TOPページ
リプレイ
キャラクター作成
基本ルール
スキルカード
アイテム
マスタールール

前の話へ
次の話へ
PART1~悪夢の世界~
キースによって転送されたパーティ一行。
はたしてここはどこなのか。

GM:

ということで君たちは今、真っ暗闇の中にいます

イラスト

クー:

上も下もわからない闇

サヤ:

くらい

クー:

ついでにどのぐらいズームしてるかもわからない
 

ユドナリウムで真っ暗な画面だと
カメラがどうなっているか分からなくなるのです

オーベ= 
エリクション:

上も下も、右も左も無い暗い世界

GM > サヤ:

サヤは暗闇の中でヨハンの小さな声を聞きました

サヤ > GM:

はい

ヨハン > サヤ:

「あなたと2人だけで話がしたい。もし良ければこちらへいらしてください」

サヤ > ヨハン:

「おおう、いきなり出てきやがった」

サヤ > ヨハン:

「まあ、いいよ」いきます

GM > サヤ:

ではヨハンはサヤの腕を取って暗闇の中をエスコートし始めます

GM > サヤ:

サヤは扉を開ける小さな音を2回聞いた後、目の前が明るくなりました

GM > サヤ:

どうやら廃墟のような場所に出たようです

サヤ > GM:

おや

GM > サヤ:

ここで一旦シーン待機になります。チャットの方はPLで参加しておkです

サヤ > GM:

はーい

ロール:

「みんな、大丈夫かー?」

ティグレ:

「だいじょーぶ!」

クー:

「おお、声が聞こえるぞ。こっちは大丈夫だー!」

クー:

「が、なにも見えんな」

ティグレ:

「らんたんどこかなあ」

GM:

前回の戦闘でランタンが転送魔法陣の中にあったかどうか運判定します

クー:

理知振ります

ティグレ:

【理知】2 +

→

8!

クー:

【理知】8 +

→

13!

オーベ= 
エリクション:

【理知】5 +

→

13!

ティグレ:

ティはないなこれ

GM:

サヤは別の処理をします

サヤ:

おう

GM:

ではクーとオーベは消えたランタンを見付け、明かりを付けました

クー:

そもそもクーランタン持ってなかったけど大丈夫かな

オーベ= 
エリクション:

誰かが捨てたのパクったの

クー:

たぶんそれ

オーベ= 
エリクション:

オーベもだけど

ティグレ:

ちなランプぶん振ってもいい?

GM:

そうですね

GM:

クーはサヤのランタンを拾ったようです

クー:

「(ごそごそ……)ふぅ、ランタンがあった。助かったな」

GM:

うっすらと周囲が照らされると、どうやらここは廃墟のようです

イラスト

GM:

そしてサヤの姿がどこにも見当たりません

オーベ= 
エリクション:

ん?サヤだけ居ないってなんか既視感・・・というより既聴感

クー:

「……あれ? サヤはどこだ?」

ティグレ:

「サヤー!?」

クー:

「いや待て、ここは敵地だぞ。大声を出すのはいかにもまずい」

GM:

4人がいる場所は広い部屋のようで、ランタンの光だけでは奥の壁が見えません

ティグレ:

「すてい!」

ロール:

「廃屋とは違うみたいやな。広い」

クー:

「ううむ……」(ランタンを振り回す)

クー:

「とりあえず、壁を探さないか。扉があるかもしれない」

ロール:

「せやな。とりあえず壁めざそ」

ティグレ:

「かべー、かべー」

クー:

「さて、どっちに向かおうかな」

クー:

「とりあえず、まっすぐ歩いてみるか」

GM:

では4人がしばらく進むと壁が見えてきました。その壁には扉が左右に2つあります

ティグレ:

「どっちー?」

オーベ= 
エリクション:

その扉が全てなのか

クー:

他にもあるのか でも探索的にはなさそう

オーベ= 
エリクション:

目に見える物が全てとは限らない・・・

ロール:

「二手に分かれるのは危険やし、ダイス振って奇数偶数で決めん?」

ティグレ:

「サイコロ!」

オーベ= 
エリクション:

丁半賭博!

クー:

「ロールはこんな時にもダイスを振りたがるんだな」

ロール:

「奇数が左、偶数が右でどや?」

ティグレ:

「ええね!」

クー:

2つの扉は見た感じ違いはない感じですね

GM:

違いはないですね

オーベ= 
エリクション:

杖でつついて良いですか?

GM:

どうぞ

オーベ= 
エリクション:

つつきました。音、反応辺り知りたい

GM:

かなりガタがきてるみたいな音がしました

クー:

どっちもか

オーベ= 
エリクション:

金属?

GM:

金属ですね

オーベ= 
エリクション:

了解

クー:

「ううむ、まったく同じ扉のようだな……ここはロールの言う通り、ダイスで決めてみるのも一興かもしれん」

オーベ= 
エリクション:

扉を全てコワシテ取り外せば中が見れる寸法

クー:

じゃあ振ってみようか

ロール:

「じゃ振るで~!」

ティグレ:

スムーズに流れる方向と予測

クー:

「いいぞ、かけてみよう」

ロール:

→

1!

オーベ= 
エリクション:

→

5!

