突発的に、死が異常に怖くなる病気があります。
子供によく見られる症状で、自分も幼少の頃はこれに悩まされていました。

大人になっても重篤な病気になったときに出ることもあり、自分もたまたまこれになって「ああ～子供の頃にこれなってたなぁ」って懐かしくなって、せっかくだから日記のネタにしようと思い立った次第であります。

自分が子供の頃と違って今はインターネット全盛の情報化社会。
調べれば最適な解消方法とかいっぱい出てくるんだろうなぁと思って試しに「死　怖い　対処法」とかでググってみたら、これがまた酷いのなんの…

精神科医も博士号取ってそうな人ですらも、みんな対処法が間違ってる。
むしろやってはいけない対処法を書いてる。
あれ見て実践したら余計に悪化しますよ。断言できる。

とはいえ、探検隊で正しい対処法を書いても検索で拾ってもらえないのは確実ですけど、それでもネットに残しておいたほうが良いと思ったのね。子供に多い症状なので、もし自分の子が「パパママ死ぬのが怖いよ～」って夜中に泣きついてきたら今日の方法で対処してください。

まず、やってはいけないことを書きます。

「死が怖いのは当たり前。あなたは正常です。なにも間違っていません」
「みんないつか必ず死ぬ。そう思えば気楽になるでしょう」
「死は怖くありません。深刻に考えないで」
「死が怖いのはよく分からないから。死とはこれこれこういう事なのです」

タナトフォビアの人にこういう事を言うのは絶対にNGです。
鬱の人に頑張れって言うレベルの暴挙といってもいい。
ググってもこういう情報しか出てこないってことは、まだこの病気の理解が進んでいないんだなぁって思いましたね。渋百科ですら「これで少し恐怖が和らぐかもしれない」とか無責任なNG対処法書いてるし。

たぶんこういう事を言う人、あるいは書いてる人はタナトフォビアになったことがない人でしょう。中にはなったことがある人もいますけど、完全に間違った対応法で苦しみながら書いてるとおもう。

実際になった経験があると分かりますが、これになった時の苦痛や絶望感は言葉で表現できないほど熾烈です。人の言葉だけで簡単に取り除けるほど甘くはないんですよ。まずはこの事実から理解しましょう。

では、正しい対処法とは何でしょうか。
とてもシンプルです。
「死に関して考えないようにする」
これしかありません。

いや、それができないから苦しんでるんでしょうが！っていう反論の声が聞こえてきそうですけど、実際にベストの対処法がこれなんです。

いいですか？
自分は最初にNG行為を書きましたよね。
あれがなぜNGなのかというと「死について考え事をする」行為を補強し、さらに死について考えさせてしまうからなんですよ。症状を悪化させるだけです。

タナトフォビアの問題点は、恐怖心が強くなりすぎて苦痛を感じてしまう部分であって、それの解決策は恐怖心を取り除くことなんです。死の概念について正しい答えを深堀りすることではないんですよ。

だから教育的指導のように死生観や死の概念を説いてはいけません。
死に関する考え事から患者を遠ざけるように別の話題を振ったり気を散らせることが最適解なのです。

ある意味、統合失調症の患者に対応する方法に近い。
患者の支離滅裂な発言を肯定するのも否定するのもNGって部分が似てる。
例えば集団ストーカーの話に参加すると、その考えを補強してしまうから。
正しい対処法は別の話にすり替えたり気を散らすことなのです。

いや、理屈は分かるけどそれって難しくね？
さっきお前「人の言葉だけで簡単に取り除けるほど甘くはない」って言ってただろうがって話になってきますね。

もちろんその通りです。
とりあえず、最初のステップでこの事を伝えてください。

「死が怖いのは死んだらどうなるか分からない無知の恐怖が原因。そしてあなたはその恐怖を取り除く為に死を理解しようとしてドツボに嵌っている状況」

「死に関して考えても誰も正しい答えは出せない。だから考えても苦しいだけだし一方的に損するだけの行為なので避けるべき」

「生きてる限り主観で死は経験しようがなく、死んだ者は死の経験情報を残せないので絶対に誰も正しい答えは出せない。これは思考のパラドクス」

「現代科学は観測結果のデータなくして正しさを証明できない。仮説しか立てられない問題だと分かっているものは考えるだけ無駄である」

その他、なんでもいいのでとにかく死について考え事をする無意味さを説いてください。死の概念を説くのはNGですが、死について考えることの無駄を説くのはOKです。死の話題から即刻離れさせましょう。

いや、死について考えるのは無意味じゃないだろって人もいるでしょう。
もちろんいろんな哲学を否定するつもりはありませんし、それが目的ではありません。ここではパニック障害の患者の対応が急務なのです。

まあ、ぶっちゃけるとね。
死ぬことを一切考えないで生きてても、別段問題なかったりします。
苦痛しか生まないものは考えないほうがマシなんですよ。

とはいえ。
なんかそれって問題から逃避してる感じがして、つい深く考えてしまったりするものです。問題があったら正面から乗り越えるべきだ！みたいなね。
死を受け入れてる人かっけぇ！とか。

