ:

「人間、いつどこで頭がイカれるか分からないものです」

グランマ:

「そう。例えば」

グランマ:

「何かの間違いでティグレさんの駆ける中継ルートの途中でお二人がたまたま散歩している事もあるかもしれませんね」

オーベ= 
エリクション:

なにこの誘導w

ティグレ:

いいシーンは作れるね

アサイ:

「あえてその独り言に付き合うのならば」

アサイ:

「己の行動が異常か正常かは私が決めることだ」

アサイ:

「どうせ死ぬのなら、なにかして死んでおくよ」

アサダ:

「私もー」

グランマ:

「ではそういう事でよろしいですか?お二人方」

アサダ:

「全然オッケーっすよ。死ぬの上等」

GM:

さて、周囲の状況をチェックしたい人は技巧を振ってください。探偵アリで

ティグレ:

【技巧】2 +

→

6!

オーベ= 
エリクション:

【技巧】4 +

→

11!

サヤ:

【技巧(探偵)】6 +

→

17!

クー:

【技巧】1 +

→

2!

一同:

ファンw

クー:

ごめん……

オーベ= 
エリクション:

反転だ

ティグレ:

シリアスシーンに適度なギャグを挟むプロ

GM:

ではサヤとオーベだけ気付く

GM:

2人は建物の影でこちらを見ている人影に気付きました

サヤ:

「なんかいるね」

オーベ= 
エリクション:

「なんだろうな」

ティグレ:

「どこー?」

クー:

「え? なんか言った?」

サヤ:

「あの建物の影」

GM:

どうやらエレンのようです

イラスト

クー:

なんと……

ティグレ:

「エレン!」

サヤ:

「見たことあるぞあいつ」エレンを認識する

GM:

なぜここにやって来たかも含めて、エレンのRPはSさんに任せてもいいですか?

ティグレ:

まあ大丈夫でしょw

クー:

了解ですー 方向性があれば教えてください

GM:

特に無いので好きにしてください

クー:

わかりました

エレン:

「じー……」

ロール:

「エレンやないかい。どうしたんやこんな所で」

サヤ:

「どうすんのあいつ」

サヤ:

「クーちゃんどうすんのー」

エレン:

「あっ、見つかっちゃった? さすがは視界の世界」

サヤ:

「そら見つけるわ」

ティグレ:

「久しぶりー!」

ロール:

「何しに来たんや。今めっちゃ重要な話してるんやで」

サヤ:

「戦力になんのかしら?」

エレン:

「いやー、実はさ? この前クーに言われたじゃん?」

エレン:

「『外は危険だから、ずっと静寂の世界に居ろ』って」

ロール:

「クーのやつそんなこと言うとったんかい」

エレン:

「なんか、逆にそういわれると、逆のことしたくなるって言うか……」

サヤ:

「その気持もわからなくもないが、すげータイミングでこの世界に来たな……」

サヤ:

「いまめっちゃ取り込み中なんですよ」

ティグレ:

「エレンも混ざる?」

エレン:

「それに、サヤとクー、すっごい深刻そうな顔して話してたじゃん」

エレン:

「なんか、気になったって言うか……」

サヤ:

「さすがに安全は保証できないよ?」

エレン:

「みんな勢ぞろいしてるみたいじゃん? 私も手伝うよー」

ティグレ:

「ありがとう!」

シルヴィア:

「死ぬ覚悟はあんのか?」

サヤ:

「死んでも知らないよー」

クー:

「エレン……気持ちはありがたいんだが、遊びじゃないんだぞ」

エレン:

「えー! 猫の手も借りたそうな顔してるくせに!」

エレン:

「さっき聞こえたよ! チーム戦やるんでしょ!」

シルヴィア:

「どうすんだ?ババア」

サヤ:

「はっきり言っていい?」

ロール:

「なんやサヤ」

サヤ:

「足手まといになるならいないほうがマシなんだけど、大丈夫?」

サヤ:

「死ぬ覚悟でここに来てるんならなにも言わないけどさ」

エレン:

「むかっ!」

エレン:

「そんなこと言うんだったら、絶対に混ざってやるもんねー!」

エレン:

「足手まといなんて言ったこと、後悔させてやるんだから!」

サヤ:

「別に足手まといにならないのならそれでいいよ」

エレン:

「やったー!協力する!」

サヤ:

「なんかあっても助けてやれないってこと」

ティグレ:

「よーしがんばろうね!」

サヤ:

「理解してるなら別にいいよ」

クー:

「いや……でも……しかし……えええ……(おろおろ)」

グランマ:

「こうなってしまったエレンはもうどうにもなりません。クーは諦めてください」

サヤ:

「がんばってねー」

グランマ:

「それではエレンも作戦に参加していただきます」

エレン:

「まっかせてー! 大丈夫大丈夫、自分の身は自分で守るから!」

ティグレ:

「いえーい!」

シルヴィア:

「チビのくせに根性あんじゃねーか。気に入ったぜ」

ティグレ:

赤い請負人みたいな貫禄

グランマ:

「さて、それではチーム分けですが」

グランマ:

「チームは2つに分ける事を提案します」

グランマ:

「最初に敵の体力を削り力を消耗させるチーム、最後に敵を仕留めるチーム」

オーベ= 
エリクション:

「耐久枠はいいのかね?」

グランマ:

「最後のチームが耐久する為に、まず最初に敵に力を使わせます」

グランマ:

「その最初に敵の力を削るチームですが、こちらは私とシルヴィアとエレンが担当します」

ティグレ:

「シルヴィ早いからやれそう」

グランマ:

「私達3人が交戦している場所から少し離れた位置でサヤさんとティグレさんは待機してください」

ティグレ:

「わかった」

グランマ:

「そのまま2人は戦況を見て、これ以上は無理だと判断したら速やかに最終決戦の場へ駆けてください」

サヤ:

「はーい」

シルヴィア:

「お前らの出番ねーかもな!帰り支度でもしとけよ」

ティグレ:

「そっちも気を付けてね、上手く引き付ける」

サヤ:

「帰る場所なんてないんですけどね」

ティグレ:

「シルヴィア必殺技見せてね!」

クー:

「くれぐれも無茶はするなよ! 無茶したらただじゃおかないからな!!」

エレン:

「きゃー!」

グランマ:

「最後に敵を仕留めるチームはサヤ、ティグレ、オーベ、クー、ロールの5人です」

サヤ:

「デコイどもは?」

グランマ:

「先ほども言いましたが」

グランマ:

「最終決戦へ向かう途中で散歩しているのかもしれませんね」

サヤ:

「あーそういうこと」

オーベ= 
エリクション:

「散歩、ねえ・・・」

アサイ:

「死ににいくと言っているのに」

ティグレ:

第二陣かもってことか

エレン:

「ねえねえ、私も『さんぽ』してればいいの?」

グランマ:

グランマはアサダとアサイを見て

グランマ:

「2人共、子供とお話しながら散歩するのはお好きですか?」

アサイ:

「好きじゃない」

ティグレ:

w

アサダ:

「無理っす」

ティグレ:

ww

ティグレ:

こいつらw

グランマ:

「だそうなので、エレンは私のチームです」

エレン:

「えーーー面白そうな人たちなのに」

サヤ:

だってなんかあったら責任取れないもん

エレン:

「でもわかった!」

グランマ:

「オーベさんとクー、ロールの三名は最終決戦の場でサヤさんを抱えたティグレさんが駆け抜けてくるのを待っていてください」

グランマ:

「自分喰いを撃破後、視界の世界が完全崩壊するまでに全員ターミナルへ行き脱出します」

グランマ:

「以上が私の提案する作戦になります。何かご意見やご質問のある方はどうぞ」

ティグレ:

「世界の崩壊は決まってるの?」

グランマ:

「決まっています」

ティグレ:

「ティグレは最後まで方法を探してみるね」

クー:

「これを聞くのは心苦しいのだが」

クー:

「もし……自分喰いの討伐に失敗した場合、どうなるんだ?」

サヤ:

「私も帽子になるんでしょ」

グランマ:

「サヤさんは消失し、私達は世界の崩壊後にどこかの世界へランダムに飛ばされるでしょう」

クー:

「……気を引き締めないとな」

サヤ:

「その覚悟くらいは出来てるから大丈夫、心配しないで」

サヤ:

「ああ、心配はしてないか」

クー:

「私はいつでもサヤが心配だよ。……でもこれは後がないから、一応な」

サヤ:

「気持ちだけ受け取っとく」

グランマ:

「最終決戦の場はサーベイランスビルの屋上が良いでしょう」

グランマ:

「目印として大きいのでティグレさんも迷わず駆けられるかと思います」

ティグレ:

「どこからでも見える!」

サヤ:

「ホームの屋上かー」

サヤ:

「死に場所としては悪くない」

グランマ:

「チーム間の距離は適度に離しておき、他のチームが自分喰いの攻撃に巻き込まれる事故を防ぎます」

グランマ:

「まずは私のチームの場で自分喰いを具現化させます」

グランマ:

「おそらく三始祖でも自分喰いの力を一部削るのが精一杯だと考えておいてください」

シルヴィア:

「なぁ~に言ってんだ。アタシが軽ぅ~く片付けてやっからお前らの出番はねーよ」

サヤ:

「頼もしいー」

クー:

「三始祖か……」もぞもぞと帽子をかぶり直した

グランマ:

「それとこれを皆さんに渡しておきます」

ティグレ:

「?」

GM:

グランマはこの場にいる全員にライフカプセルA剤を1人1個ずつ手渡しました

オーベ= 
エリクション:

「ほう」

ティグレ:

「ライカプだ!」

サヤ:

「ありがたくもらっておきます」

オーベ= 
エリクション:

ライフカプセル全種コンプw

グランマ:

「誤解しないでください。決戦の最中にそんなものを使っている暇などありません」

グランマ:

「そのカプセルを使うのは自分喰いを討伐した後です」

グランマ:

「ターミナルへ辿り着く前に予期せぬ暴徒に絡まれる可能性もあります」

アサイ:

「あり得るな。大いにあり得る」

グランマ:

「討伐後にしっかりと体力を全快させて万一に備えてください」

ティグレ:

「なーる」

オーベ= 
エリクション:

「ふむ、どこの誰だったかな・・・」

エレン:

「ヨキセヌ・ボート……強そう……」

クー:

「こら」ぺし

ロール:

エレンにツッコミたい衝動をプルプルと抑えている

ティグレ:

アホさでエレンに勝たれると敗北感ある

GM:

他に何かしたいことはありますか?

ティグレ:

大丈夫

サヤ:

全然関係ないこと聞いてもいい?

GM:

どぞ

サヤ:

じゃあグランマに

サヤ:

「私、死ぬかもしれないんで今のうち聞いておきます」

グランマ:

「何でしょう」

サヤ:

「ボニファーツってどんな人だったんですか。始祖の一人でしたよね?」

クー:

「……」

サヤ:

「喰われて死んだらしいですし、なんか同じだな―って」

グランマ:

「一言でいうと、不思議な人でしたね」

サヤ:

「ほう」

ティグレ:

「ちゃんと元気だった?」

グランマ:

「彼は自分喰いに抵抗する事なく、自ら進んで食われました」

サヤ:

「あーなるほど?」

サヤ:

「なかなか不思議な方ですね」

グランマ:

「私から見れば理解できない行動ですが、彼にとってはそれがまともだという事なのでしょうね」アサイを見ながら

アサイ:

「……」

クー:

後ろでずっとそわそわとしながら話を聞いていました

ティグレ:

禁忌怖いなw

クー:

ボロが出そうなので何も言いません

サヤ:

「意図はよくわかりませんが、ある意味自殺のようなことをした、と解釈しておきます」

サヤ:

「ついでですのでもう一つ聞いていいですか」

グランマ:

「ええ。どうぞ」

サヤ:

「ヨハンについても教えてほしいな―って」

サヤ:

「どんな経緯で弟子になったんです?」

サヤ:

「あと、あいつどんなやつだったんですか」

グランマ:

「それは・・・」

オーベ= 
エリクション:

「いつごろから弟子になったかも聞きたいな」

クー:

そわ……そわ……(黙っている)

エレン:

(クー、トイレにでも行きたいのかな……)

グランマ:

「ヨハンは半ば強引に私の弟子になりました」

サヤ:

「ほう」

グランマ:

「本来私は弟子など取るつもりはなかったのですが」

グランマ:

「性格はおそらく皆さんもよくご存じだと思います」

グランマ:

「他人の欲望につけ入り、それを膨らませて、自らの計画を実行する」

グランマ:

「そして私の欲望は・・・」

グランマ:

「帽子に食われる管理人を何とかしたいと思っていました」

ティグレ:

「!」

グランマ:

「これが答えでよろしいですか?サヤさん」

サヤ:

「ヨハンは自分の意志であなたの弟子になった、と」

サヤ:

「で、あなたは付け入られたんですか?ヨハンに」

グランマ:

「ええ。自分喰いの研究をするのに協力してもらっていました」

サヤ:

「なるほど。自分喰いについて妙に詳しかったのはそれが理由でしたか」

ティグレ:

「ヨハン色々研究してる」

グランマ:

「しかし、そのやり方で意見が衝突し、破門しました」

ティグレ:

「どう違ったの?」

オーベ= 
エリクション:

「犠牲を厭うかどうかか?」

グランマ:

「ヨハンが情報の為に裏で管理人の自分喰いを発現させやすくしていた件が明るみになったのです」

ティグレ:

おお

オーベ= 
エリクション:

あれま

サヤ:

「へーそうなんだ」

ティグレ:

再接続はその過程で知ったのかなあ

サヤ:

「ってことは私もヨハンに嵌められた?あはは」

サヤ:

「もしそうだったら、生きて帰って殺してやろ」

ティグレ:

w

シルヴィア:

「ごちゃごちゃ難しい事なんぞ考えずに倒しゃいーんだよ倒しゃ」

サヤ:

「難しいことを考えたくなるお年頃なんです、私」

ティグレ:

「めっちゃ走るよーー!」

サヤ:

「がんばりますよー」

GM:

他に何かあるかな?