ロール:

「左やな!いこいこ!」

ティグレ:

「ひだり!」

オーベ= 
エリクション:

これは凄い組み合わせw

GM:

扉の先は狭い部屋になっていて、その先にまた扉があります

クー:

恐る恐る進みます

ティグレ:

「また扉だ」

ロール:

「また扉あるで。開けよか?」

クー:

「ここは敵地のど真ん中だぞ……後ろからばぁとか出てきても不思議はないぞ……」

ティグレ:

「開けるー」進みましょう

クー:

「ちょっとは調べたい気もするが……ワレワレが侵入したことを悟られてもまずいな」

クー:

「早めに進むとしよう」

クー:

いや、もう悟られてるか

GM:

君達が扉を開けると明るい場所に出ました。どうやらここは廃墟ビルの通路のようです

イラスト

ティグレ:

「またおばけ出そう」

クー:

「ところで、ここはどこの世界なんだ?」

GM:

さっきまでいた墓の世界と違い、文明が現代っぽいです

クー:

「もう、墓の世界……ではなさそうだな」

ティグレ:

窓はついてる感じ?

GM:

窓もボロボロですね

ティグレ:

外を見てみます

GM:

外も廃墟が広がっています

ティグレ:

「特攻の世界みたいだ」

クー:

(さっき素通りした扉に、サヤがいたりしないだろうか……サヤはどこだろう……)

GM:

さて、ここで一旦サヤのシーンに移ります

一同:

りょー


以降はシーン(場面)が頻繁に変わります。
そのシーンにいないPLの雑談を同時に表示する場合は
クリックで雑談表示←をクリックしてください。
雑談にはゲーム版のネタが含まれている場合があります。

GM:

サヤはヨハンに連れられて廃墟の一室にやってきました

イラスト

GM:

ここの部屋にはサヤとヨハン以外誰もいないようです

ヨハン:

「突然連れ出して済みません。誰にも邪魔されたくなかったのです」

サヤ:

「別にいいよー。なんの用?」

ヨハン:

「大事なお願いがあるのです」

サヤ:

「お願い……ねえ」

ヨハン:

「その前にここがどこか説明しましょう」

サヤ:

「あ、そうだった。ここどこだよ」

ヨハン:

「ここはメリィの新しい世界です。『子供の世界』から『悪夢の世界』へと生まれ変わりました」

サヤ:

「悪夢?」

ヨハン:

「悪夢の世界は少し特殊で、ターミナルを好きな場所に設置できるんです」

ヨハン:

「他に何かお聞きしたいことはありますか?」

サヤ:

「色々あるんだけど」

サヤ:

「お前の知ってること全部教えろ」

ヨハン:

「ええ。そのつもりで呼んだのです」

サヤ:

「まじで?教えてくれんの?」

ヨハン:

「ですが爆弾が邪魔です」

サヤ:

「爆弾っていうのは、真実を知ると死ぬっていうあれのこと?」

ヨハン:

「ええ。ですからあなたにすべて伝えるにはまず先に爆弾を外さなければいけません」

サヤ:

「お前は外せるのか」

ヨハン:

「私が外せるかどうかではありません」

ヨハン:

「その人が外せるかどうか、です」

サヤ:

「ああ、じゃあ再接続から説明お願い」

ヨハン:

「ええ。分かりました」

サヤ:

「知ったフリしてたけど実はさっぱりわかんない」

ヨハン:

「それも含めて、私があなたをここへ連れてきた理由をお話します」

サヤ:

聞く構え

ヨハン:

「この世界で目を覚ました時、最初から帽子を持っている者が稀にいます」

サヤ:

「……」

ヨハン:

「その条件を満たした者はシステムの穴を突いて記憶の爆弾を無効化できるのです」

ヨハン:

「つまりサヤさんは爆弾を無視して記憶が取り戻せます」

サヤ:

「……へー」

サヤ:

「取り戻しちゃっていいのかな」

ヨハン:

「取り戻してもらわないと話ができないので困ります」

サヤ:

「そうか」

サヤ:

「まあ私の記憶など大したことないだろう」

ヨハン:

「どうしてあなたが最初から帽子を持っていたことを知っていたのか、聞かないんですか?」

サヤ:

「何でも知ってるような人じゃないの、あなた」

サヤ:

「理由も手段もわかんないけど、知ってる事自体は不思議じゃない」

ヨハン:

「サヤさんは特別な目を持っていますが、私も違うタイプの目を持っているのです」

サヤ:

「どんな目?」

ヨハン:

「人の心が覗ける眼、仮に『心眼』とでも名付けておきましょうか」

サヤ:

「……こえー」

サヤ:

「嘘つけねえ」

ヨハン:

「つまり、グランマ先生の診療所の時、すでに」

ヨハン:

「ティグレさんが至宝だということも断定できました」

サヤ:

「あら」

サヤ:

「それは困ったね」

サヤ:

「……困ったのかな。よくわかんないな」

ヨハン:

「ですがあの時に至宝が分かったわけではありません。心眼は単なる裏付けというだけです」

サヤ:

「予想はしてたのか。どういう理由で知ったのかなー」

ヨハン:

「再接続をした者は必ず分かります」

サヤ:

「再接続かー」

ヨハン:

「そこでサヤさんにお願いします」

ヨハン:

「あなたの記憶の爆弾を外すのに、もう一度死んでください」

サヤ:

「もう一回死ぬとどうなるのかしら」

ヨハン:

「記憶を取り戻し、視界の世界で目覚めるでしょう」

サヤ:

「今ある記憶はどうなる?」

ヨハン:

「もちろんそのままです。思い出すだけですから」

サヤ:

「蘇ったら四天王になったりしない?」

ヨハン:

「それはサヤさんが決めることであって、私には選択できません」

サヤ:

「……なんかお前、前会ったときとイメージ違うな」

サヤ:

「すげーめんどくせえやつだった記憶ある」

ヨハン:

「今回はお願いする立場ですからね。これでも気を遣ってるんです」

ヨハン:

「特別な眼を持つあなたに嘘をつく意味は無いので、爆弾無効化のデメリットを言います」

サヤ:

「うん」

ヨハン:

「帽子に大きな負担がかかるので自分喰いの発現リスクが高まります」

サヤ:

「あーなるほど?」

ヨハン:

「キースさんは爆弾を無効化した者ですが、帽子が無かったでしょう?」

サヤ:

「もともと帽子もってたのかあいつ」

ヨハン:

「彼の帽子は自分喰いになってしまったのです」

サヤ:

「そういうことかー」

サヤ:

「……私自身どうでもいいんだけどみんなに迷惑かけるんだよなあ」

ヨハン:

「まあ倒してしまえば良いだけの話でしょう」

サヤ:

「そうか。まああいつら強いしどうにかなるか」

ヨハン:

「キースさんを倒せるほどの強さがあれば大丈夫だと思いますよ」

GM:

さて、ここで一旦四人のシーンへ戻します。その前に聞きたいことあるかな?