根が真面目な人ほどこのトラップに引っかかりやすい。
何の得にもならないのに、やらないと駄目な気がしてしまう。

タナトフォビアになる人って「考え事が好き」な傾向あると思うの。
自分がモロにそうだったし、この病気自体が考え事のトラップ感あるから。

子供がこれになって親に泣きついてくるのって、夜中が多いんですよ。
理由は簡単です。
寝付けなくて考え事してるうちに死について考え出して怖くなるんです。

昼とか起きてる時間だとね、生きる為にいろんなことやってるから考え事してる時間って意外と少ない。けど寝る時って考え事する以外にないから意識の逃げ場がなくなるんですね。

タナトフォビアに限らず、うつ病なんかのデンジャラスゾーンになるのが、この「寝る前」なんです。考え事の逃げ場がないからかなり危険。

普段、活動している時でも意識は30％くらいしか使ってなくて、7割は無意識で生きているというデータもあります。

どういう意味かって話ですよね。
みなさん呼吸って普段からずっと意識してやってます？
たぶんまったく意識せず勝手にやってますよね。
それのことです。

タナトフォビアの人はその意識と無意識のバランスが崩れているというか。
意識：無意識が3：7じゃなくて4：6とか5：5とかになってる。
要するにいろんなことを深く考えすぎて生きてるんですよ。下手したら呼吸もたまに意識してやってるくらい、表に意識が出てきやすい。

ああ…今私が発言したあの言葉、もしこういう風に悪い意味で捉えられてたらどうしようとか、私は人からこう思われてるんじゃないかとか、もし今突然こういう問題が起こったらどうしようとか、舌の位置が邪魔だなぁとか、ツバを飲み込み出したら止まらないとか、つい呼吸を意識してしまうとか、余計な考え事が多いんですね。

だからそれをちょっと加減する訓練も必要。
もっと無意識を全面に出した生き方をする訓練です。
手っ取り早いのは食事トレーニングですね。

普通の人はまったく意識せずに食べることができますが、考え事が好きな人は食べながらいろんなことを考える癖があります。なのでまずは意識せず無心で食事ができるようになる訓練をしましょう。

別に考え事が悪いってわけじゃないんですよ。
パニックになるレベルだとマズイからちょいと矯正しようかって話ですね。

とはいえ、夜中に突然子供がこれになった時は食事の訓練とか言ってらんないので、とりあえず今そこにある恐怖を取り除く必要があります。

もういっそ、パジャマからトレーニングウェアに着替えさせて一緒に深夜ジョギングに行ってください。寝かせようとしても考え事の逃げ道がない状態なので、別の事に意識を向けるにはもうこういう事しかないです。

走りながら死とはまったく関係ない話で子供の気を散らしてください。
子供じゃなくて自分がこれになった時は死とまったく関係ないことを思いながら1人で走ってください。

下手したらこれ不審者じゃねえかって意識になれれば心に余裕が生まれてる証拠です。その調子で連想ゲームのように意識を死から遠ざけていきましょう。

で、疲れて体を温めた後、1時間は布団に入らないようにします。
たぶんすぐには寝付けない。
寝れないと考え事の逃げ道がないのでまた怖くなります。

体温が下がり始めたら眠気が来るので、その時にすぐ入眠させましょう。
だいたい運動後1時間くらいです。

んでね、自分の場合はせいぜい深夜ジョギングくらいしか対応策を考えられなかったので、今の情報化社会ならきっと他に有意義な対応策がいっぱいヒットするんだろうなぁって期待してたのに…まさかNG策しかヒットせんとは…

いや、全部がNGってわけじゃなかったんですけどね。
「瞑想」は良いと思う。あれって要するに意識引っ込めるって話だからね。
けど瞑想ってけっこうスキル必要だし子供にはハードル高いからなぁ。
もし自分がパニック中に咄嗟にやれって言われても無理だわ。

で、タナトフォビアが悪化してしまうとですね。
その延長線上に「離人症」という病気になるリスクが高まります。
これはマジでシャレにならない、後戻りできなくなるヤバイ病気なのでそうならないようにタナトフォビアの段階で何とか止めましょう。

離人症に関してはその内容や対応策そのものが離人症を悪化させてしまう(離人の考えを補強する材料になってしまう)やっかいな病気なので探検隊ではいっさいネタにはしません。離人症の人に離人症っていうワードを認識させるのすらNGなんですけど、タナトフォビアを悪化させた場合のリスクとして避けては通れないかなと思って出しました。

とりあえず。
死の恐怖症に限った話ではないんですけど。
考えても苦痛にしかならない無駄な事は考えないのが一番。
大事なのはどうやって考えない様にするかって部分だよなぁって事ですね。

「考えない」という選択肢。
これがあるのと無いのとでは全然違うとおもう。

8/18までの拍手お返事です。
■オプション項目が多くなりすぎるのもなぁって…
というかたぶんオプション付けても「なんじゃこりゃ？」ってなりそうで

■暑いし台風くるし猫は怯えて丸くなってるし…

■技とかも2はちゃんと見切りと技が一目で区別できるようになってるのに3だと分からないように改悪されてて、いろいろおかしかった。UIが洗練されていくなら話は分かるのに改悪される理由が分からない