ティグレ:

ない

サヤ:

「頑張る以外に何ができるっていうんだ」

オーベ= 
エリクション:

ないかな~

クー:

ないかな

サヤ:

ないですね、ありがとうございました

ティグレ:

おもしろかった

GM:

じゃあ討伐作戦を決行します

グランマ:

「では皆さん。生きて帰りましょう」

サヤ:

「いえーい」

クー:

「必ずや!」

シルヴィア:

「行くぞお前ら!持ち場へ急げ!」

ティグレ:

「やるぞー!」

エレン:

「おー!」

グランマ:

「クー」

クー:

「……はい、なんでしょうグランマ」

グランマ:

「強くなりましたね。もう実力では私と同等かそれ以上かもしれません」

クー:

「そんなもったいのないお言葉」

クー:

「グランマは、いつでも私の師匠です」

グランマ:

「いいえ」

グランマ:

「現時点を持って、あなたとの師弟関係は解消します」

クー:

「……えっ!?」

グランマ:

「これからは対等の仲間として、同じ目線で共に歩んでいきましょう」

クー:

「……わかりました」

グランマ:

グランマはクーに右手を差し出します

クー:

では近づいてその手を握ります

グランマ:

「皆の事、しっかりと頼みましたよクー」

クー:

「任せてください……いや」

クー:

「任せたまえ。グランマこそ、皆のことをよろしく頼んだぞ」

グランマ:

グランマは笑顔で頷きました

GM:

てことで次のシーン行きます

GM:

ターミナル前で皆と別れたアサダとアサイの2人はメインストリートをあてもなく歩いています

イラスト

名 前  

ステータス  

アサイ

Lv12 【HP】50 【体力/技巧/理知】3/2/9
◆「ボス補正」「精神防御」「遠隔魔法」「血の代償」「魔力増幅」「魔力拡散」
 「詠唱」「秘術」「禁術」「ガッツ」「回復魔法」「緊急回復」

アサダ

Lv12 【HP】50 【体力/技巧/理知】3/2/9
◆「ボス補正」「精神防御」「遠隔魔法」「血の代償」「魔力増幅」「魔力拡散」
 「詠唱」「秘術」「禁術」「ガッツ」「回復魔法」「緊急回復」


GM:

2人のポケットにはさっき貰ったライフカプセルが入ったままです

アサダ:

「……これをもらってもなあ」ライカプを見つめる

アサイ:

「どうせ死ぬのだから無用の長物だ」

アサダ:

「つか、私はともかくなんでお前まで作戦に参加してるんだよ」

アサダ:

「世界は終わるから皆殺しにしてもいいんじゃなかったのか」

アサイ:

「……サヤは皆殺しにしたいのだろうが、アサイとしての私は戦って終わりたい。ただそれだけだ」

GM:

2人がブラブラ歩いてる所へロールが駆け足でやってきました

イラスト

ロール:

「こんなトコにおったか~!探したで」

アサダ:

「お、ロールさん」

アサイ:

「お前か」

アサイ:

「なんの用だ」

ロール:

「ヤケクソになってないか心配で来たんやけど」

ロール:

「なんや普段通りやなぁ。こんな時も」

アサダ:

「元はサヤっすからね。そんなもんでしょ」

ロール:

「でも二人とも、元の体のサヤとは心が違っとるんやろ?」

アサイ:

「そうだな。サヤではあるが、アサイでもある」

アサダ:

「ですねー私もアサダっす」

ロール:

「その心ってどっから来とるんやろな?」

アサダ:

「……どっから……」

アサダ:

「どっからっすかね」

アサイ:

「アウトサイダーとやらを用いると高性能のデコイが出来上がるのだろう?」

アサイ:

「ならばアウトサイダーからなのでは?」

ロール:

「でもなぁ、それやとさ」

ロール:

「視界の世界って基本的に仲良くしてたら価値観落ちるやん?」

ロール:

「ウチから見ると、アウトサイダーが2人の心作ってたってのは最初はそうかもしれへんけど」

ロール:

「今はもう2人だけのモンなんやないかなぁって気がするんよね」

アサダ:

「これは私達自身が獲得した心だ、と。そういうことっすかね」

ロール:

「だって視界の帽子が作るんやったらぜったい見捨てるやろ?サヤのこと」

アサイ:

「そうだな。帽子は管理人に歯向かうのに私達はそんな事を考えてもない……」

アサイ:

「つまり、すでに私達はデコイではないと?」

ロール:

「ウチはそう思うんよね~」

アサイ:

「それは……死体の蘇生じゃないか」

サヤ:

「マジかよ!!」出てくる

イラスト

ロール:

「サヤやないかい!」

サヤ:

「死体の蘇生出来たの!?まじで!?」

ロール:

「尾行のプロなの忘れとったわ・・・」

サヤ:

「こいつら視界の世界がなくなっても消えないってことだよね?」

ロール:

「ウチが思うに」

ロール:

「せやからそのライフカプセル渡したんやないかな、グランマも」

サヤ:

「なーんだ。わかってたのかあの人」

サヤ:

「やっぱ苦手だなあ」

ロール:

「だって討伐したら世界が消えるのに渡す意味が分からんもん」

サヤ:

「そういえばそうだよね」

ロール:

「せやからなぁ」

ロール:

「討伐ん時に、どうせ死ぬんやからって捨て身でやるんやなくて」

ロール:

「2人ともちゃんと自分の身も考えて戦って欲しいんや」

サヤ:

「だってよお前ら」

アサダ:

「ここで終わりじゃないのなら、まあそういう方向でやってみるっす」

アサイ:

「……」

アサイ:

「私は終わらないかもしれんが、私を慕ってくれた奴らは終わるのだろうな」

ロール:

「ティグレは諦めとらんみたいやけどな」

アサイ:

「そうか」

サヤ:

「でも私は消える可能性あるー」

ロール:

「サヤが?」

サヤ:

「討伐失敗したら帽子になるんだろ、ボニファーツみたいに」

ロール:

「そんなモン絶対させんに決まっとるやんけ」

サヤ:

「私はボニファーツの気持ち、なんとなーくだけどわかるよ」

サヤ:

「消えてなくなるのって周りからしたら迷惑極まりないけど」

サヤ:

「本人からすれば救いなんだよ」

ロール:

「そこはな」

ロール:

「ウチらの我儘やからしょうがないねん」

ロール:

「やっぱサヤは消えてほしくないからな~」

サヤ:

「……ロールちゃんだけはアサイの話に耳を傾けてくれたよね」

サヤ:

「あれ、実はめっちゃ嬉しかったんだ」

ロール:

「そらだってなぁ・・・」

ロール:

「ウチが同じ立場になったらって思うとなぁ」

サヤ:

「否定せずに理解しようとしてくれたのが何よりも嬉しいんだよ、私にとっては」

サヤ:

「だからありがとうね」

アサイ:

「ありがとう」

ロール:

「な、なんや照れるやんけ」テレテレしている

アサイ:

「お前のような人間がいるのなら、世界に意味はあるのだろう」

ロール:

「せやで。まあ見ときや、もっとおもろいもん見せたるわ」

アサイ:

「楽しみにしていようじゃないか」

ロール:

「サヤもヨハンの化けの皮はいでザマァしたいやろ」

サヤ:

「化けの皮なんてまとってんのあいつ?」

ロール:

「ああいうスカした奴は情けない顔させてボコボコにしたくなるねん」

サヤ:

「私と似たような所あるからなーあいつ」

ロール:

「じゃあウチは持ち場へ戻るわ」

サヤ:

「私も戻るー」

ロール:

「また後でな。三人とも」

アサダ:

「お気をつけてっす」

アサイ:

「ああ、生き残ってみせよう」

GM:

ということで2人と2人はストリートの中で別れました

GM:

おつかれさまでした

サヤ:

ありがとうございました

ティグレ:

楽しめた

GM:

それではクーオーベロール三人のシーンをやります

GM:

クーとオーベはサーベイランスビルの屋上で待機しています

イラスト

オーベ= 
エリクション:

ほう

クー:

うおおおお

GM:

ここが自分喰い最終決戦の場になります

GM:

三人はサヤとティグレがここに駆けてくるのを待つことになります

GM:

オーベとクーが到着してから遅れてロールがやってきました

イラスト

ロール:

「遅れてすまん、2人とも」

クー:

「おお、やっと来たか。どこで道草食ってたんだ」

オーベ= 
エリクション:

「いや、別にそこまで時間もたっていないだろう」

ロール:

「ちょっと旨そうなタコ焼きが売っててな」

クー:

「呑気な奴だな……やれやれ」

オーベ= 
エリクション:

「ほう、それは良い情報だ。どこだね?」

クー:

「ええい緊張感を持て!!」

オーベ= 
エリクション:

「何故だね?」

クー:

「我々の運命を決める大事な一戦だぞ。たこ焼きだのなんだの……」

クー:

「……いや、なんかお腹減って来たな」

クー:

「まぁそれはいい」

オーベ= 
エリクション:

「まあまあ、変に力が入るよりはいいではないか」

クー:

「むぅ……」

ロール:

「グランマから弟子解消されて緊張しとんのか?クー」

クー:

「ううむ。いきなりあのようなことを言い出すから、少しびっくりしていてな」

ロール:

「でもウチも見てて少し思ってたんよ」

ロール:

「クーはグランマの弟子やからってなんか遠慮してるように見えたで」

クー:

「まぁ、裏の稼業は上下関係は大事だからな」

クー:

「遠慮……私は遠慮していたのだろうか」

ロール:

「聞きたいことも飲み込んでたんやないか?」

クー:

「そうだな。本当はもっといろいろなことを聞きたかったな」

クー:

「例えば、私を弟子に取った理由とか……」

クー:

「だけど、今は禁忌のこともある。あまりおしゃべりが過ぎると、お互いに負担がかかってしまうからな」

ロール:

「じゃあ弟子や無くなったことやし、禁忌を何とかしてから思いっきり聞きまくろうやないか」

クー:

「うむ。それがいいな」

クー:

「今まで聞けなかった、あんなことやこんなことを聞きまくってやろう」

ロール:

(何聞く気やコイツ・・・)

オーベ= 
エリクション:

(面白そうな臭いがするな)

ロール:

「なあオーベ、サヤとヨハンって似てると思うか?」

オーベ= 
エリクション:

「似ているだろうな。まあ、私自身も似ているのだろうが」

ロール:

「そか・・・そやな・・・」

オーベ= 
エリクション:

「いきなりどうしたんだ?」

ロール:

「サヤがそんな事言うとったから少し気になったんや」

オーベ= 
エリクション:

「ふむ・・・まあ、そこまで気にする必要もないのではないか?」

ロール:

「オーベはヨハンと似てる所あると思っとるんか?」

オーベ= 
エリクション:

「それはあるだろう。似ているところがなければあそこまで嫌悪することもないだろうし、曲がりなりにも協力することはなかっただろう」

ロール:

「なるほどなぁ・・・同族嫌悪みたいなトコもあったんか」

ロール:

「オーベあんま自分の話せんから意外やったわ」

オーベ= 
エリクション:

「そうか?必要が無いから話さないだけなのだが・・・まあ、そういう自分のことを理解すること自体余り得意ではないのだが」

ロール:

「いや、おもろかった。またいろいろ話聞かせてや」

オーベ= 
エリクション:

「ああ、いいだろう」

GM:

てことでシーン終了でいいかな?

クー:

おkです

オーベ= 
エリクション:

おけです

GM:

では作戦最初のチームのシーンへ行きます

GM:

サヤ、ティグレ、グランマ、シルヴィア、エレンの5人は街の一角にあるビルの屋上にいます

イラスト

名 前  

ステータス  

エレン

Lv4 【HP】26 【体力/技巧/理知】4/4/4
◆「パイロット」「リバースカード」「魔法盾」「座標交換×2」
 「再行動」「短未来演算」


GM:

グランマは変身を使用、技巧-3体力+1理知+2点して車椅子から立つ

GM:

ここで視界の自分喰いが発現するのを待ちます

一同:

りょ

GM:

さて、5人が言葉も少なく待っているところへ

GM:

リップが現れました

イラスト

名 前  

ステータス  

リップ

Lv4 【HP】24 【体力/技巧/理知】2/3/6
◆「吟遊詩人」「遠隔魔法」「魔法障壁」「魔力増幅」「再行動」
 「封印」「念話」「レンタルスキル」


ティグレ:

おお

サヤ:

リップちゃん

ティグレ:

「リップ!」

サヤ:

「あらお久しぶり」

リップ:

「やっぱりどうしても気になってしまって・・・」

ティグレ:

「こっちもリップ気になってた!」

サヤ:

「大丈夫?」

リップ:

「サヤが消えたら私、ずっと引きずりそうだもの」

サヤ:

「消えてもリップちゃんのせいじゃないから」

リップ:

「だから私にも手伝わせて」

ティグレ:

「仲間だもんね!」

サヤ:

「まあ、そういうことなら」

ティグレ:

「がんばろー!」

エレン:

「ねえねえ!ここの景色すごくきれいだよね!」(空気が読めない)

ティグレ:

ティグレより空気読めない子がいるの新鮮

グランマ:

チラリとエレンを見て、視線をリップに戻し

グランマ:

「分かりました。ではリップは私達のチームに加勢してもらいます」

シルヴィア:

「ただし危ねーからリップは後衛だ、いいな?」

リップ:

「ありがとう。私だってやってみせるわ」

ティグレ:

「おおーん!おん!おん!」(がんばるぞ)

シルヴィア:

「しばらく見ない間にずいぶん強くなってるじゃねーかティグレ」

ティグレ:

「えへへっ必殺技戦ってる途中ずっと撃てるようになったよ!」

シルヴィア:

「こらアタシもウカウカしてっと負けるな」

ティグレ:

「そしたらもっと強くなって!ティグレはまたそれを追い越す!」

シルヴィア:

「ところでハクヨウが少し前からどっか消えてんだけど、ティグレ知らねーか?」

ティグレ:

「わかんない、でもハクヨウはティグレのお母さんだから困ったらきっと助けに来てくれると思う」

シルヴィア:

「そうだな。まあ今考えるこっちゃねーか」

シルヴィア:

「まずは目の前の戦いに集中しねーとな!」

ティグレ:

「狩りの時間だねっ!」

GM:

ではしばらくすると空が赤く染まってきます

イラスト

GM:

大地が揺れ、風が吹き荒れ、轟音がとどろき、世界の崩壊が始まりました

GM:

最初は好奇の目で端末のSNSに写真を上げる者も大勢いましたが

GM:

世界の崩壊が進み基地局もどんどん壊され、その端末も意味を成さなくなっていきます

GM:

突然の災厄に逃げ惑う人々ですが、彼らデコイは世界と運命を共にするしかありません

GM:

そしてサヤの髪飾りがどんどん熱くなり、もう髪に付けていられないほどになりました

GM:

どうしますか?