サヤ:

じゃあいっこだけ

サヤ:

「一つ聞いておく」

サヤ:

「お前はなにか願っていることがあるのか」

サヤ:

「叶えたいものがあるのか」

ヨハン:

「ありていな言葉ですが」

ヨハン:

「復讐でしょうか?」

サヤ:

「なるほど」

サヤ:

「お前の行動原理が知りたかった」

サヤ:

「なんのために生きているのか」

サヤ:

「復讐ね。いいと思う」

ヨハン:

「生きている理由は特にありませんね」

サヤ:

「あ、ないの」

サヤ:

「私もないわ」

ヨハン:

「面倒な理由を押し付けてくる連中はいますけどね」

サヤ:

「わかるような気もする」

サヤ:

「まあ、私自身の答えはもう一回死んでもいいよってことで」

サヤ:

「記憶が戻れば、私が生きてる意味でもなんか見つかるでしょきっと」

ヨハン:

「分かりました。では手順を説明しましょう」

GM:

その前に4人のシーン行く

オーベ= 
エリクション:

ほう

サヤ:

どぞー

ティグレ:

りょ

ティグレ:

最後の質問良かった

サヤ:

ども

ティグレ:

ヨハンとのタイマンはうらやましかったw

オーベ= 
エリクション:

羨ましいけどオーベじゃあ成り立たないだろうしなあ

クー:

クーでも成り立たないだろうなw

ティグレ:

ティは会話想像つかないw

GM:

さて、四人は廃墟ビルの通路を探索してサヤを探しています

イラスト

クー:

(あわわわわわ……サヤはどこだ……)

GM:

・・・が、あまりにも扉や分かれ道が多すぎて難航しています

クー:

「なんなんだここは!きっとここは迷宮の世界に違いないな!」

オーベ= 
エリクション:

マッピングしてるの?

GM:

たぶんしてるけど数が多すぎるって感じかな

クー:

すぐ紙がいっぱいになりそう

GM:

全部回ってたら日が暮れるぞって構造

オーベ= 
エリクション:

もしかして回のような構造部分もある奴?

ティグレ:

「夢でこういう怖いの時々見る!」

クー:

「はぁ……ワタシはもう疲れた」といって地面に座り込む

ロール:

「だいじょぶか~クー働き過ぎたな~よしよし」頭なでる

クー:

「あ~~~なぜだかロールが優しい~~~ これはきっと良くないことの前触れに違いない」酷い

ティグレ:

「ク~行こ~?」引っ張りますね

クー:

「もうやだー……」

クー:

「がむしゃらに歩き回るより、なにかもっといい手はないものか」

GM:

さて、そんな四人の前に立ちはだかる者が2人

イラスト

ティグレ:

「!」

オーベ= 
エリクション:

問答無用で刺す必要のある奴?

クー:

多分今はなさそうな気がする

ティグレ:

「メリィ!!」

メリィ:

「いたいた例の四人。やっぱりキース君やられちゃったみたい」

アルテア:

「ボクの中の姫が言ってる・・・三天王とかアホな事いってた罰だと」

ティグレ:

「久しぶり!!」

クー:

「何だね君たちは……」立ち上がる

オーベ= 
エリクション:

「記録・・・無し。状態・・・良好。変化・・・あり。」

ティグレ:

「メリィ元気だった?」

クー:

「キミは、ずいぶん様相が変わったが、メリィ……?」

ティグレ:

「遊ぶ約束してたから来たよ!」

メリィ:

「・・・」ティグレを見るメリィの目は明らかに殺意が籠っている

オーベ= 
エリクション:

遊び(殺し合い)じゃない事を祈る

ティグレ:

記憶情報なかなか落ちないな

クー:

「……と。そっちは、もしかして話に聞いていたオルテラの妹か?」

アルテア:

「オルテラ姉さんはボクを妹だと認めたくないらしい。まあ姉さんよりボクの中の姫の方が大事だし」

クー:

「いや、さっきから姫、姫って一体何のことだ?」

アルテア:

「ボクの中にお姫様がいるんだ・・・いや、きっと皆の中に美しいお姫様がいる・・・ボクはその姫と愛の言葉を交わしてるだけなんだ」

アルテア:

「キミたちも早く自分の中にいるお姫様を見付けるといい・・・きっと、素敵な恋が始まる」

ティグレ:

比喩か象徴的な意味か言葉通りかどっちだろうな

クー:

「……オルテラの妹ってのは、ずいぶんと変わった人間なんだな……」

オーベ= 
エリクション:

「私の中にあるのは私だ。私の核心であり、偽る事のできぬ己があり、穢れた醜い存在のみしかない」

GM:

アルテアのは単なるキャラ付けなんで深い意味ないですね

一同:

草

オーベ= 
エリクション:

この辺面白いからやりたかったのに。性善説と性悪説

ティグレ:

「しつもん!」

ティグレ:

「メリィはティグレ達のこと覚えてるの?」

メリィ:

「ね~やっぱ至宝殺していい?」ティグレを見ながら

アルテア:

「よせメリィ。落ち着けとボクの中の姫が諫めている」

ティグレ:

「?…」

アルテア:

「さて」

ティグレ:

情報まだ落ちないかなこれは

アルテア:

「ボクとメリィはサヤの再接続が邪魔されないように足止めする役目。ヨハンと姫からそう頼まれてる」

メリィ:

「しばらくここで待ってなさい」

オーベ= 
エリクション:

「ふむ。では話でもして時間をつぶすか」

クー:

「いやいや、待てよ、サヤの再接続って」

オーベ= 
エリクション:

再接続と聞いても止めません。

クー:

「キースから聞いた話じゃ、再接続することは死ぬってことじゃないか!!」

メリィ:

「別にいいじゃん死んでも」

クー:

「よくないって!!」

オーベ= 
エリクション:

「サヤが良いと判断したのであればいいではないか」

クー:

「とりあえずそこを通してくれ。サヤに会いたい。再接続など聞けば、なおさらだ」

メリィ:

「サヤはヨハン先生の所にいるよ。もう死んでるんじゃない?」

クー:

「やばいって!!!」

オーベ= 
エリクション:

「ならば結構。」

オーベ= 
エリクション:

「私とて実験の管理人。自ら望んで死ぬのであれば止める事はしないさ。」

クー:

「その部屋に案内しろ!! サヤを止めなければ!!」

オーベ= 
エリクション:

「まあまあクー君、落ち着きたまえ」

クー:

「落ち着けるか!!!!!!」

オーベ= 
エリクション:

「ヨハンはあれでも相手の意思を聞く。ならばサヤの意思で死ぬだろうさ」

メリィ:

「あ~ちょっとうるさいから死んでてくれる?」かなり殺意が溜まってる

アルテア:

「ここはメリィが管理人となっている悪夢の世界」

クー:

「な……に……?」

アルテア:

「帽子の力を解放できるメリィは怒らせない方がいいとボクの中の姫も忠告してる」

クー:

「メリィは子供の世界の管理人じゃなかったのか?」

メリィ:

「メリィは子供の管理人じゃないもん。悪夢の管理人だもん」

クー:

「そういえば帽子が……変わっている……」

ティグレ:

「おしゃれだ」

アルテア:

「もっとも、仮にメリィが帽子の力を使わずとも・・・」

アルテア:

「キース並みの強さを持った幹部が2人、キミたちの目の前にいると思え」

クー:

「くそっ……」

オーベ= 
エリクション:

ほうほう

ティグレ:

レベル13か

オーベ= 
エリクション:

「悪夢か。かくも現実は悪夢。しかして夢は真の夢なるか?夢と現、境はなんぞ?」

オーベ= 
エリクション:

胡蝶の夢か

メリィ:

「この世界は夢こそが現実だから~」オーベに向かって

ティグレ:

おお

オーベ= 
エリクション:

「では現実こそ夢か。ならば現実が悪夢でなければ悪夢の成立はせず、悪夢は現実である・・・と」

オーベ= 
エリクション:

「そういえばメリィ君、君の価値観はなんだね?」

メリィ:

「さっき言ったじゃない。夢こそ現実だって。それがメリィの価値観なの」

オーベ= 
エリクション:

「ほう。」

ティグレ:

ちなGM

GM:

はいな

ティグレ:

韋駄天で脱出してサヤ探すルートは許可されます?

GM:

それやったらメリィが本気で殺しにかかるのでやりたいならどうぞ

オーベ= 
エリクション:

こわw

ティグレ:

なるほどwやらない

GM:

さて、ここでサヤのシーンに移します

クー:

おk

ティグレ:

緊張感いい感じです

GM:

じゃサヤのシーン

GM:

サヤとヨハンは廃墟の一室にいます

イラスト

ヨハン:

「記憶の爆弾を無効化する手順を説明します」

サヤ:

「よろー」

ヨハン:

「まずサヤさんに薬を飲んでもらい、意識を帽子に移してもらいます」

ヨハン:

「この状態になるとサヤさんは仮死状態になりますが、世界は貴女が死んだと見なします」

ヨハン:

「死んだ者は世界の接続から外され、『本当の』帽子世界で目覚めます」

サヤ:

「本当の……」

ヨハン:

「ええ。本当の帽子世界です」

サヤ:

「……」

ヨハン:

「そこはシステムの外にあるので、何を思い出しても爆弾は作動しません」

ヨハン:

「ここで、できる限り多くの記憶を取り戻してください」

サヤ:

「わかった」

ヨハン:

「システムは貴女を強引にこちらの世界へ再接続しようとするでしょう」

ヨハン:

「できるだけ逃げてください。記憶を取り戻す時間を稼いでください」

サヤ:

「がんばってみる」「……がんばれるかな」

ヨハン:

「システムが貴女にとってどんなに親しい者の姿であっても、躊躇わずに逃げてください」

サヤ:

「おうよ。人間不信には自信ある」

ヨハン:

「システムに捕まるとサヤさんは記憶を失い、再び爆弾を設置されて帽子世界で目覚める事になります」

ヨハン:

「ここが、システムの穴です」

サヤ:

「なんかわからんがとりあえず思い出しつつ逃げるわ」

ヨハン:

「ええ。できるだけ逃げてください」

ヨハン:

「もしシステムに捕まってもサヤさんは帽子に意識を移しているので、記憶が失われる処置を回避できます」

サヤ:

「帽子って便利だよなー」

ヨハン:

「自分喰いのリスクだけが難点ですがね」

サヤ:

「まあそうだね」

ヨハン:

「この世界へ再接続された後、おそらく貴女は視界の世界で目覚めるので、薬の効果が切れて帽子から新しい体へ意識が戻ります」

サヤ:

「新しい体……どんなやつだ」

ヨハン:

「今のと同じですよ」

サヤ:

「とりあえずよくわからんが、どうでもいいや」

ヨハン:

「全てが終わったら、もう一度答えを出してください」

ヨハン:

「この世界をどうするべきか、その答えを」

サヤ:

「はーい」

サヤ:

「復讐って気持ちになってないといいなあ」

GM:

ヨハンは水の入ったコップとカプセルを1錠、サヤに渡しました

サヤ:

受け取りましょう

GM:

飲みますか?