■ミンサガけっこう狂人用の設定おおいですよね
スカグレはやっぱまぁトガってる部分も大きいから敬遠してしまうのもしょうがないのかなぁって

■FFTにビキニアーマーはなかったけどオウガならギリありそうなイメージ
と思ったけど書いててFFTにもTバック聖大天使いるの忘れてたわ

■個人的に百合よりもたぶん野獣パイセン騎士団長の方が印象に残るゲームになるとおもう。たぶんこの野獣パイセン騎士団長は陰陽値を見るまでもなく初登場シーンだけで「こいつか」って分かるレベルだとおもう

■あのSteamに自分のゲームがあるぅ～！っていう感動を味わってみたい

■2は我慢して遊べたレベルだったから本当に沢山の部分が改悪されてますね
3は実績コンプとか無理でしたけど2は実績コンプまで遊べましたもん

■まさにゲーム製作者の夢って感じですねぇSteamは

■2は家庭用ベースだからちょっとはマシだったけど3は完全にスマホ特化にしたからクソ最悪になったということですな

■ガンを攻撃する性能は一切なくて、ただ増殖を抑えるだけの効果しかないから一般的な抗がん剤よりもキツくはないんでしょうけどね

■無料だったものが有料になるわけじゃなくて、最初からSteam向けのゲームを作るだけならそこまで問題ないかなぁって

■あれ話が複雑になってきて途中で追えなくなっちゃったんですよね…
歳はとりたくないものじゃ…とほほ…

■と…歳はとりたくないものじゃ…ふごふご…

■あたしゃHTC VIVEのVRデスクトップで寝ながらロマサガ2やってましたね
天井に100インチの大画面テレビを貼って寝ながらプレイ最高

■やっぱたのしいこと考えながらわいわいやるの良いよね

■ククク…そう簡単に死ぬタマではないわ

■おお、拍手コメントありがとうございます
こうやって元気をもらえるとマジェのモチベにもなります
ありがたや～ありがたや～

■な、なんかＡＩ使った翻訳が良いらしいじゃん…
そ、それを使ってですね…なんかこう…できたらなぁって…

■日記の更新頻度もぼちぼち戻していきたいなぁ
やっぱ探検隊を更新しないと調子が出ませんわ

■クリムゾンフレアはエフェクトと威力は最高なんだけど敵の術ダメージも上がってしまうトラップ魔法だから選択肢から外れちゃうの…

■きみ！良い筋肉をしているね！私と一緒に七英雄を倒さないか？

■自分も古いドラクエ観を何年もひきずってたんですけどDQ11やってイメージがガラッと変わりましたね。また時間があるならやってみたいなぁって思えるRPGは久々でした

■どどどど…ドＭちゃうわ…！

■神様を信じちゃうとね…じゃああんなひどい目にあってる人もこんな酷い目に遭ってる人もたくさんの不幸な人たちも全部神様がそれで良いと思って放置してんの？かわいそうすぎるって思わないの？そんな薄情な神さまとか信仰するのムズかしいよ～って気持ちが出ちゃうというか。でもビビりだから神様の事はあんま悪く言えないんで、信じてるっちゃ信じてますな

■ゲームしんどくなっちゃった病の人、年々増えていってるきがする

■無印はやらんでええ！！

■猫が隅で丸くなっちゃってる…

■ロックブーケの髪の動きとかちょっと酷かったなぁ…これがプロの仕事なのかなぁって。まぁでも、これで金取って良いんならマジェももうちょっと手を抜いてもええんじゃないかって前向きになれたから良し

■野獣パイセンは野獣パイセンです

■こ…これはむずかしいしつもんだ！
どれも…どれもアクがつよすぎるッ…！！
と、とりあえず3だけやればいいかな…

■体よりもメンタルの方が良くないですね
ヤクルト1000でも寝付けないし、かといって睡眠導入剤には頼りたくないなぁ

■とりあえず穴を塞ぐ

■だが更新するねッ！

■もう1年経ってるのかよ…
時間はやすぎやろ…

■さまよえる蒼い弾丸があります(大ウソ)

■摘出した癌細胞の病理結果が転移リスク最大だったんですよ
この場合、イマチニブっていう薬で転移リスクを大きく下げることができるの

■しゃあないのう…そこまで言うならおぬしの顔も立ててやらんといかん

■セリフほとんどないもんなぁ四魔貴族
その中でも血と汗と涙と汁を流せ…のアラケスとか私は虫けらに倒される定めなのか…っていうビューネイは印象に残ってる

■ファミコン版のDQ2ってけっこう自由度高いですもんね
4から進行にロックがかかるようになったイメージ
DQ3はリメイクで自由度も下がってるから良し悪しだなぁ

■ありがとうございます。いちおう寺で手を合わせてきました

■FFTはそんな感じでしたねぇ
オウガのカノープスの偉大さが身に染みる