サヤ:

「…………」

サヤ:

外せるのなら外します

GM:

外してどうしますか?

サヤ:

どうしよう

サヤ:

隣のビルにでも置いてくる?

エレン:

手であっちあっちってお手玉するとか?

サヤ:

帽子に一言かけてから外すか。

GM:

よろしく

サヤ:

「最強の引きこもり空間をありがとう。いつまでも引きこもってたかったけど……」

サヤ:

「ダメだったみたい。あはは」

サヤ:

そう言ってビルから落としたい

GM:

ではサヤは熱くなった髪飾りをビルの谷間へと投げ捨てる

GM:

視界の帽子はビルの谷間へと消え

GM:

それから眩い閃光と轟音が天を貫きました

GM:

そして視界の自分喰いシヴィランティヴスがゆっくりと姿を現しました

イラスト

名 前  

ステータス  

シヴィランティヴス

Lv16 【HP】160 【体力/技巧/理知】20/25/25
◆「強ボス補正」「ボス連続行動」「飛行」「血の代償」「報復」「魔力増幅×2」
 「魔力拡散×2」「詠唱×2」「禁術」「チャージ」「完全回避」「不運反転」
 「千里眼」


サヤ:

かっけええええ

シルヴィア:

「出やがったな!」

サヤ:

「お前が……そうか」

グランマ:

「ティグレとサヤは後方へ下がってください!」

リップ:

「ひええぇぇ・・・」

ティグレ:

「がるるるるる!」

サヤ:

千里眼していいですか

GM:

どうぞ

サヤ:

では千里眼を使う

GM:

おk

サヤ:

「最期まで視ていてやろう、シヴィランティヴス」

シヴィラン 
ティヴス:

自分喰いも千里眼を使用、その眼はサヤをじっと睨みつけています

サヤ:

「……はは、何が気に食わないんだよ」見てます

ティグレ:

まだ強すぎて作戦が建てられない

エレン:

「ま、ここは私達に任せておいてよ!」

ティグレ:

「まかせた!」(あやうい信頼)

GM:

さあ、それでは自分喰い戦だ!

サヤ:

うおおお

GM:

ティグレとサヤは後方で待機し、ターン終了時に留まるか移動するか選択します

一同:

りょ

GM:

留まった場合は三始祖チームが戦闘を継続しますが、全滅すると隊列が詰められて最終決戦へ移動できなくなります

GM:

粘ればそれだけ敵にスキルカードを使わせられて最終決戦が楽になるけど、捕まるリスクも高くなる感じです

ティグレ:

PCが倒れること自体にペナルティはありますか?

GM:

ここでいうNPCのことですか?

ティグレ:

そうです

GM:

グランマが倒れなければ後で蘇生できますが

GM:

倒れた場合はどうにもできません

ティグレ:

死亡扱いなど展開上あるかは話せない?

ティグレ:

ロストだね

GM:

先ほども言いましたが、グランマが生存するかどうかで決まります

ティグレ:

りょっす

サヤ:

ターン最期の留まるかの選択は手番とは別ってことでいいですか

GM:

そうですね、まあ2人の手番でどうするか決めるって感じかな

サヤ:

ではターンの最後に選択肢が出るって感じではないのですね

GM:

いえ、ターンの最後に選択肢が出る感じです

サヤ:

じゃあ例えば戦闘行為をしても問題ないわけか

GM:

いえ、戦闘で巻き添えにならない場所まで離れているので

ティグレ:

なる

GM:

参加はできません

サヤ:

なるほど、スキルとかは使えないと。了解です

エレン:

始祖組の戦闘をどこまで継続するか、サヤティが決められるって感じなのかな?

GM:

そういうことです

オーベ= 
エリクション:

なる

GM:

それとこの戦闘は街全体を戦場として扱う特殊ルールになります

GM:

戦闘中に付与された能力や変動した能力値はシーンが変わってもそのままです

ティグレ:

ティグレの韋駄天についてはシーン中ずっとで街中ならずっと?

GM:

ずっとです

ティグレ:

おk

GM:

ティグレは韋駄天で戦場移動するので最終決戦で行動が1番手になりますが良いですか?

ティグレ:

おk

サヤ:

あーまって

サヤ:

韋駄天は色々わかってから使ったほうがいい気がする

ティグレ:

ほう

サヤ:

例えばだけど、サイレンス入れるならティグレが先だとサイレンスの恩恵がない

ティグレ:

ただ自分喰いの追跡を逃れられそうにないかも

ティグレ:

戦闘中に待機してまた使ってもいい

GM:

この作戦はティグレの韋駄天じゃないと自分喰いの追跡から逃げられない形で成り立っています

サヤ:

なるほど、なら大丈夫

GM:

それとクー、オーベ、ロールの三人も待機している間にいろいろ準備できます

GM:

待機組は戦場移動の時にシーンを切り替えるので、その時に準備してください

オーベ= 
エリクション:

了

クー:

了解です。強化バフ誰かにかけておきたいなー

GM:

ただし全リバースは討伐が終わるまでできません

ティグレ:

ああ

ティグレ:

ソルタブ使う時間はないんだね

オーベ= 
エリクション:

この能力だから余り変身使いたくないな

GM:

他に質問があればどうぞ

ティグレ:

ないです

クー:

たぶんないです

サヤ:

大丈夫かと

GM:

エレンの操作はSさんお願いします

クー:

了解です

GM:

最終決戦までほぼNPCの戦闘が続きますが、その分巻いていくのでしばしお付き合いください

サヤ:

はいー

ティグレ:

がんばー

GM:

では戦闘開始

イラスト

エレン:

おー

ティグレ:

やれー

GM:

スキル使う人はどうぞ

エレン:

ないです

GM:

無いなら自分喰いの行動

GM:

魔力拡散、詠唱、魔力増幅で前衛を攻撃

GM:

自分喰いがおぞましい叫び声をあげると空に魔法陣が現れ、漆黒に燃える巨大な鳥が2人へ放たれる

ティグレ:

やべえかっけえ

シヴィラン 
ティヴス:

【理知攻撃】50 +

→

59!

GM:

シルヴィアはチャージを使用

シルヴィア:

【理知防御】3 +

→

7!

グランマ:

【理知防御】10 +

→

16!

GM:

[ダメージ結果] シルヴィア26 グランマ43
  [HP結果] シルヴィア4  グランマ0
シルヴィア:【HP】4 / 30
グランマ:【HP】0 / 28

GM:

グランマはガッツを使用
グランマ:【HP】1 / 28

GM:

漆黒の炎は身も心も凍てつくほど冷たく、2人の全身がガタガタと震えています

シルヴィア:

「マジでやべぇ・・・大丈夫かババア・・・!」

グランマ:

「まだです・・・」

リップ:

「ひぇぇえええ・・・」

エレン:

「あわわわわ……」

サヤ:

「帽子強いなー……」遠目で見てる

ティグレ:

「がんばれーー!!」

GM:

次、シルヴィアの行動は連続行動と隠密を使用

シルヴィア:

【技巧攻撃】4 +

→

12!

シヴィラン 
ティヴス:

【技巧防御】25 +

→

31!

GM:

シルヴィアは隠れながら自分喰いに曲刀を投げつけるもまったくダメージを与えられない

GM:

シルヴィアの連続行動

GM:

ダンサー使用、秘技を技巧に書き換え

GM:

さらに連続行動と飛燕を使用

エレン:

あ、短未来そこに入れてもいいですか

GM:

どうぞ

エレン:

「シルヴィアさん、がんばれー!」

ティグレ:

「必殺技だー!!」

シルヴィア:

「おう、まかせろ!」

エレン:

応援(短未来演算)をしました

シルヴィア:

【技巧攻撃】4 +



  →

32!

シヴィラン 
ティヴス:

【技巧防御】0 +

→

6!

ティグレ:

おお、クリだ

サヤ:

探偵は出来ませんよねこれ

GM:

探偵はできます

サヤ:

やった!では出目を覚える

ティグレ:

ないす

GM:

おk、ではサヤは出目を覚える

GM:

[ダメージ結果] 敵26
  [HP結果] 敵134 
シヴィランティヴス:【HP】134 / 160

GM:

シルヴィアは高速で空中を踊りながら曲刀を連続で投げつける

シルヴィア:

「まだまだ序の口だぜ!」さらにシルヴィアの連続行動

シルヴィア:

神業で秘技、必殺、遊撃、飛燕を4枚同時使用

ティグレ:

ダンサー最高火力

シルヴィア:

「いくぜ!シルヴィアカーニバル!」

シルヴィア:

【技巧】8 +



  →

42!

GM:

自分喰いはチャージを使用、魔力増幅を回収

シヴィラン 
ティヴス:

【技巧防御】25 +

→

36!

GM:

3ダメージ
シヴィランティヴス:【HP】131 / 160

GM:

シルヴィア二撃目

シルヴィア:

【技巧】8 +



  →

51!

GM:

自分喰いは完全回避を使用

GM:

勢いに乗ったシルヴィアの超高速ダンスで自分喰いの周囲に曲刀が乱舞する

GM:

しかし激しい攻撃を受けているにも関わらず自分喰いは平然としている

シルヴィア:

「マジかよクソ・・・あんだけやって全然効いてねえのかよ・・・!」

ティグレ:

「シルヴィでも効かないなんて…」

GM:

次エレンどうぞ

エレン:

グランマに再行動 でよろしいでしょうか

GM:

おk。RPどぞ

エレン:

RPむずいぞ

ティグレ:

応援?

エレン:

「グランマさん! クーが頑張ってって言ってた!がんばれー!三始祖の力見せてやれー!」応援

エレン:

応援になった

ティグレ:

いいね

グランマ:

「エレン・・・ありがとう!」

GM:

じゃグランマの行動

GM:

魔法盾を詠唱破棄してサヤへ、回復魔法をシルヴィアへかける

グランマ:

「気休めにしかなりませんが、無いよりかはマシでしょう」

グランマ:

【理知回復】30 +

→

34!

サヤ:

「グランマ、ありがとう!」

GM:

シルヴィアの傷がみるみる塞がり、サヤに光の膜が覆う
シルヴィア:【HP】30 / 30

エレン:

「ちょっ……! グランマさん、自分も瀕死のくせに……!」

グランマ:

「私を回復させた所でどうせ一撃です、行動の無駄になります」

サヤ:

「これで前に出ても大丈夫」

GM:

次、リップは吟遊詩人を使用

GM:

エレンは戻すカードを1枚選んでください

GM:

シルヴィアはチャージ、グランマはガッツを戻します

エレン:

C戻せるなら短未来を戻します

GM:

戻せます

エレン:

では短未来を戻しました

GM:

おk

リップ:

「どうか私が来た意味を与えて・・・」

GM:

リップの澄んだ歌声が3人に活力を与えました

エレン:

「綺麗な声!」

GM:

リップの攻撃は射程が届かないので行動終了

GM:

ではグランマの行動

GM:

強化魔法をサヤに、理知+4させます

サヤ:

大盤振る舞いやんけ

ティグレ:

ええやん

グランマ:

「これで生存率が違ってくるはずです・・・」

サヤ:

「……これじゃがんばるしかなくなったじゃん」

GM:

サヤの理知が10にアップ

サヤ:

「がんばる!!」

サヤ:

つええええ

GM:

全員の行動が終了、自分喰いのボス連続行動

ティグレ:

サヤこれなら前出れるかもな

ティグレ:

ただ狙ってきそう

GM:

基本的に自分喰いは持ち主がタゲに入ったら持ち主しか狙いません

ティグレ:

りょ

GM:

自分喰いは飛行状態を解除、着地してグランマを技巧攻撃、報復を使用

シヴィラン 
ティヴス:

【技巧攻撃】34 +

→

40!

グランマ:

【技巧防御】2 +

→

9!

GM:

グランマはガッツ使用

ティグレ:

ここまでだね

GM:

自分喰いの傷から溢れ出た黒い血が鋭い刃となってグランマをズタズタに切り裂く
グランマ:【HP】1 / 28

エレン:

「グランマ!!」

ティグレ:

「グランマーー!!」

グランマ:

「まだです・・・まだ・・・」

エレン:

「も、もうヤバいよ! これ以上は……!」

GM:

自分喰いは血の代償を使用、魔力拡散を戻しHP-8点
シヴィランティヴス:【HP】123 / 160

ティグレ:

ここで引き付けやっても?

GM:

ターン終了

ティグレ:

みなさんどう

GM:

ティグレとサヤは留まるか移動するか決めてください

サヤ:

これは移動

ティグレ:

ですね

エレン:

移動だろうなぁ

サヤ:

グランマがやばい

ティグレ:

「おおーーーん!!!こっちだ!!」

GM:

移動でいいですか?

一同:

はい

サヤ:

「おら!!こっちだぞ!!」

ティグレ:

サヤ抱えます

GM:

では2人が移動しようとすると

リップ:

「待って!」

ティグレ:

「すてい!!」

サヤ:

「リップちゃん!なに!」

GM:

リップはレンタルスキル使用、魔力増幅をサヤにレンタルします

ティグレ:

すごい

サヤ:

「……!!」

ティグレ:

主人公じゃん

リップ:

「貴女なら上手く使えると思うわ。絶対に負けないでね」

サヤ:

「が、がんばる!!」

GM:

リップが空中に口紅で描いた紋章がサヤの魔導書に浮かび上がりました

サヤ:

「…………こんなにみんなの思いを背負っちゃったよ。どうしよ」つぶやく

ティグレ:

「よーしサヤ!今度は二人で飛び降りるぞーー!!」

ティグレ:

離脱します

エレン:

「2人も、がんばってー! クーのこと頼んだよー!」

サヤ:

「ひぃ!!」

シルヴィア:

「くっそ……全然削れてねーじゃねーか……情けねぇ」

エレン:

「シルヴィアさんすごかったよ」

ティグレ:

壁を落ちるように走りますね

サヤ:

「ひえええええええ」抱えられてる

グランマ:

「ティグレさん……サヤさんをどうかお願いします」

ティグレ:

「がおおおおおお!!」

GM:

ティグレはサヤを抱え、サーベイランスビルの屋上へ向けて駆け出しました

GM:

ここでシーンを切り替えます

GM:

クー、オーベ、ロールの三人はサーベイランスビルの屋上でティグレとサヤが来るのを待っていました

イラスト

ロール:

「もう戦っとる頃やろか?心配やわ~・・・」

オーベ= 
エリクション:

「なかなか壮観だな、赤い空というのは」

GM:

三人はここでスキルを使って準備できますが、どうしますか?