サヤ:

「…………」カプセルをじっと見つめて

サヤ:

飲みます。

GM:

おk

ヨハン:

「では、また会いましょう」

GM:

サヤが薬を飲むと少しずつ意識が遠くなっていきました


以降はシーン(場面)が頻繁に変わります。
そのシーンにいないPLの雑談を表示しない場合は
クリックで雑談非表示←をクリックしてください。

GM:

サヤはヨハンに連れられて廃墟の一室にやってきました

イラスト

GM:

ここの部屋にはサヤとヨハン以外誰もいないようです

ティグレ:

おお

ヨハン:

「突然連れ出して済みません。誰にも邪魔されたくなかったのです」

サヤ:

「別にいいよー。なんの用?」

クー:

サヤノリ軽いなwww

ヨハン:

「大事なお願いがあるのです」

サヤ:

「お願い……ねえ」

ヨハン:

「その前にここがどこか説明しましょう」

サヤ:

「あ、そうだった。ここどこだよ」

ヨハン:

「ここはメリィの新しい世界です。『子供の世界』から『悪夢の世界』へと生まれ変わりました」

オーベ= 
エリクション:

さてRPきつくならないようにここは見ないでおくのも手

サヤ:

「悪夢?」

ヨハン:

「悪夢の世界は少し特殊で、ターミナルを好きな場所に設置できるんです」

クー:

『サヤちゃん 危機感持って?』のキラキラ団扇を両手に持ちたい

ヨハン:

「他に何かお聞きしたいことはありますか?」

サヤ:

「色々あるんだけど」

サヤ:

「お前の知ってること全部教えろ」

オーベ= 
エリクション:

この危機感の無さ(?)がサヤらしくて良い

ヨハン:

「ええ。そのつもりで呼んだのです」

サヤ:

「まじで?教えてくれんの?」

ヨハン:

「ですが爆弾が邪魔です」

クー:

開口一番、放課後呼び出されたノリなの笑ったw

サヤ:

「爆弾っていうのは、真実を知ると死ぬっていうあれのこと?」

ヨハン:

「ええ。ですからあなたにすべて伝えるにはまず先に爆弾を外さなければいけません」

ティグレ:

再接続来るのかな

サヤ:

「お前は外せるのか」

ヨハン:

「私が外せるかどうかではありません」

ヨハン:

「その人が外せるかどうか、です」

サヤ:

「ああ、じゃあ再接続から説明お願い」

オーベ= 
エリクション:

なるほどね~(自分で言ってガン見してる)

ヨハン:

「ええ。分かりました」

サヤ:

「知ったフリしてたけど実はさっぱりわかんない」

ヨハン:

「それも含めて、私があなたをここへ連れてきた理由をお話します」

サヤ:

聞く構え

ヨハン:

「この世界で目を覚ました時、最初から帽子を持っている者が稀にいます」

サヤ:

「……」

ヨハン:

「その条件を満たした者はシステムの穴を突いて記憶の爆弾を無効化できるのです」

ヨハン:

「つまりサヤさんは爆弾を無視して記憶が取り戻せます」

サヤ:

「……へー」

ティグレ:

メモつくってる

サヤ:

「取り戻しちゃっていいのかな」

ヨハン:

「取り戻してもらわないと話ができないので困ります」

サヤ:

「そうか」

サヤ:

「まあ私の記憶など大したことないだろう」

ティグレ:

ヨハンは記憶戻して帽子失くしたのか、持ってないから出来ないのか

ヨハン:

「どうしてあなたが最初から帽子を持っていたことを知っていたのか、聞かないんですか?」

サヤ:

「何でも知ってるような人じゃないの、あなた」

ティグレ:

キースもなかったのよね

サヤ:

「理由も手段もわかんないけど、知ってる事自体は不思議じゃない」

ヨハン:

「サヤさんは特別な目を持っていますが、私も違うタイプの目を持っているのです」

サヤ:

「どんな目?」

ヨハン:

「人の心が覗ける眼、仮に『心眼』とでも名付けておきましょうか」

ティグレ:

ああ

サヤ:

「……こえー」

サヤ:

「嘘つけねえ」

ティグレ:

あのカードと戦うのかヨハン戦

ヨハン:

「つまり、グランマ先生の診療所の時、すでに」

ヨハン:

「ティグレさんが至宝だということも断定できました」

サヤ:

「あら」

ティグレ:

知ってたかー

サヤ:

「それは困ったね」

サヤ:

「……困ったのかな。よくわかんないな」

ヨハン:

「ですがあの時に至宝が分かったわけではありません。心眼は単なる裏付けというだけです」

サヤ:

「予想はしてたのか。どういう理由で知ったのかなー」

ヨハン:

「再接続をした者は必ず分かります」

サヤ:

「再接続かー」

ヨハン:

「そこでサヤさんにお願いします」

ティグレ:

する方向なのかな

ヨハン:

「あなたの記憶の爆弾を外すのに、もう一度死んでください」

サヤ:

「もう一回死ぬとどうなるのかしら」

ヨハン:

「記憶を取り戻し、視界の世界で目覚めるでしょう」

サヤ:

「今ある記憶はどうなる?」

ティグレ:

こいつらの目的は脱出なのかなあ

ヨハン:

「もちろんそのままです。思い出すだけですから」

ティグレ:

だったら外に肉体あるのかも

サヤ:

「蘇ったら四天王になったりしない?」

ヨハン:

「それはサヤさんが決めることであって、私には選択できません」

オーベ= 
エリクション:

ヨハンの真偽がまだわからん

サヤ:

「……なんかお前、前会ったときとイメージ違うな」

クー:

いや外の世界の様子が全く見えないのよね

ティグレ:

うん

サヤ:

「すげーめんどくせえやつだった記憶ある」

ティグレ:

ここからですね

ヨハン:

「今回はお願いする立場ですからね。これでも気を遣ってるんです」

ヨハン:

「特別な眼を持つあなたに嘘をつく意味は無いので、爆弾無効化のデメリットを言います」

サヤ:

「うん」

ヨハン:

「帽子に大きな負担がかかるので自分喰いの発現リスクが高まります」

サヤ:

「あーなるほど?」

ヨハン:

「キースさんは爆弾を無効化した者ですが、帽子が無かったでしょう?」

クー:

なかったわ

サヤ:

「もともと帽子もってたのかあいつ」

ティグレ:

ね

ヨハン:

「彼の帽子は自分喰いになってしまったのです」

サヤ:

「そういうことかー」

クー:

何の世界の管理人だったんだろう。筋肉?

ティグレ:

自分喰いのリスクから逃れるための脱出のルートは消えたっぽいなこれで

オーベ= 
エリクション:

これが自分喰いと戦えると言ってたGMの発言か

サヤ:

「……私自身どうでもいいんだけどみんなに迷惑かけるんだよなあ」

ヨハン:

「まあ倒してしまえば良いだけの話でしょう」

オーベ= 
エリクション:

そう倒してしまえばいいだけ

サヤ:

「そうか。まああいつら強いしどうにかなるか」

ヨハン:

「キースさんを倒せるほどの強さがあれば大丈夫だと思いますよ」

クー:

腰を深く落としてまっすぐせいけんづきの管理人……

ティグレ:

ロールは強いからな

オーベ= 
エリクション:

発散の管理人

GM:

さて、ここで一旦四人のシーンへ戻します。その前に聞きたいことあるかな?

オーベ= 
エリクション:

どんなステだろうな

サヤ:

じゃあいっこだけ

サヤ:

「一つ聞いておく」

サヤ:

「お前はなにか願っていることがあるのか」

サヤ:

「叶えたいものがあるのか」

ティグレ:

いい質問。これは面白い

ヨハン:

「ありていな言葉ですが」

ヨハン:

「復讐でしょうか?」

サヤ:

「なるほど」

ティグレ:

なる

サヤ:

「お前の行動原理が知りたかった」

サヤ:

「なんのために生きているのか」

サヤ:

「復讐ね。いいと思う」

オーベ= 
エリクション:

しかしてそれを知ったとしてもオーベはヨハンを殴る

オーベ= 
エリクション:

だって実験の仕方に不満があるんだものお

ヨハン:

「生きている理由は特にありませんね」

サヤ:

「あ、ないの」

サヤ:

「私もないわ」

クー:

こいつサヤの好感度上げにかかってるぞ!!!

オーベ= 
エリクション:

w

クー:

けしからん!!

ヨハン:

「面倒な理由を押し付けてくる連中はいますけどね」

サヤ:

「わかるような気もする」

ティグレ:

ヨハンはミステリアスだけど行動原理しっかりしてる感じでいいね

サヤ:

「まあ、私自身の答えはもう一回死んでもいいよってことで」

オーベ= 
エリクション:

果たしてそれは真実か・・・まだ疑う

サヤ:

「記憶が戻れば、私が生きてる意味でもなんか見つかるでしょきっと」

ヨハン:

「分かりました。では手順を説明しましょう」

GM:

その前に4人のシーン行く

オーベ= 
エリクション:

ほう

サヤ:

どぞー

ティグレ:

りょ

ティグレ:

最後の質問良かった

サヤ:

ども

ティグレ:

ヨハンとのタイマンはうらやましかったw

オーベ= 
エリクション:

羨ましいけどオーベじゃあ成り立たないだろうしなあ

クー:

クーでも成り立たないだろうなw

ティグレ:

ティは会話想像つかないw

GM:

さて、四人は廃墟ビルの通路を探索してサヤを探しています

イラスト

クー:

(あわわわわわ……サヤはどこだ……)

GM:

・・・が、あまりにも扉や分かれ道が多すぎて難航しています

クー:

「なんなんだここは!きっとここは迷宮の世界に違いないな!」

オーベ= 
エリクション:

マッピングしてるの?

GM:

たぶんしてるけど数が多すぎるって感じかな

クー:

すぐ紙がいっぱいになりそう

GM:

全部回ってたら日が暮れるぞって構造

オーベ= 
エリクション:

もしかして回のような構造部分もある奴?

ティグレ:

「夢でこういう怖いの時々見る!」

クー:

「はぁ……ワタシはもう疲れた」といって地面に座り込む

ロール:

「だいじょぶか~クー働き過ぎたな~よしよし」頭なでる

クー:

「あ~~~なぜだかロールが優しい~~~ これはきっと良くないことの前触れに違いない」酷い

ティグレ:

「ク~行こ~?」引っ張りますね

クー:

「もうやだー……」

クー:

「がむしゃらに歩き回るより、なにかもっといい手はないものか」

GM:

さて、そんな四人の前に立ちはだかる者が2人

イラスト

ティグレ:

「!」

オーベ= 
エリクション:

問答無用で刺す必要のある奴?