GM:

まだ戦況を見た後でも準備できるので後に回してもおkです

オーベ= 
エリクション:

ハッキングは絶対だからハッキング

GM:

おk

GM:

ではオーベはマシナリーフェルラを端末に変え、それを帽子とリンクさせることで演算能力を高速化する

クー:

「今のうちに、やれることはやっておこう。オーベ、こっちにこい」

オーベ= 
エリクション:

「む?なんだね?」

クー:

「前回の君の働きぶりも素晴らしかったからな。是非今回も存分に働いてくれ」

クー:

オーベに強化魔法をかけました

GM:

ではクーの銃から放たれた光がオーベの端末をさらに高速化させ、オーベの演算能力は極限まで高まる

オーベ= 
エリクション:

4/4/12か

オーベ= 
エリクション:

「まあ、できうる限りのことはしよう。保証はしないが」

GM:

変身はまだかな?

オーベ= 
エリクション:

怖いんだよな~、理知以外が来た時が

GM:

しばらくして、オーベの頭の中でリップの声が響きました

ティグレ:

念話だ

オーベ= 
エリクション:

お?

GM:

リップがスキル念話でオーベに話しかけているようです

GM:

もちろんオーベはリップが加勢に来てることを知りません

リップ:

「今、ティグレがサヤを抱えてそっちに向かってるわ」

オーベ= 
エリクション:

「(何故リップ君が・・・?しかし、そうか。もうくるのか)」

クー:

突然頷き始めたオーベを心配そうに見ている

オーベ= 
エリクション:

「何故かリップ君から念話があった。どうも今ティグレ君とサヤ君がこちらへ向かっているらしい」

クー:

「リップ? リップが来たのか」

クー:

「いや、もういよいよだな」

リップ:

「私も三始祖に加勢してたの。そんな事より気を付けて」

リップ:

「予定よりも自分喰いの力を削れてないみたいなの」

オーベ= 
エリクション:

「おや、向こうはしくじったか?いや、ただ単に自分喰いが強いだけか。どうも殆ど削れなかったらしい」

リップ:

「私達はこれからターミナルへ向かうわ。あなたたちも絶対に来てね」

GM:

って感じでシーン終わってもいいかな?

一同:

へい

GM:

さて、ティグレの方は現在サヤを抱えて時速100kmで絶賛ダッシュ中です

ティグレ:

100なのか

サヤ:

死んでしまう

オーベ= 
エリクション:

息できない

GM:

ソロだと120だけど誰か抱えてたら100

ティグレ:

「サヤ次はどっちー!?」

GM:

その後ろを自分喰いが猛スピードで追っています

サヤ:

「ああああああああああ」
 受け答えもままならない。はやすぎる

GM:

そこへ

GM:

サヤとティグレは視界の先で信号弾が打ち上げられているのに気付きます

ティグレ:

「なんかもくもくしてる!」

GM:

サヤなら千里眼で遠くを視認できますが、どうしますか?

サヤ:

がんばって視ます

GM:

ではサヤが視界をズームさせると、信号弾の所にオルテラ一味がいます

ティグレ:

おおーー!!

ティグレ:

これだよ待ってた!!

サヤ:

「あああああああ
 なんかいるーーーーー」

ティグレ:

この展開だよ!!!

GM:

オルテラも千里眼でサヤが見えているようで『それをこっちに連れて来い』と指をクイクイ曲げてます

GM:

どうしますか?

ティグレ:

私がほしかったのはこれだよ!!

ティグレ:

行きますか

サヤ:

「ティグレちゃんあっち!あっちに行って!!」オルテラの方に行きます

GM:

おk

ティグレ:

「わかったーーー!!」

GM:

ティグレとサヤはオルテラのいる道路へとダッシュしました

イラスト

ティグレ:

ザシュシューーーー!!(止まります)

サヤ:

「ぜーっ、ぜーっ……速い……」

ティグレ:

「みんな久しぶり!!」

オルテラ:

「貸しだ。後で返せ」

サヤ:

「何を返せばいい?死体?」

オルテラ:

「飯でもおごれ」

サヤ:

「それなら全然オッケー」

ティグレ:

「いいね!」

デイブ:

「ピ、ピザが、た、食べたいんだな・・・」

ティグレ:

「おにぎりも!」

イヅナ:

「加勢に来た。もっと喜べ」

ティグレ:

「わーーい!!!」

セイ:

「オルテラさんの目で戦況は把握しています」

サヤ:

「おう、見たまんまだよ」

オルテラ:

「この世界に改竄の波動を感じる。お前らここで何か改竄してんのか?」

ティグレ:

「まにゅぴれいと?」

サヤ:

「……あー」なんかを思い出す

サヤ:

「アサダが持ち出してたな」

オルテラ:

「フン。まあいい」

オルテラ:

「お前らはアタシらの後ろで見てろ。頃合いを見てズラかれ」

ティグレ:

「ありがとう!」

サヤ:

「助かる」

セイ:

「僕達はいざとなったら転送魔法陣で逃げるので大丈夫です」

ティグレ:

「アルテア凄い元気だったよ姫って!」

GM:

そうこうしてる間に自分喰いが追いついてきました

イラスト

ティグレ:

「来た!!」

オルテラ:

「無駄話は終わりだ。イヅナ、セイ、デブ!仕事の時間だよ!」

イヅナ:

「了解」

セイ:

「はい!」

デイブ:

「お、おにぎりが、た、食べたいんだな・・・」

GM:

ということで今週はおしまい!

一同:

おつかれー


シーンにいないPLの雑談を表示しない場合は
クリックで雑談非表示←をクリックしてください。

GM:

というわけで皆さんが視界のターミナル前まで来ると、グランマとシルヴィアがいました

イラスト

名 前  

ステータス  

シルヴィア

Lv8 【HP】30 【体力/技巧/理知】3/8/3
◆「ダンサー」「射撃」「神業」「秘技」「遊撃」「必殺」
 「連続行動×2」「隠密」「飛燕×2」「チャージ」「韋駄天」

グランマ

Lv8 【HP】28 【体力/技巧/理知】1/5/8
◆「ヒーラー」「変身」「癒しのカード」「回復魔法×2」「治療魔法」「魔法盾」
 「強化魔法」「ガッツ」「緊急回復」「回復リロード」「心眼」「詠唱破棄」


シルヴィア:

「よお!久しぶりだなお前ら!元気してたか?」

ティグレ:

「おっすおっす」

クー:

「グランマ! ここに来たということは……!」

サヤ:

「やっほーお久しぶりー」

GM:

ちなみにアサダとアサイもこの場にいます。2人のRPはHさんお願いします

サヤ:

りょです

ティグレ:

がんばー

グランマ:

「申し訳ありません。シルヴィアと合流していてラウドくんでの話に参加できませんでした」

サヤ:

「お構いなくー私の方は片付きましたんで」

ティグレ:

「解決したよ!」

シルヴィア:

「ん?見たことねーツラがあんな。そこの2人誰だ?」

GM:

シルヴィアはアサダとアサイへ視線を向けています

サヤ:

「あーあれはうちのデコイです」

アサダ:

「はじめましてっす」

アサイ:

「……どうも」

ティグレ:

「お友達!」

クー:

(詳しく説明すると、グランマたちに負担がかかりそうだな)

シルヴィア:

「そっか。まあよろしくな」

アサダ:

「お世話になるっす」

アサイ:

「……」

GM:

アサダは運判定するのに理知を振ってください

アサダ:

【理知】9 +

→

16!

ティグレ:

お

GM:

おk

GM:

アサダはサヤの部屋から視界の価値観を一部改竄しているマニピュレイトボールをこっそり持ち出しています

サヤ:

持ち出すだろうな

クー:

あのピカピカ光るやつか

GM:

この事はサヤだけ知っています

ティグレ:

なる

サヤ:

了解

グランマ:

「私たちがここに来た意味は、皆さん分かっていますね」

サヤ:

「おうよ」

クー:

「……はい。いよいよですね」

ティグレ:

「自分喰いと戦う」

オーベ= 
エリクション:

「なかなか興味深いな」

グランマ:

「約束の時間です。サヤさん」

グランマ:

「私の見立てではおそらく本日中にも視界の自分喰いが顕現するでしょう」

サヤ:

「とうとうかー」

サヤ:

「まあがんばる」

シルヴィア:

「心配すんなって!アタシが来たからにゃガツーン!と楽勝ってなもんよ!」

サヤ:

「頼もしい!」

グランマ:

「時間がありません。今ここで自分喰い討伐作戦を立てます」

サヤ:

「はーい」

ティグレ:

「はーい」

グランマ:

「皆さんよろしいですね」

オーベ= 
エリクション:

「私は構わない」

アサダ:

「了解っす」

クー:

「詳細はまだ聞いていなかった。是非」

アサイ:

「わかった」

グランマ:

「まず、全員で自分喰いを取り囲んで一斉攻撃するという戦術は取りません」

クー:

「ふむ……」

グランマ:

「理由は敵の広範囲攻撃でこちらが一網打尽にされかねないからです」

オーベ= 
エリクション:

絨毯爆撃・・・

グランマ:

「あちらからしてみれば、わざわざ的が一か所に集まってくれて手間が省けたといわんばかりの状況でしょう」

グランマ:

「自分喰いの攻撃は並みの人間には1撃も耐えられないほど強力無比だと認識してください」

ロール:

「ほんならどうするんやろ」

ティグレ:

「どうやって近づくの?」

オーベ= 
エリクション:

「波状攻撃か?」

グランマ:

「そうですね。オーベさんの方法でいきます」

グランマ:

「チームを分けて自分喰いの力を順番に削いでいく戦術を取ります」

サヤ:

「チーム戦だー」

アサダ:

「ということはデコイの私達も戦力になるってことっすね」

グランマ:

「もちろん単純にチームを分けただけだと自分喰いはサヤさん以外見向きもしないでしょう」

グランマ:

「そこでティグレさんがサヤさんを抱え、自分喰いを引き寄せながら各チームを中継していきます」

ティグレ:

「なるほど!」

クー:

「抱えて……走るのか!?」

オーベ= 
エリクション:

「お鳥か・・・」ニヤリ

クー:

囮rz

サヤ:

「本当の意味でデコイじゃん私」

クー:

デコイって囮って意味だったのか……

シルヴィア:

「お前にしかできねーんだ。頼んだぜティグレ!」

ティグレ:

「めっちゃ走るよーー!」

クー:

「しかし、そうなると……」

クー:

「貴重なアタッカーのティグレに、攻撃の番は回ってくるのだろうか」

GM:

グランマはアサダとアサイをじっと見て

グランマ:

「お二人は視界の世界の人間です。世界と運命を共にする他ありません」

アサイ:

「それは最初から理解している」

アサダ:

「そっすね、まあ死にますよ」

ティグレ:

「方法はないの?グランマ」

グランマ:

「もっとも優先すべきは、お二人の気持ちです」

グランマ:

「ご自分が何をしたいのか、お二人が自由に決めてください」

アサイ:

「私は別にどうでもいい、好きにしろ」

グランマ:

「あえて私の独り言を言わせていただくならば」

グランマ:

「最期の時にわざわざ苦しい思いをしようとする者は異常者です」

グランマ:

「正常でまともな者は、何もせず静かに最期の時を迎えるでしょう」

グランマ:

「ですからお二人をここでの作戦の中には組み込みませんが」

グランマ:

「しかし」

グランマ:

「人間、いつどこで頭がイカれるか分からないものです」

グランマ:

「そう。例えば」

グランマ:

「何かの間違いでティグレさんの駆ける中継ルートの途中でお二人がたまたま散歩している事もあるかもしれませんね」

オーベ= 
エリクション:

なにこの誘導w

ティグレ:

いいシーンは作れるね

アサイ:

「あえてその独り言に付き合うのならば」

アサイ:

「己の行動が異常か正常かは私が決めることだ」

アサイ:

「どうせ死ぬのなら、なにかして死んでおくよ」

アサダ:

「私もー」

グランマ:

「ではそういう事でよろしいですか?お二人方」

アサダ:

「全然オッケーっすよ。死ぬの上等」

GM:

さて、周囲の状況をチェックしたい人は技巧を振ってください。探偵アリで

ティグレ:

【技巧】2 +

→

6!

オーベ= 
エリクション:

【技巧】4 +

→

11!

サヤ:

【技巧(探偵)】6 +

→

17!

クー:

【技巧】1 +

→

2!

一同:

ファンw

クー:

ごめん……

オーベ= 
エリクション:

反転だ

ティグレ:

シリアスシーンに適度なギャグを挟むプロ

GM:

ではサヤとオーベだけ気付く

GM:

2人は建物の影でこちらを見ている人影に気付きました

サヤ:

「なんかいるね」

オーベ= 
エリクション:

「なんだろうな」

ティグレ:

「どこー?」

クー:

「え? なんか言った?」

サヤ:

「あの建物の影」

GM:

どうやらエレンのようです

イラスト

クー:

なんと……

ティグレ:

「エレン!」

サヤ:

「見たことあるぞあいつ」エレンを認識する

GM:

なぜここにやって来たかも含めて、エレンのRPはSさんに任せてもいいですか?

ティグレ:

まあ大丈夫でしょw

クー:

了解ですー 方向性があれば教えてください

GM:

特に無いので好きにしてください

クー:

わかりました

エレン:

「じー……」

ロール:

「エレンやないかい。どうしたんやこんな所で」

サヤ:

「どうすんのあいつ」

サヤ:

「クーちゃんどうすんのー」

エレン:

「あっ、見つかっちゃった? さすがは視界の世界」

サヤ:

「そら見つけるわ」

ティグレ:

「久しぶりー!」

ロール:

「何しに来たんや。今めっちゃ重要な話してるんやで」

サヤ:

「戦力になんのかしら?」

ティグレ:

座標交換できるんだっけ

GM:

エレンのスキル枠は2つ空けてあるんで、Sさんは好きなスキルカードを2枚、今選んでください

エレン:

スキル何欲しい? 今慌てて見てる

サヤ:

再行動

GM:

Sさんの好きなものでいいですよ

ティグレ:

好きなので

GM:

ただ、5人のパーティとは別のチームに入ってもらう予定です

オーベ= 
エリクション:

パイロットは上限上昇か~

サヤ:

判定が必要なのは能力値的に無理っぽいからBあたりかな

エレン:

よし。「等価交換」「奇跡」でどうでしょう

GM:

死ぬ気の構成やめいw

オーベ= 
エリクション:

死せるエレン、兵を動かす

ティグレ:

再行動二枚か再行動とオートカード化

クー:

再行動良いな

オーベ= 
エリクション:

いや等価交換と奇跡でいいよ 

ティグレ:

GMオートカード化はこの話ラストまで生きそう?

クー:

再行動と奇跡にしようかな

ティグレ:

りょ

オーベ= 
エリクション:

なるほど

GM:

まだ作戦の途中なんで後で決めてもいいですよ~

サヤ:

はーい

オーベ= 
エリクション:

いいんじゃないでしょうか

エレン:

「いやー、実はさ? この前クーに言われたじゃん?」

エレン:

「『外は危険だから、ずっと静寂の世界に居ろ』って」

ロール:

「クーのやつそんなこと言うとったんかい」

エレン:

「なんか、逆にそういわれると、逆のことしたくなるって言うか……」

サヤ:

「その気持もわからなくもないが、すげータイミングでこの世界に来たな……」

サヤ:

「いまめっちゃ取り込み中なんですよ」

ティグレ:

「エレンも混ざる?」

エレン:

「それに、サヤとクー、すっごい深刻そうな顔して話してたじゃん」

エレン:

「なんか、気になったって言うか……」

サヤ:

「さすがに安全は保証できないよ?」

エレン:

「みんな勢ぞろいしてるみたいじゃん? 私も手伝うよー」

ティグレ:

「ありがとう!」

シルヴィア:

「死ぬ覚悟はあんのか?」

サヤ:

「死んでも知らないよー」

クー:

「エレン……気持ちはありがたいんだが、遊びじゃないんだぞ」

エレン:

「えー! 猫の手も借りたそうな顔してるくせに!」

エレン:

「さっき聞こえたよ! チーム戦やるんでしょ!」

シルヴィア:

「どうすんだ?ババア」

サヤ:

「はっきり言っていい?」

ロール:

「なんやサヤ」

サヤ:

「足手まといになるならいないほうがマシなんだけど、大丈夫?」

サヤ:

「死ぬ覚悟でここに来てるんならなにも言わないけどさ」

エレン:

「むかっ!」

エレン:

「そんなこと言うんだったら、絶対に混ざってやるもんねー!」

エレン:

「足手まといなんて言ったこと、後悔させてやるんだから!」

サヤ:

「別に足手まといにならないのならそれでいいよ」

エレン:

「やったー!協力する!」

サヤ:

「なんかあっても助けてやれないってこと」

ティグレ:

「よーしがんばろうね!」

サヤ:

「理解してるなら別にいいよ」

クー:

「いや……でも……しかし……えええ……(おろおろ)」

グランマ:

「こうなってしまったエレンはもうどうにもなりません。クーは諦めてください」

サヤ:

「がんばってねー」

グランマ:

「それではエレンも作戦に参加していただきます」

エレン:

「まっかせてー! 大丈夫大丈夫、自分の身は自分で守るから!」

ティグレ:

「いえーい!」

シルヴィア:

「チビのくせに根性あんじゃねーか。気に入ったぜ」

ティグレ:

赤い請負人みたいな貫禄

グランマ:

「さて、それではチーム分けですが」

グランマ:

「チームは2つに分ける事を提案します」

グランマ:

「最初に敵の体力を削り力を消耗させるチーム、最後に敵を仕留めるチーム」

オーベ= 
エリクション:

「耐久枠はいいのかね?」

グランマ:

「最後のチームが耐久する為に、まず最初に敵に力を使わせます」

グランマ:

「その最初に敵の力を削るチームですが、こちらは私とシルヴィアとエレンが担当します」

ティグレ:

「シルヴィ早いからやれそう」

グランマ:

「私達3人が交戦している場所から少し離れた位置でサヤさんとティグレさんは待機してください」

ティグレ:

「わかった」

グランマ:

「そのまま2人は戦況を見て、これ以上は無理だと判断したら速やかに最終決戦の場へ駆けてください」

サヤ:

「はーい」

シルヴィア:

「お前らの出番ねーかもな!帰り支度でもしとけよ」

ティグレ:

「そっちも気を付けてね、上手く引き付ける」

サヤ:

「帰る場所なんてないんですけどね」

ティグレ:

「シルヴィア必殺技見せてね!」

クー:

「くれぐれも無茶はするなよ! 無茶したらただじゃおかないからな!!」

エレン:

「きゃー!」

グランマ:

「最後に敵を仕留めるチームはサヤ、ティグレ、オーベ、クー、ロールの5人です」

サヤ:

「デコイどもは?」

グランマ:

「先ほども言いましたが」

グランマ:

「最終決戦へ向かう途中で散歩しているのかもしれませんね」

サヤ:

「あーそういうこと」

オーベ= 
エリクション:

「散歩、ねえ・・・」

アサイ:

「死ににいくと言っているのに」

ティグレ:

第二陣かもってことか

エレン:

「ねえねえ、私も『さんぽ』してればいいの?」

グランマ:

グランマはアサダとアサイを見て

グランマ:

「2人共、子供とお話しながら散歩するのはお好きですか?」

アサイ:

「好きじゃない」

ティグレ:

w

アサダ:

「無理っす」

ティグレ:

ww

ティグレ:

こいつらw

グランマ:

「だそうなので、エレンは私のチームです」

エレン:

「えーーー面白そうな人たちなのに」

サヤ:

だってなんかあったら責任取れないもん

エレン:

「でもわかった!」

グランマ:

「オーベさんとクー、ロールの三名は最終決戦の場でサヤさんを抱えたティグレさんが駆け抜けてくるのを待っていてください」

グランマ:

「自分喰いを撃破後、視界の世界が完全崩壊するまでに全員ターミナルへ行き脱出します」

グランマ:

「以上が私の提案する作戦になります。何かご意見やご質問のある方はどうぞ」

エレン:

結局再行動と短未来演算にしました

ティグレ:

りょっす

オーベ= 
エリクション:

短未来かw

サヤ:

スキルコピーでもいいのかもしれない

エレン:

ステータスオーベに似てるからパクった

ティグレ:

シルヴィが強いの撃つし使いたいね。短未来

GM:

あんまNPC活躍させんでくれw

ティグレ:

w

クー:

おkww

クー:

結構時間喰いそうだからなぁ

GM:

キースの悪夢がよみがえってしまう

一同:

www

オーベ= 
エリクション:

なんならオーベ達は何もしなくても・・・

サヤ:

楽して倒したいぜ

GM:

まあ好きにしていいです

ティグレ:

「世界の崩壊は決まってるの?」

グランマ:

「決まっています」

ティグレ:

「ティグレは最後まで方法を探してみるね」

クー:

「これを聞くのは心苦しいのだが」

クー:

「もし……自分喰いの討伐に失敗した場合、どうなるんだ?」

サヤ:

「私も帽子になるんでしょ」

グランマ:

「サヤさんは消失し、私達は世界の崩壊後にどこかの世界へランダムに飛ばされるでしょう」

クー:

「……気を引き締めないとな」

サヤ:

「その覚悟くらいは出来てるから大丈夫、心配しないで」

サヤ:

「ああ、心配はしてないか」

クー:

「私はいつでもサヤが心配だよ。……でもこれは後がないから、一応な」

サヤ:

「気持ちだけ受け取っとく」

グランマ:

「最終決戦の場はサーベイランスビルの屋上が良いでしょう」

グランマ:

「目印として大きいのでティグレさんも迷わず駆けられるかと思います」

ティグレ:

「どこからでも見える!」

サヤ:

「ホームの屋上かー」

サヤ:

「死に場所としては悪くない」

グランマ:

「チーム間の距離は適度に離しておき、他のチームが自分喰いの攻撃に巻き込まれる事故を防ぎます」

グランマ:

「まずは私のチームの場で自分喰いを具現化させます」

グランマ:

「おそらく三始祖でも自分喰いの力を一部削るのが精一杯だと考えておいてください」

シルヴィア:

「なぁ~に言ってんだ。アタシが軽ぅ~く片付けてやっからお前らの出番はねーよ」

サヤ:

「頼もしいー」

クー:

「三始祖か……」もぞもぞと帽子をかぶり直した

グランマ:

「それとこれを皆さんに渡しておきます」

ティグレ:

「?」

GM:

グランマはこの場にいる全員にライフカプセルA剤を1人1個ずつ手渡しました

オーベ= 
エリクション:

「ほう」

ティグレ:

「ライカプだ!」

サヤ:

「ありがたくもらっておきます」

オーベ= 
エリクション:

ライフカプセル全種コンプw

グランマ:

「誤解しないでください。決戦の最中にそんなものを使っている暇などありません」

グランマ:

「そのカプセルを使うのは自分喰いを討伐した後です」

グランマ:

「ターミナルへ辿り着く前に予期せぬ暴徒に絡まれる可能性もあります」

アサイ:

「あり得るな。大いにあり得る」

グランマ:

「討伐後にしっかりと体力を全快させて万一に備えてください」

ティグレ:

「なーる」

オーベ= 
エリクション:

「ふむ、どこの誰だったかな・・・」

エレン:

「ヨキセヌ・ボート……強そう……」

クー:

「こら」ぺし

ロール:

エレンにツッコミたい衝動をプルプルと抑えている

ティグレ:

アホさでエレンに勝たれると敗北感ある

GM:

他に何かしたいことはありますか?

ティグレ:

大丈夫

サヤ:

全然関係ないこと聞いてもいい?

GM:

どぞ

サヤ:

じゃあグランマに

サヤ:

「私、死ぬかもしれないんで今のうち聞いておきます」

グランマ:

「何でしょう」

サヤ:

「ボニファーツってどんな人だったんですか。始祖の一人でしたよね?」

クー:

「……」

サヤ:

「喰われて死んだらしいですし、なんか同じだな―って」

グランマ:

「一言でいうと、不思議な人でしたね」

サヤ:

「ほう」

ティグレ:

「ちゃんと元気だった?」

グランマ:

「彼は自分喰いに抵抗する事なく、自ら進んで食われました」

サヤ:

「あーなるほど?」

サヤ:

「なかなか不思議な方ですね」

グランマ:

「私から見れば理解できない行動ですが、彼にとってはそれがまともだという事なのでしょうね」アサイを見ながら

アサイ:

「……」

クー:

後ろでずっとそわそわとしながら話を聞いていました

ティグレ:

禁忌怖いなw

クー:

ボロが出そうなので何も言いません

サヤ:

「意図はよくわかりませんが、ある意味自殺のようなことをした、と解釈しておきます」

サヤ:

「ついでですのでもう一つ聞いていいですか」

グランマ:

「ええ。どうぞ」

サヤ:

「ヨハンについても教えてほしいな―って」

サヤ:

「どんな経緯で弟子になったんです?」

サヤ:

「あと、あいつどんなやつだったんですか」

グランマ:

「それは・・・」

オーベ= 
エリクション:

「いつごろから弟子になったかも聞きたいな」

クー:

そわ……そわ……(黙っている)

エレン:

(クー、トイレにでも行きたいのかな……)

グランマ:

「ヨハンは半ば強引に私の弟子になりました」

サヤ:

「ほう」

グランマ:

「本来私は弟子など取るつもりはなかったのですが」

グランマ:

「性格はおそらく皆さんもよくご存じだと思います」

グランマ:

「他人の欲望につけ入り、それを膨らませて、自らの計画を実行する」

グランマ:

「そして私の欲望は・・・」

グランマ:

「帽子に食われる管理人を何とかしたいと思っていました」

ティグレ:

「!」

グランマ:

「これが答えでよろしいですか?サヤさん」

サヤ:

「ヨハンは自分の意志であなたの弟子になった、と」

サヤ:

「で、あなたは付け入られたんですか?ヨハンに」

グランマ:

「ええ。自分喰いの研究をするのに協力してもらっていました」

サヤ:

「なるほど。自分喰いについて妙に詳しかったのはそれが理由でしたか」

ティグレ:

「ヨハン色々研究してる」

グランマ:

「しかし、そのやり方で意見が衝突し、破門しました」

ティグレ:

「どう違ったの?」

オーベ= 
エリクション:

「犠牲を厭うかどうかか?」

グランマ:

「ヨハンが情報の為に裏で管理人の自分喰いを発現させやすくしていた件が明るみになったのです」

ティグレ:

おお

オーベ= 
エリクション:

あれま

サヤ:

「へーそうなんだ」

ティグレ:

再接続はその過程で知ったのかなあ

サヤ:

「ってことは私もヨハンに嵌められた?あはは」

サヤ:

「もしそうだったら、生きて帰って殺してやろ」

ティグレ:

w

シルヴィア:

「ごちゃごちゃ難しい事なんぞ考えずに倒しゃいーんだよ倒しゃ」

サヤ:

「難しいことを考えたくなるお年頃なんです、私」

ティグレ:

「めっちゃ走るよーー!」

サヤ:

「がんばりますよー」

GM:

他に何かあるかな?