クー:

多分今はなさそうな気がする

ティグレ:

「メリィ!!」

メリィ:

「いたいた例の四人。やっぱりキース君やられちゃったみたい」

アルテア:

「ボクの中の姫が言ってる・・・三天王とかアホな事いってた罰だと」

ティグレ:

「久しぶり!!」

クー:

「何だね君たちは……」立ち上がる

オーベ= 
エリクション:

「記録・・・無し。状態・・・良好。変化・・・あり。」

サヤ:

メリィめっちゃかわいいいい

一同:

可愛い

サヤ:

ゴスロリはいいね。すき

オーベ= 
エリクション:

アルテア立ち絵とても美人の余寒

オーベ= 
エリクション:

いや予感

クー:

余りの寒さに震えるオーベ

ティグレ:

「メリィ元気だった?」

クー:

「キミは、ずいぶん様相が変わったが、メリィ……?」

ティグレ:

「遊ぶ約束してたから来たよ!」

メリィ:

「・・・」ティグレを見るメリィの目は明らかに殺意が籠っている

オーベ= 
エリクション:

遊び(殺し合い)じゃない事を祈る

ティグレ:

記憶情報なかなか落ちないな

クー:

「……と。そっちは、もしかして話に聞いていたオルテラの妹か?」

アルテア:

「オルテラ姉さんはボクを妹だと認めたくないらしい。まあ姉さんよりボクの中の姫の方が大事だし」

クー:

「いや、さっきから姫、姫って一体何のことだ?」

アルテア:

「ボクの中にお姫様がいるんだ・・・いや、きっと皆の中に美しいお姫様がいる・・・ボクはその姫と愛の言葉を交わしてるだけなんだ」

クー:

ダメだツッコミがおいつかねえ

オーベ= 
エリクション:

w

サヤ:

がんばれ

クー:

がんばる

アルテア:

「キミたちも早く自分の中にいるお姫様を見付けるといい・・・きっと、素敵な恋が始まる」

ティグレ:

比喩か象徴的な意味か言葉通りかどっちだろうな

サヤ:

頭のネジとんでる人たちだー

クー:

「……オルテラの妹ってのは、ずいぶんと変わった人間なんだな……」

サヤ:

この電波具合だとオルテラさんショックだろうなあ

クー:

たしかに・・・

オーベ= 
エリクション:

「私の中にあるのは私だ。私の核心であり、偽る事のできぬ己があり、穢れた醜い存在のみしかない」

オーベ= 
エリクション:

便乗したくてしようとしてる

GM:

アルテアのは単なるキャラ付けなんで深い意味ないですね

一同:

草

オーベ= 
エリクション:

この辺面白いからやりたかったのに。性善説と性悪説

ティグレ:

「しつもん!」

ティグレ:

「メリィはティグレ達のこと覚えてるの?」

メリィ:

「ね~やっぱ至宝殺していい?」ティグレを見ながら

アルテア:

「よせメリィ。落ち着けとボクの中の姫が諫めている」

ティグレ:

「?…」

アルテア:

「さて」

ティグレ:

情報まだ落ちないかなこれは

アルテア:

「ボクとメリィはサヤの再接続が邪魔されないように足止めする役目。ヨハンと姫からそう頼まれてる」

メリィ:

「しばらくここで待ってなさい」

オーベ= 
エリクション:

「ふむ。では話でもして時間をつぶすか」

クー:

「いやいや、待てよ、サヤの再接続って」

オーベ= 
エリクション:

再接続と聞いても止めません。

クー:

「キースから聞いた話じゃ、再接続することは死ぬってことじゃないか!!」

メリィ:

「別にいいじゃん死んでも」

クー:

「よくないって!!」

オーベ= 
エリクション:

「サヤが良いと判断したのであればいいではないか」

クー:

「とりあえずそこを通してくれ。サヤに会いたい。再接続など聞けば、なおさらだ」

メリィ:

「サヤはヨハン先生の所にいるよ。もう死んでるんじゃない?」

クー:

「やばいって!!!」

オーベ= 
エリクション:

「ならば結構。」

オーベ= 
エリクション:

「私とて実験の管理人。自ら望んで死ぬのであれば止める事はしないさ。」

クー:

「その部屋に案内しろ!! サヤを止めなければ!!」

オーベ= 
エリクション:

「まあまあクー君、落ち着きたまえ」

クー:

「落ち着けるか!!!!!!」

オーベ= 
エリクション:

「ヨハンはあれでも相手の意思を聞く。ならばサヤの意思で死ぬだろうさ」

メリィ:

「あ~ちょっとうるさいから死んでてくれる?」かなり殺意が溜まってる

サヤ:

殺意の高いゴスロリの幼女とか好み以外の何者でもないのだが

アルテア:

「ここはメリィが管理人となっている悪夢の世界」

クー:

「な……に……?」

アルテア:

「帽子の力を解放できるメリィは怒らせない方がいいとボクの中の姫も忠告してる」

クー:

「メリィは子供の世界の管理人じゃなかったのか?」

メリィ:

「メリィは子供の管理人じゃないもん。悪夢の管理人だもん」

クー:

「そういえば帽子が……変わっている……」

ティグレ:

「おしゃれだ」

アルテア:

「もっとも、仮にメリィが帽子の力を使わずとも・・・」

アルテア:

「キース並みの強さを持った幹部が2人、キミたちの目の前にいると思え」

クー:

「くそっ……」

オーベ= 
エリクション:

ほうほう

ティグレ:

レベル13か

オーベ= 
エリクション:

「悪夢か。かくも現実は悪夢。しかして夢は真の夢なるか?夢と現、境はなんぞ?」

オーベ= 
エリクション:

胡蝶の夢か

メリィ:

「この世界は夢こそが現実だから~」オーベに向かって

ティグレ:

おお

オーベ= 
エリクション:

「では現実こそ夢か。ならば現実が悪夢でなければ悪夢の成立はせず、悪夢は現実である・・・と」

オーベ= 
エリクション:

どうしよう、科学者から哲学者みたいになってきた感

オーベ= 
エリクション:

「そういえばメリィ君、君の価値観はなんだね?」

サヤ:

どうしても論破したいんだなあ

オーベ= 
エリクション:

いやあ論破というより知りたい

オーベ= 
エリクション:

今回は論破も何も入口しかないから不可能だし

メリィ:

「さっき言ったじゃない。夢こそ現実だって。それがメリィの価値観なの」

オーベ= 
エリクション:

「ほう。」

ティグレ:

ちなGM

GM:

はいな

ティグレ:

韋駄天で脱出してサヤ探すルートは許可されます?

GM:

それやったらメリィが本気で殺しにかかるのでやりたいならどうぞ

オーベ= 
エリクション:

こわw

ティグレ:

なるほどwやらない

GM:

さて、ここでサヤのシーンに移します

クー:

おk

ティグレ:

緊張感いい感じです

GM:

じゃサヤのシーン

GM:

サヤとヨハンは廃墟の一室にいます

イラスト

ヨハン:

「記憶の爆弾を無効化する手順を説明します」

サヤ:

「よろー」

ヨハン:

「まずサヤさんに薬を飲んでもらい、意識を帽子に移してもらいます」

ヨハン:

「この状態になるとサヤさんは仮死状態になりますが、世界は貴女が死んだと見なします」

ヨハン:

「死んだ者は世界の接続から外され、『本当の』帽子世界で目覚めます」

サヤ:

「本当の……」

クー:

ごくり・・・

ヨハン:

「ええ。本当の帽子世界です」

サヤ:

「……」

ティグレ:

再接続系の情報は言えない理由あるみたいだな何か

ヨハン:

「そこはシステムの外にあるので、何を思い出しても爆弾は作動しません」

オーベ= 
エリクション:

これゲーム版だと発狂するな

ティグレ:

ああこういうことか

ヨハン:

「ここで、できる限り多くの記憶を取り戻してください」

サヤ:

「わかった」

ヨハン:

「システムは貴女を強引にこちらの世界へ再接続しようとするでしょう」

ティグレ:

帽子世界内のシミュレートシステム?ここ

オーベ= 
エリクション:

脳プカじゃないからなんとも言えないけど

ヨハン:

「できるだけ逃げてください。記憶を取り戻す時間を稼いでください」

クー:

どきどき

クー:

こんなにどきどきするのはアレだな

ティグレ:

考えたけどバイエルン単語がネックだったんよね

サヤ:

「がんばってみる」「……がんばれるかな」

ティグレ:

どうなるかなあ

ヨハン:

「システムが貴女にとってどんなに親しい者の姿であっても、躊躇わずに逃げてください」

オーベ= 
エリクション:

言語的にはドイツ

クー:

バイエルン財団とかがあるのかな

サヤ:

「おうよ。人間不信には自信ある」

ティグレ:

現実世界のシミュレート?

ヨハン:

「システムに捕まるとサヤさんは記憶を失い、再び爆弾を設置されて帽子世界で目覚める事になります」

オーベ= 
エリクション:

これはサヤの面白い真実が見れそうw

ヨハン:

「ここが、システムの穴です」

オーベ= 
エリクション:

帽子世界入りが存在する以上この世界線もやはり存在はしているはず

サヤ:

「なんかわからんがとりあえず思い出しつつ逃げるわ」

ヨハン:

「ええ。できるだけ逃げてください」

ヨハン:

「もしシステムに捕まってもサヤさんは帽子に意識を移しているので、記憶が失われる処置を回避できます」

サヤ:

「帽子って便利だよなー」

ヨハン:

「自分喰いのリスクだけが難点ですがね」

サヤ:

「まあそうだね」

オーベ= 
エリクション:

俗に言うアカシックレコードを帽子にさせるような物か

ヨハン:

「この世界へ再接続された後、おそらく貴女は視界の世界で目覚めるので、薬の効果が切れて帽子から新しい体へ意識が戻ります」

サヤ:

「新しい体……どんなやつだ」

ヨハン:

「今のと同じですよ」

サヤ:

「とりあえずよくわからんが、どうでもいいや」

ヨハン:

「全てが終わったら、もう一度答えを出してください」

ヨハン:

「この世界をどうするべきか、その答えを」

サヤ:

「はーい」

サヤ:

「復讐って気持ちになってないといいなあ」

GM:

ヨハンは水の入ったコップとカプセルを1錠、サヤに渡しました

サヤ:

受け取りましょう

GM:

飲みますか?

サヤ:

「…………」カプセルをじっと見つめて

サヤ:

飲みます。

GM:

おk

ヨハン:

「では、また会いましょう」

オーベ= 
エリクション:

それいっき!いっき!

GM:

サヤが薬を飲むと少しずつ意識が遠くなっていきました


~次回予告~

お願い死なないでサヤ!
あんたが今ここで死んだらクーとの約束はどうなっちゃうの?
スキルカードはまだ残ってる、ここを耐えればヨハンに勝てるんだから!

次回帽子世界TRPG「オーベ死す」ティグレスタンバイ!