ティグレ:

ない

サヤ:

「頑張る以外に何ができるっていうんだ」

オーベ= 
エリクション:

ないかな~

クー:

ないかな

サヤ:

ないですね、ありがとうございました

ティグレ:

おもしろかった

GM:

じゃあ討伐作戦を決行します

グランマ:

「では皆さん。生きて帰りましょう」

サヤ:

「いえーい」

クー:

「必ずや!」

シルヴィア:

「行くぞお前ら!持ち場へ急げ!」

ティグレ:

「やるぞー!」

エレン:

「おー!」

グランマ:

「クー」

クー:

「……はい、なんでしょうグランマ」

グランマ:

「強くなりましたね。もう実力では私と同等かそれ以上かもしれません」

クー:

「そんなもったいのないお言葉」

クー:

「グランマは、いつでも私の師匠です」

グランマ:

「いいえ」

グランマ:

「現時点を持って、あなたとの師弟関係は解消します」

クー:

「……えっ!?」

グランマ:

「これからは対等の仲間として、同じ目線で共に歩んでいきましょう」

クー:

「……わかりました」

グランマ:

グランマはクーに右手を差し出します

クー:

では近づいてその手を握ります

グランマ:

「皆の事、しっかりと頼みましたよクー」

クー:

「任せてください……いや」

クー:

「任せたまえ。グランマこそ、皆のことをよろしく頼んだぞ」

グランマ:

グランマは笑顔で頷きました

GM:

てことで次のシーン行きます

GM:

次はアサイとアサダのシーンを考えてたんですけど

サヤ:

どんなのですかね。

サヤ:

まあなんでも対応可能です

GM:

入れるかどうかHさんが判断してください

サヤ:

せっかくなのでやりますよ

GM:

おk

ティグレ:

見てるわ面白そう

GM:

このシーンには他に最大2人まで参加できます

GM:

参加したい人は言ってね

クー:

見てるつもりだけどそれでいい?

GM:

好きにしてもらっていいです

ティグレ:

サヤが出るならついてくけど

オーベ= 
エリクション:

考えたけど入る余地ないな

サヤ:

サヤは放置ですね

ティグレ:

りょ

サヤ:

オーべは研究のためについていけばw

ティグレ:

二人の考えて話してるところが見たいかも

クー:

2人してスマホいじってそう(?)

ティグレ:

www

ティグレ:

ありそうw

サヤ:

デコイ二人だけですかね。

サヤ:

それはそれで大丈夫です

ティグレ:

目の前にいるのにsnsで会話する

GM:

じゃロールは参加しようかな。前にアサイ肯定してたから

サヤ:

ロールちゃんが行くならサヤも行きたいかなー

ティグレ:

じゃ決定ですね

サヤ:

ティについてなくてもいいなら

ティグレ:

いいよ。楽しく見てる

GM:

じゃロールは途中で参加します。いいですか

サヤ:

OKです

クー:

わくわく(正座)

サヤ:

シチュエーション的にはどんな感じですかね

GM:

作戦が終わってそれぞれ解散し、持ち場へ移動している時間です

サヤ:

散歩タイムか

GM:

2人はストリートを歩いてる感じですね

GM:

じゃ始めます

GM:

ターミナル前で皆と別れたアサダとアサイの2人はメインストリートをあてもなく歩いています

イラスト

名 前  

ステータス  

アサイ

Lv12 【HP】50 【体力/技巧/理知】3/2/9
◆「ボス補正」「精神防御」「遠隔魔法」「血の代償」「魔力増幅」「魔力拡散」
 「詠唱」「秘術」「禁術」「ガッツ」「回復魔法」「緊急回復」

アサダ

Lv12 【HP】50 【体力/技巧/理知】3/2/9
◆「ボス補正」「精神防御」「遠隔魔法」「血の代償」「魔力増幅」「魔力拡散」
 「詠唱」「秘術」「禁術」「ガッツ」「回復魔法」「緊急回復」


GM:

2人のポケットにはさっき貰ったライフカプセルが入ったままです

アサダ:

「……これをもらってもなあ」ライカプを見つめる

アサイ:

「どうせ死ぬのだから無用の長物だ」

アサダ:

「つか、私はともかくなんでお前まで作戦に参加してるんだよ」

アサダ:

「世界は終わるから皆殺しにしてもいいんじゃなかったのか」

アサイ:

「……サヤは皆殺しにしたいのだろうが、アサイとしての私は戦って終わりたい。ただそれだけだ」

クー:

敬語じゃないアサダさんレア

ティグレ:

たし蟹

サヤ:

敬語使う理由ないからなー

ティグレ:

いいと思う

GM:

じゃそろそろロールが参加してもいいですか

アサイ:

おkです

GM:

2人がブラブラ歩いてる所へロールが駆け足でやってきました

イラスト

ロール:

「こんなトコにおったか~!探したで」

アサダ:

「お、ロールさん」

アサイ:

「お前か」

アサイ:

「なんの用だ」

ロール:

「ヤケクソになってないか心配で来たんやけど」

ロール:

「なんや普段通りやなぁ。こんな時も」

アサダ:

「元はサヤっすからね。そんなもんでしょ」

ロール:

「でも二人とも、元の体のサヤとは心が違っとるんやろ?」

アサイ:

「そうだな。サヤではあるが、アサイでもある」

アサダ:

「ですねー私もアサダっす」

ロール:

「その心ってどっから来とるんやろな?」

アサダ:

「……どっから……」

アサダ:

「どっからっすかね」

アサイ:

「アウトサイダーとやらを用いると高性能のデコイが出来上がるのだろう?」

アサイ:

「ならばアウトサイダーからなのでは?」

ロール:

「でもなぁ、それやとさ」

ティグレ:

二人動かすの上手いな

ロール:

「視界の世界って基本的に仲良くしてたら価値観落ちるやん?」

ロール:

「ウチから見ると、アウトサイダーが2人の心作ってたってのは最初はそうかもしれへんけど」

ロール:

「今はもう2人だけのモンなんやないかなぁって気がするんよね」

アサダ:

「これは私達自身が獲得した心だ、と。そういうことっすかね」

ロール:

「だって視界の帽子が作るんやったらぜったい見捨てるやろ?サヤのこと」

オーベ= 
エリクション:

魂の創発性と還元性の問かな

アサイ:

「そうだな。帽子は管理人に歯向かうのに私達はそんな事を考えてもない……」

クー:

ロールちゃんが難しい質問をぶっこんでくる

アサイ:

「つまり、すでに私達はデコイではないと?」

ロール:

「ウチはそう思うんよね~」

ティグレ:

話の方向性がいい感じにまとまる

アサイ:

「それは……死体の蘇生じゃないか」

クー:

なんでそんないいRPができるのかなぁ(羨望)

ティグレ:

きみも上手いじゃん

サヤ:

「マジかよ!!」出てくる

イラスト

ロール:

「サヤやないかい!」

サヤ:

「死体の蘇生出来たの!?まじで!?」

クー:

>>突然のサヤ<<

ロール:

「尾行のプロなの忘れとったわ・・・」

サヤ:

「こいつら視界の世界がなくなっても消えないってことだよね?」

ロール:

「ウチが思うに」

ロール:

「せやからそのライフカプセル渡したんやないかな、グランマも」

サヤ:

「なーんだ。わかってたのかあの人」

サヤ:

「やっぱ苦手だなあ」

ティグレ:

上手く拾うなあ

ロール:

「だって討伐したら世界が消えるのに渡す意味が分からんもん」

サヤ:

「そういえばそうだよね」

ロール:

「せやからなぁ」

ロール:

「討伐ん時に、どうせ死ぬんやからって捨て身でやるんやなくて」

ロール:

「2人ともちゃんと自分の身も考えて戦って欲しいんや」

ティグレ:

この二人生存ルートありうるならよかった

サヤ:

まあ、こうなることを期待してなかったわけではなかった

サヤ:

「だってよお前ら」

アサダ:

「ここで終わりじゃないのなら、まあそういう方向でやってみるっす」

アサイ:

「……」

アサイ:

「私は終わらないかもしれんが、私を慕ってくれた奴らは終わるのだろうな」

ロール:

「ティグレは諦めとらんみたいやけどな」

アサイ:

「そうか」

サヤ:

「でも私は消える可能性あるー」

ロール:

「サヤが?」

サヤ:

「討伐失敗したら帽子になるんだろ、ボニファーツみたいに」

ロール:

「そんなモン絶対させんに決まっとるやんけ」

サヤ:

「私はボニファーツの気持ち、なんとなーくだけどわかるよ」

サヤ:

「消えてなくなるのって周りからしたら迷惑極まりないけど」

サヤ:

「本人からすれば救いなんだよ」

ロール:

「そこはな」

ロール:

「ウチらの我儘やからしょうがないねん」

ロール:

「やっぱサヤは消えてほしくないからな~」

サヤ:

「……ロールちゃんだけはアサイの話に耳を傾けてくれたよね」

サヤ:

「あれ、実はめっちゃ嬉しかったんだ」

ロール:

「そらだってなぁ・・・」

ロール:

「ウチが同じ立場になったらって思うとなぁ」

サヤ:

「否定せずに理解しようとしてくれたのが何よりも嬉しいんだよ、私にとっては」

サヤ:

「だからありがとうね」

アサイ:

「ありがとう」

ロール:

「な、なんや照れるやんけ」テレテレしている

アサイ:

「お前のような人間がいるのなら、世界に意味はあるのだろう」

ロール:

「せやで。まあ見ときや、もっとおもろいもん見せたるわ」

アサイ:

「楽しみにしていようじゃないか」

ロール:

「サヤもヨハンの化けの皮はいでザマァしたいやろ」

サヤ:

「化けの皮なんてまとってんのあいつ?」

ロール:

「ああいうスカした奴は情けない顔させてボコボコにしたくなるねん」

サヤ:

「私と似たような所あるからなーあいつ」

オーベ= 
エリクション:

オーベボコられる~w

GM:

そろそろ〆ますか

サヤ:

ですねー

ティグレ:

サヤなかなかデレんな

サヤ:

デレたやん

ティグレ:

これでか、ナイス

クー:

お礼を言うのはデレだよな

ロール:

「じゃあウチは持ち場へ戻るわ」

サヤ:

「私も戻るー」

ロール:

「また後でな。三人とも」

アサダ:

「お気をつけてっす」

アサイ:

「ああ、生き残ってみせよう」

ティグレ:

いいシーン作れたね

GM:

ということで2人と2人はストリートの中で別れました

GM:

おつかれさまでした

サヤ:

ありがとうございました

ティグレ:

楽しめた

GM:

それではクーオーベロール三人のシーンをやります

GM:

クーとオーベはサーベイランスビルの屋上で待機しています

イラスト

オーベ= 
エリクション:

ほう

サヤ:

うおーかっけえ

ティグレ:

なんか格好いい場所だな

クー:

うおおおお

GM:

ここが自分喰い最終決戦の場になります

GM:

三人はサヤとティグレがここに駆けてくるのを待つことになります

GM:

オーベとクーが到着してから遅れてロールがやってきました

イラスト

ロール:

「遅れてすまん、2人とも」

クー:

「おお、やっと来たか。どこで道草食ってたんだ」

オーベ= 
エリクション:

「いや、別にそこまで時間もたっていないだろう」

ロール:

「ちょっと旨そうなタコ焼きが売っててな」

クー:

「呑気な奴だな……やれやれ」

オーベ= 
エリクション:

「ほう、それは良い情報だ。どこだね?」

クー:

「ええい緊張感を持て!!」

オーベ= 
エリクション:

「何故だね?」

クー:

「我々の運命を決める大事な一戦だぞ。たこ焼きだのなんだの……」

クー:

「……いや、なんかお腹減って来たな」

クー:

「まぁそれはいい」

オーベ= 
エリクション:

「まあまあ、変に力が入るよりはいいではないか」

クー:

「むぅ……」

ロール:

「グランマから弟子解消されて緊張しとんのか?クー」

クー:

「ううむ。いきなりあのようなことを言い出すから、少しびっくりしていてな」

ロール:

「でもウチも見てて少し思ってたんよ」

ロール:

「クーはグランマの弟子やからってなんか遠慮してるように見えたで」

クー:

「まぁ、裏の稼業は上下関係は大事だからな」

クー:

「遠慮……私は遠慮していたのだろうか」

ロール:

「聞きたいことも飲み込んでたんやないか?」

クー:

「そうだな。本当はもっといろいろなことを聞きたかったな」

クー:

「例えば、私を弟子に取った理由とか……」

クー:

「だけど、今は禁忌のこともある。あまりおしゃべりが過ぎると、お互いに負担がかかってしまうからな」

ロール:

「じゃあ弟子や無くなったことやし、禁忌を何とかしてから思いっきり聞きまくろうやないか」

クー:

「うむ。それがいいな」

クー:

「今まで聞けなかった、あんなことやこんなことを聞きまくってやろう」

ロール:

(何聞く気やコイツ・・・)

オーベ= 
エリクション:

(面白そうな臭いがするな)

ロール:

「なあオーベ、サヤとヨハンって似てると思うか?」

オーベ= 
エリクション:

「似ているだろうな。まあ、私自身も似ているのだろうが」

ロール:

「そか・・・そやな・・・」

オーベ= 
エリクション:

「いきなりどうしたんだ?」

サヤ:

オーべとサヤは似てないだろ

ティグレ:

w

オーベ= 
エリクション:

オーベはそう思っている

サヤ:

サヤはオーべみたいにデリカシーなくないですー

ロール:

www

オーベ= 
エリクション:

それはそうだね

ロール:

「サヤがそんな事言うとったから少し気になったんや」

オーベ= 
エリクション:

「ふむ・・・まあ、そこまで気にする必要もないのではないか?」

ロール:

「オーベはヨハンと似てる所あると思っとるんか?」

ティグレ:

帽子をもともと持って生まれたのかなヨハンも

オーベ= 
エリクション:

「それはあるだろう。似ているところがなければあそこまで嫌悪することもないだろうし、曲がりなりにも協力することはなかっただろう」

ロール:

「なるほどなぁ・・・同族嫌悪みたいなトコもあったんか」

サヤ:

同族嫌悪かー

オーベ= 
エリクション:

オーベの場合はだけど。ここでは

サヤ:

サヤは嫌悪じゃなくてシンパシーかなー

クー:

なるほどなー

オーベ= 
エリクション:

サヤは同族嫌悪に見えないし

オーベ= 
エリクション:

オーベとヨハンはある意味似すぎたんだ、きっと・・・

サヤ:

皆殺しにする事自体に異論はないものな

ティグレ:

結局ないんか

サヤ:

異論はないけど実際に実行するかどうかはまた別

ティグレ:

なる

ロール:

「オーベあんま自分の話せんから意外やったわ」

オーベ= 
エリクション:

「そうか?必要が無いから話さないだけなのだが・・・まあ、そういう自分のことを理解すること自体余り得意ではないのだが」

ロール:

「いや、おもろかった。またいろいろ話聞かせてや」

オーベ= 
エリクション:

「ああ、いいだろう」

GM:

てことでシーン終了でいいかな?

クー:

おkです

オーベ= 
エリクション:

おけです

GM:

では作戦最初のチームのシーンへ行きます

GM:

サヤ、ティグレ、グランマ、シルヴィア、エレンの5人は街の一角にあるビルの屋上にいます

イラスト

名 前  

ステータス  

エレン

Lv4 【HP】26 【体力/技巧/理知】4/4/4
◆「パイロット」「リバースカード」「魔法盾」「座標交換×2」
 「再行動」「短未来演算」


サヤ:

かっけーな視界の世界

ティグレ:

いいね

クー:

かっけーーーよなーーー!!!

サヤ:

GMやってちゃんと世界を作っといてよかった・・・

ティグレ:

凄くいい世界を作ったと思う

GM:

グランマは変身を使用、技巧-3体力+1理知+2点して車椅子から立つ

クー:

立った!グランマが立った!

ティグレ:

くそw先に言われた!

GM:

ここで視界の自分喰いが発現するのを待ちます

一同:

りょ

GM:

さて、5人が言葉も少なく待っているところへ

GM:

リップが現れました

イラスト

名 前  

ステータス  

リップ

Lv4 【HP】24 【体力/技巧/理知】2/3/6
◆「吟遊詩人」「遠隔魔法」「魔法障壁」「魔力増幅」「再行動」
 「封印」「念話」「レンタルスキル」


ティグレ:

おお

サヤ:

リップちゃん

ティグレ:

「リップ!」

サヤ:

「あらお久しぶり」

ティグレ:

ステあるぞー

クー:

NPC、ガッツリスキル組んであるな……

クー:

自分喰いどんだけ強いんだ……?

リップ:

「やっぱりどうしても気になってしまって・・・」

ティグレ:

「こっちもリップ気になってた!」

サヤ:

「大丈夫?」

リップ:

「サヤが消えたら私、ずっと引きずりそうだもの」

サヤ:

「消えてもリップちゃんのせいじゃないから」

リップ:

「だから私にも手伝わせて」

ティグレ:

「仲間だもんね!」

サヤ:

「まあ、そういうことなら」

ティグレ:

「がんばろー!」

エレン:

「ねえねえ!ここの景色すごくきれいだよね!」(空気が読めない)

ティグレ:

ティグレより空気読めない子がいるの新鮮

グランマ:

チラリとエレンを見て、視線をリップに戻し

グランマ:

「分かりました。ではリップは私達のチームに加勢してもらいます」

シルヴィア:

「ただし危ねーからリップは後衛だ、いいな?」

リップ:

「ありがとう。私だってやってみせるわ」

ティグレ:

「おおーん!おん!おん!」(がんばるぞ)

シルヴィア:

「しばらく見ない間にずいぶん強くなってるじゃねーかティグレ」

ティグレ:

「えへへっ必殺技戦ってる途中ずっと撃てるようになったよ!」

シルヴィア:

「こらアタシもウカウカしてっと負けるな」

クー:

必殺技をずっと打てるようになった(ツボった)

ティグレ:

「そしたらもっと強くなって!ティグレはまたそれを追い越す!」

シルヴィア:

「ところでハクヨウが少し前からどっか消えてんだけど、ティグレ知らねーか?」

ティグレ:

「わかんない、でもハクヨウはティグレのお母さんだから困ったらきっと助けに来てくれると思う」

シルヴィア:

「そうだな。まあ今考えるこっちゃねーか」

シルヴィア:

「まずは目の前の戦いに集中しねーとな!」

ティグレ:

「狩りの時間だねっ!」

GM:

ではしばらくすると空が赤く染まってきます

イラスト

サヤ:

かっこいい・・・

GM:

大地が揺れ、風が吹き荒れ、轟音がとどろき、世界の崩壊が始まりました

クー:

はーーーかっこいいなーーー

GM:

最初は好奇の目で端末のSNSに写真を上げる者も大勢いましたが

GM:

世界の崩壊が進み基地局もどんどん壊され、その端末も意味を成さなくなっていきます

サヤ:

中二心くすぐる赤い空

クー:

今すごいくすぐられてる

GM:

突然の災厄に逃げ惑う人々ですが、彼らデコイは世界と運命を共にするしかありません

オーベ= 
エリクション:

ちょっと創作中

GM:

そしてサヤの髪飾りがどんどん熱くなり、もう髪に付けていられないほどになりました

GM:

どうしますか?

サヤ:

「…………」

サヤ:

外せるのなら外します

GM:

外してどうしますか?

サヤ:

どうしよう

サヤ:

隣のビルにでも置いてくる?

エレン:

手であっちあっちってお手玉するとか?

サヤ:

帽子に一言かけてから外すか。

GM:

よろしく

サヤ:

「最強の引きこもり空間をありがとう。いつまでも引きこもってたかったけど……」

サヤ:

「ダメだったみたい。あはは」

サヤ:

そう言ってビルから落としたい

GM:

ではサヤは熱くなった髪飾りをビルの谷間へと投げ捨てる

GM:

視界の帽子はビルの谷間へと消え

GM:

それから眩い閃光と轟音が天を貫きました

GM:

そして視界の自分喰いシヴィランティヴスがゆっくりと姿を現しました

イラスト

名 前  

ステータス  

シヴィランティヴス

Lv16 【HP】160 【体力/技巧/理知】20/25/25
◆「強ボス補正」「ボス連続行動」「飛行」「血の代償」「報復」「魔力増幅×2」
 「魔力拡散×2」「詠唱×2」「禁術」「チャージ」「完全回避」「不運反転」
 「千里眼」


サヤ:

かっけええええ

クー:

うおおおおお

シルヴィア:

「出やがったな!」

サヤ:

「お前が……そうか」

オーベ= 
エリクション:

なんかラテン系の名前みたい

グランマ:

「ティグレとサヤは後方へ下がってください!」

リップ:

「ひええぇぇ・・・」

ティグレ:

「がるるるるる!」

サヤ:

千里眼していいですか

GM:

どうぞ

サヤ:

では千里眼を使う

GM:

おk

サヤ:

「最期まで視ていてやろう、シヴィランティヴス」

シヴィラン 
ティヴス:

自分喰いも千里眼を使用、その眼はサヤをじっと睨みつけています

サヤ:

「……はは、何が気に食わないんだよ」見てます

ティグレ:

まだ強すぎて作戦が建てられない

エレン:

「ま、ここは私達に任せておいてよ!」

ティグレ:

「まかせた!」(あやうい信頼)

オーベ= 
エリクション:

即興でシヴィランティヴスが言いそうな詩を書いてみた↓
空を染める紅蓮の血
大地を蝕む世の終焉
遍く現禊して
全能なる無が来らん

GM:

さあ、それでは自分喰い戦だ!

サヤ:

うおおお

GM:

ティグレとサヤは後方で待機し、ターン終了時に留まるか移動するか選択します

一同:

りょ

GM:

留まった場合は三始祖チームが戦闘を継続しますが、全滅すると隊列が詰められて最終決戦へ移動できなくなります

GM:

粘ればそれだけ敵にスキルカードを使わせられて最終決戦が楽になるけど、捕まるリスクも高くなる感じです

ティグレ:

PCが倒れること自体にペナルティはありますか?

GM:

ここでいうNPCのことですか?

ティグレ:

そうです

GM:

グランマが倒れなければ後で蘇生できますが

GM:

倒れた場合はどうにもできません

ティグレ:

死亡扱いなど展開上あるかは話せない?

ティグレ:

ロストだね

GM:

先ほども言いましたが、グランマが生存するかどうかで決まります

ティグレ:

りょっす

サヤ:

ターン最期の留まるかの選択は手番とは別ってことでいいですか

GM:

そうですね、まあ2人の手番でどうするか決めるって感じかな

サヤ:

ではターンの最後に選択肢が出るって感じではないのですね

GM:

いえ、ターンの最後に選択肢が出る感じです

サヤ:

じゃあ例えば戦闘行為をしても問題ないわけか

GM:

いえ、戦闘で巻き添えにならない場所まで離れているので

ティグレ:

なる

GM:

参加はできません

サヤ:

なるほど、スキルとかは使えないと。了解です

エレン:

始祖組の戦闘をどこまで継続するか、サヤティが決められるって感じなのかな?

GM:

そういうことです

オーベ= 
エリクション:

なる

GM:

それとこの戦闘は街全体を戦場として扱う特殊ルールになります

GM:

戦闘中に付与された能力や変動した能力値はシーンが変わってもそのままです

ティグレ:

ティグレの韋駄天についてはシーン中ずっとで街中ならずっと?

GM:

ずっとです

ティグレ:

おk

GM:

ティグレは韋駄天で戦場移動するので最終決戦で行動が1番手になりますが良いですか?

ティグレ:

おk

サヤ:

あーまって

サヤ:

韋駄天は色々わかってから使ったほうがいい気がする

ティグレ:

ほう

サヤ:

例えばだけど、サイレンス入れるならティグレが先だとサイレンスの恩恵がない

ティグレ:

ただ自分喰いの追跡を逃れられそうにないかも

ティグレ:

戦闘中に待機してまた使ってもいい

GM:

この作戦はティグレの韋駄天じゃないと自分喰いの追跡から逃げられない形で成り立っています

サヤ:

なるほど、なら大丈夫

GM:

それとクー、オーベ、ロールの三人も待機している間にいろいろ準備できます

GM:

待機組は戦場移動の時にシーンを切り替えるので、その時に準備してください

オーベ= 
エリクション:

了

クー:

了解です。強化バフ誰かにかけておきたいなー

GM:

ただし全リバースは討伐が終わるまでできません

ティグレ:

ああ

ティグレ:

ソルタブ使う時間はないんだね

オーベ= 
エリクション:

この能力だから余り変身使いたくないな

GM:

他に質問があればどうぞ

ティグレ:

ないです

クー:

たぶんないです

サヤ:

大丈夫かと

GM:

エレンの操作はSさんお願いします

クー:

了解です

GM:

最終決戦までほぼNPCの戦闘が続きますが、その分巻いていくのでしばしお付き合いください

サヤ:

はいー

ティグレ:

がんばー

GM:

では戦闘開始

イラスト

エレン:

おー

ティグレ:

やれー

GM:

スキル使う人はどうぞ

エレン:

ないです

GM:

無いなら自分喰いの行動

GM:

魔力拡散、詠唱、魔力増幅で前衛を攻撃

GM:

自分喰いがおぞましい叫び声をあげると空に魔法陣が現れ、漆黒に燃える巨大な鳥が2人へ放たれる

ティグレ:

やべえかっけえ

シヴィラン 
ティヴス:

【理知攻撃】50 +

→

59!

サヤ:

これ、サヤ前衛にいると死ぬので後衛にいるわ

サヤ:

最終決戦ね

ティグレ:

だね

GM:

シルヴィアはチャージを使用

シルヴィア:

【理知防御】3 +

→

7!

グランマ:

【理知防御】10 +

→

16!

GM:

[ダメージ結果] シルヴィア26 グランマ43
  [HP結果] シルヴィア4  グランマ0
シルヴィア:【HP】4 / 30
グランマ:【HP】0 / 28

オーベ= 
エリクション:

エグイな~・・・

クー:

エグいわぁ

オーベ= 
エリクション:

オーベも危険だけど前じゃないとやれることが限られる

サヤ:

攻撃鳥なのか

GM:

グランマはガッツを使用
グランマ:【HP】1 / 28

GM:

漆黒の炎は身も心も凍てつくほど冷たく、2人の全身がガタガタと震えています

シルヴィア:

「マジでやべぇ・・・大丈夫かババア・・・!」

グランマ:

「まだです・・・」

リップ:

「ひぇぇえええ・・・」

エレン:

「あわわわわ……」

サヤ:

「帽子強いなー……」遠目で見てる

ティグレ:

「がんばれーー!!」

GM:

次、シルヴィアの行動は連続行動と隠密を使用

シルヴィア:

【技巧攻撃】4 +

→

12!

シヴィラン 
ティヴス:

【技巧防御】25 +

→

31!

GM:

シルヴィアは隠れながら自分喰いに曲刀を投げつけるもまったくダメージを与えられない

GM:

シルヴィアの連続行動

GM:

ダンサー使用、秘技を技巧に書き換え

GM:

さらに連続行動と飛燕を使用

エレン:

あ、短未来そこに入れてもいいですか

GM:

どうぞ

オーベ= 
エリクション:

これ、こちらクリティカルか向こうファンブルを強制させられれば封印で防御力落とせるから、その時に倒すのが良いのかね・・・

エレン:

「シルヴィアさん、がんばれー!」

ティグレ:

「必殺技だー!!」

シルヴィア:

「おう、まかせろ!」

エレン:

応援(短未来演算)をしました

シルヴィア:

【技巧攻撃】4 +



  →

32!

シヴィラン 
ティヴス:

【技巧防御】0 +

→

6!

ティグレ:

おお、クリだ

サヤ:

探偵は出来ませんよねこれ

GM:

探偵はできます

サヤ:

やった!では出目を覚える

ティグレ:

ないす

GM:

おk、ではサヤは出目を覚える

GM:

[ダメージ結果] 敵26
  [HP結果] 敵134 
シヴィランティヴス:【HP】134 / 160

GM:

シルヴィアは高速で空中を踊りながら曲刀を連続で投げつける

サヤ:

そういえばシヴィランティヴスのスペル?忘れたんだよね

エレン:

see view...なんだろう

サヤ:

サイト+サーベイランス あとなんか

オーベ= 
エリクション:

sevierantieuseとかかな~・・・適当だけど

サヤ:

メモもろともPCぶっ壊れたから

シルヴィア:

「まだまだ序の口だぜ!」さらにシルヴィアの連続行動

シルヴィア:

神業で秘技、必殺、遊撃、飛燕を4枚同時使用

ティグレ:

ダンサー最高火力

シルヴィア:

「いくぜ!シルヴィアカーニバル!」

シルヴィア:

【技巧】8 +



  →

42!

GM:

自分喰いはチャージを使用、魔力増幅を回収

サヤ:

チャージ使わせたのはでかい

シヴィラン 
ティヴス:

【技巧防御】25 +

→

36!

GM:

3ダメージ
シヴィランティヴス:【HP】131 / 160

オーベ= 
エリクション:

血の代償って回収可能は通常だっけ?

サヤ:

Cは無理

オーベ= 
エリクション:

ああ、そうそう

GM:

シルヴィア二撃目

シルヴィア:

【技巧】8 +



  →

51!

GM:

自分喰いは完全回避を使用

GM:

勢いに乗ったシルヴィアの超高速ダンスで自分喰いの周囲に曲刀が乱舞する

GM:

しかし激しい攻撃を受けているにも関わらず自分喰いは平然としている

シルヴィア:

「マジかよクソ・・・あんだけやって全然効いてねえのかよ・・・!」

ティグレ:

「シルヴィでも効かないなんて…」

エレン:

これは1ターンで退避かなぁ グランマが持ちそうにない

サヤ:

グランマは回復入れるでしょ

サヤ:

そこから、無理か

ティグレ:

吟遊詩人でガッツ回復してボス連続行動

エレン:

なるほど

GM:

次エレンどうぞ

エレン:

グランマに再行動 でよろしいでしょうか

GM:

おk。RPどぞ

エレン:

RPむずいぞ

ティグレ:

応援?

エレン:

「グランマさん! クーが頑張ってって言ってた!がんばれー!三始祖の力見せてやれー!」応援

エレン:

応援になった

ティグレ:

いいね

グランマ:

「エレン・・・ありがとう!」

GM:

じゃグランマの行動

GM:

魔法盾を詠唱破棄してサヤへ、回復魔法をシルヴィアへかける

グランマ:

「気休めにしかなりませんが、無いよりかはマシでしょう」

グランマ:

【理知回復】30 +

→

34!

サヤ:

「グランマ、ありがとう!」

GM:

シルヴィアの傷がみるみる塞がり、サヤに光の膜が覆う
シルヴィア:【HP】30 / 30

エレン:

「ちょっ……! グランマさん、自分も瀕死のくせに……!」

グランマ:

「私を回復させた所でどうせ一撃です、行動の無駄になります」

サヤ:

「これで前に出ても大丈夫」

サヤ:

前に出ても大丈夫じゃないよなー・・・

ティグレ:

出たければ判断はまかせるよ

ティグレ:

難しいね

サヤ:

アタッカーはティとロールと・・・オーべもいけるか?

オーベ= 
エリクション:

オーベ今回はきつくない?

ティグレ:

敵のHPの残り次第で少し変わりそう

サヤ:

うーん

サヤ:

あの、サヤ確定でサイレンス入れられます。これは先に伝えておく。

ティグレ:

りょ

オーベ= 
エリクション:

確定サイレンス、確定封印もできなくはない

クー:

待機中、クーの強化魔法誰にかけようか

サヤ:

強化はティかな

クー:

待機中だと、あの屋上にいる3人しかかけられないかも

ティグレ:

ロールが行動数多いので強化すると強いかも

サヤ:

3人だったらロールだね

クー:

おk

GM:

次、リップは吟遊詩人を使用

GM:

エレンは戻すカードを1枚選んでください

GM:

シルヴィアはチャージ、グランマはガッツを戻します

エレン:

C戻せるなら短未来を戻します

GM:

戻せます

エレン:

では短未来を戻しました

GM:

おk

リップ:

「どうか私が来た意味を与えて・・・」

GM:

リップの澄んだ歌声が3人に活力を与えました

エレン:

「綺麗な声!」

GM:

リップの攻撃は射程が届かないので行動終了

GM:

ではグランマの行動

GM:

強化魔法をサヤに、理知+4させます

サヤ:

大盤振る舞いやんけ

ティグレ:

ええやん

オーベ= 
エリクション:

サヤが強化されたでw

クー:

あっ……これボス連続行動するから、グランマ2ターン目持たんぞ

ティグレ:

だね

オーベ= 
エリクション:

なるほどNPCはあくまでNPCにしようとしてきたな

グランマ:

「これで生存率が違ってくるはずです・・・」

サヤ:

「……これじゃがんばるしかなくなったじゃん」

GM:

サヤの理知が10にアップ

サヤ:

「がんばる!!」

サヤ:

つええええ

GM:

全員の行動が終了、自分喰いのボス連続行動

ティグレ:

サヤこれなら前出れるかもな

ティグレ:

ただ狙ってきそう

クー:

サヤ前に出ると体力がネックかも

ティグレ:

か

GM:

基本的に自分喰いは持ち主がタゲに入ったら持ち主しか狙いません

ティグレ:

りょ

サヤ:

理知防御+14か

サヤ:

オーべは騎士なんだっけ?

オーベ= 
エリクション:

騎士だよ、一度だけ肩代わりできる

GM:

自分喰いは飛行状態を解除、着地してグランマを技巧攻撃、報復を使用

シヴィラン 
ティヴス:

【技巧攻撃】34 +

→

40!

グランマ:

【技巧防御】2 +

→

9!

GM:

グランマはガッツ使用

ティグレ:

ここまでだね

GM:

自分喰いの傷から溢れ出た黒い血が鋭い刃となってグランマをズタズタに切り裂く
グランマ:【HP】1 / 28

エレン:

「グランマ!!」

ティグレ:

「グランマーー!!」

グランマ:

「まだです・・・まだ・・・」

エレン:

「も、もうヤバいよ! これ以上は……!」

GM:

自分喰いは血の代償を使用、魔力拡散を戻しHP-8点
シヴィランティヴス:【HP】123 / 160

サヤ:

やはりガッツは必要だったなあ

ティグレ:

ここで引き付けやっても?

GM:

ターン終了

ティグレ:

みなさんどう

GM:

ティグレとサヤは留まるか移動するか決めてください

サヤ:

これは移動

ティグレ:

ですね

エレン:

移動だろうなぁ

サヤ:

グランマがやばい

ティグレ:

「おおーーーん!!!こっちだ!!」

GM:

移動でいいですか?

一同:

はい

サヤ:

「おら!!こっちだぞ!!」

ティグレ:

サヤ抱えます

GM:

では2人が移動しようとすると

リップ:

「待って!」

ティグレ:

「すてい!!」

サヤ:

「リップちゃん!なに!」

GM:

リップはレンタルスキル使用、魔力増幅をサヤにレンタルします

ティグレ:

すごい

サヤ:

「……!!」

ティグレ:

主人公じゃん

リップ:

「貴女なら上手く使えると思うわ。絶対に負けないでね」

サヤ:

「が、がんばる!!」

GM:

リップが空中に口紅で描いた紋章がサヤの魔導書に浮かび上がりました

サヤ:

「…………こんなにみんなの思いを背負っちゃったよ。どうしよ」つぶやく

ティグレ:

「よーしサヤ!今度は二人で飛び降りるぞーー!!」

ティグレ:

離脱します

エレン:

「2人も、がんばってー! クーのこと頼んだよー!」

サヤ:

「ひぃ!!」

シルヴィア:

「くっそ……全然削れてねーじゃねーか……情けねぇ」

エレン:

「シルヴィアさんすごかったよ」

ティグレ:

壁を落ちるように走りますね

サヤ:

「ひえええええええ」抱えられてる

グランマ:

「ティグレさん……サヤさんをどうかお願いします」

ティグレ:

「がおおおおおお!!」

GM:

ティグレはサヤを抱え、サーベイランスビルの屋上へ向けて駆け出しました

GM:

ここでシーンを切り替えます

GM:

クー、オーベ、ロールの三人はサーベイランスビルの屋上でティグレとサヤが来るのを待っていました

イラスト

サヤ:

みんな大好き赤い空

ティグレ:

オーバーレイマジック

オーベ= 
エリクション:

少しずつ闇が迫って来るのも楽しい

サヤ:

オーバレイだな

オーベ= 
エリクション:

双星の陰陽師しかでてこねえw

ロール:

「もう戦っとる頃やろか?心配やわ~・・・」

オーベ= 
エリクション:

「なかなか壮観だな、赤い空というのは」

GM:

三人はここでスキルを使って準備できますが、どうしますか?

GM:

まだ戦況を見た後でも準備できるので後に回してもおkです

オーベ= 
エリクション:

ハッキングは絶対だからハッキング

GM:

おk

GM:

ではオーベはマシナリーフェルラを端末に変え、それを帽子とリンクさせることで演算能力を高速化する

オーベ= 
エリクション:

そういう使い方だったのか・・・!

ティグレ:

かっこいいな

クー:

「今のうちに、やれることはやっておこう。オーベ、こっちにこい」

オーベ= 
エリクション:

「む?なんだね?」

クー:

「前回の君の働きぶりも素晴らしかったからな。是非今回も存分に働いてくれ」

クー:

オーベに強化魔法をかけました

GM:

ではクーの銃から放たれた光がオーベの端末をさらに高速化させ、オーベの演算能力は極限まで高まる

オーベ= 
エリクション:

4/4/12か

オーベ= 
エリクション:

「まあ、できうる限りのことはしよう。保証はしないが」

GM:

変身はまだかな?

オーベ= 
エリクション:

怖いんだよな~、理知以外が来た時が

GM:

しばらくして、オーベの頭の中でリップの声が響きました

ティグレ:

念話だ

オーベ= 
エリクション:

お?

GM:

リップがスキル念話でオーベに話しかけているようです

GM:

もちろんオーベはリップが加勢に来てることを知りません

リップ:

「今、ティグレがサヤを抱えてそっちに向かってるわ」

オーベ= 
エリクション:

「(何故リップ君が・・・?しかし、そうか。もうくるのか)」

クー:

突然頷き始めたオーベを心配そうに見ている

オーベ= 
エリクション:

「何故かリップ君から念話があった。どうも今ティグレ君とサヤ君がこちらへ向かっているらしい」

クー:

「リップ? リップが来たのか」

クー:

「いや、もういよいよだな」

リップ:

「私も三始祖に加勢してたの。そんな事より気を付けて」

リップ:

「予定よりも自分喰いの力を削れてないみたいなの」

オーベ= 
エリクション:

「おや、向こうはしくじったか?いや、ただ単に自分喰いが強いだけか。どうも殆ど削れなかったらしい」

リップ:

「私達はこれからターミナルへ向かうわ。あなたたちも絶対に来てね」

GM:

って感じでシーン終わってもいいかな?

一同:

へい

GM:

さて、ティグレの方は現在サヤを抱えて時速100kmで絶賛ダッシュ中です

ティグレ:

100なのか

サヤ:

死んでしまう

オーベ= 
エリクション:

息できない

GM:

ソロだと120だけど誰か抱えてたら100

ティグレ:

「サヤ次はどっちー!?」

GM:

その後ろを自分喰いが猛スピードで追っています

サヤ:

「ああああああああああ」
 受け答えもままならない。はやすぎる

GM:

そこへ

GM:

サヤとティグレは視界の先で信号弾が打ち上げられているのに気付きます

ティグレ:

「なんかもくもくしてる!」

GM:

サヤなら千里眼で遠くを視認できますが、どうしますか?

サヤ:

がんばって視ます

GM:

ではサヤが視界をズームさせると、信号弾の所にオルテラ一味がいます

ティグレ:

おおーー!!

ティグレ:

これだよ待ってた!!

サヤ:

「あああああああ
 なんかいるーーーーー」

ティグレ:

この展開だよ!!!

GM:

オルテラも千里眼でサヤが見えているようで『それをこっちに連れて来い』と指をクイクイ曲げてます

GM:

どうしますか?

ティグレ:

私がほしかったのはこれだよ!!

ティグレ:

行きますか

サヤ:

「ティグレちゃんあっち!あっちに行って!!」オルテラの方に行きます

GM:

おk

ティグレ:

「わかったーーー!!」

GM:

ティグレとサヤはオルテラのいる道路へとダッシュしました

イラスト

ティグレ:

ザシュシューーーー!!(止まります)

サヤ:

「ぜーっ、ぜーっ……速い……」

ティグレ:

「みんな久しぶり!!」

オルテラ:

「貸しだ。後で返せ」

サヤ:

「何を返せばいい?死体?」

オルテラ:

「飯でもおごれ」

サヤ:

「それなら全然オッケー」

ティグレ:

「いいね!」

デイブ:

「ピ、ピザが、た、食べたいんだな・・・」

クー:

デイブwwww

ティグレ:

「おにぎりも!」

イヅナ:

「加勢に来た。もっと喜べ」

ティグレ:

「わーーい!!!」

セイ:

「オルテラさんの目で戦況は把握しています」

サヤ:

「おう、見たまんまだよ」

オルテラ:

「この世界に改竄の波動を感じる。お前らここで何か改竄してんのか?」

ティグレ:

「まにゅぴれいと?」

サヤ:

「……あー」なんかを思い出す

サヤ:

「アサダが持ち出してたな」

オルテラ:

「フン。まあいい」

オルテラ:

「お前らはアタシらの後ろで見てろ。頃合いを見てズラかれ」

ティグレ:

「ありがとう!」

サヤ:

「助かる」

セイ:

「僕達はいざとなったら転送魔法陣で逃げるので大丈夫です」

ティグレ:

「アルテア凄い元気だったよ姫って!」

GM:

そうこうしてる間に自分喰いが追いついてきました

イラスト

ティグレ:

「来た!!」

オルテラ:

「無駄話は終わりだ。イヅナ、セイ、デブ!仕事の時間だよ!」

イヅナ:

「了解」

セイ:

「はい!」

デイブ:

「お、おにぎりが、た、食べたいんだな・・・」

クー:

ああこういう展開好き……

クー:

同じ台詞が……別の意味で……台詞……うふふ……

サヤ:

同じセリフいいな

ティグレ:

いいな

GM:

ということで今週はおしまい!

一同:

おつかれー


ついに出現した視界の自分喰い。
その圧倒的な強さは三始祖チームを一瞬で崩壊させる。
サヤを抱えたティグレは皆の待つ最終決戦の場、サーベイランスビルへ駆け抜ける。
そしてその途中にあのオルテラ一味が現れ、パーティの加勢をする事に。

世界の崩壊が進む中、皆の想いを受け取ったサヤは生還できるのか。
続きは次回!