久々の更新。
今日はラヴィ編のお話。
ネタバレしまくりなので嫌な方は見ないでね。
*****
んでまあラヴィ編なんですけども。
公開前の日記で、生々しいから妊娠ENDは没にしたみたいな話してました。
けど命の誕生だけは外せないので、そこは変えなかった。
嘘ツイテナイヨ。妊娠シテナイヨ。
機械で得られる永遠vs命を繋ぐ永遠みたいなノリでしたね。
無印でラヴィは一番人気なかったから新約のラヴィは気合入れました。
超全力。えこひいきと言われようが構わんって思って作ってました。
実際にキャラの強さは全主人公の中で頭ひとつ抜けてますしね。
強さだけじゃなくてセリフもラヴィだけ特別に分岐させるケース多かったし。
紅茶ばかへの態度とかラヴィだけ特別になってました。
天使グラフィックの分岐もそりゃもう手間暇かかってめんどくさい…
ラヴィ編以外でも戦わずに帽子くれたりするのはラヴィだけですしね。
苦労しただけあって、新約はラヴィ編を遊んでくれた人が多くてホッと胸を撫で下ろしました。無印のリベンジができてよかったです。
ラヴィ編の実質的なラスボスはダリアのつもりで作ってました。
なので6人の主人公のラスボス前中ボスの中ではたぶんダリアが一番強い。
自己無限増殖装置はあまりにも変則的なバトルになるので、正統派ガチンコバトルの締めとしてダリアに頑張ってもらおうかなと。
ダリアの外見はラジオが似合うものにしました。
スプレーアートの前でラジオかついで踊ってるようなキャラになっちゃったのはまぁしょうがない。えぬのイメージ力はそこまでが限界です。
初見でハインリヒがメルの父親だと勘付いた人って何人いたんだろう…
髪の色をメルと合わせてたんですけど、ノヴァーリスの青い花=夢って所まで関連付けしてもさすがにヒントが少なすぎか。
そんなわけでメル編とかなりリンクしてるシナリオになってます。
ラヴィ編をクリアした後でメル編を始めると、オープニングで会話してるのがビッグママとハインリヒだっていうのが分かる、みたいな。
それと愛魔法。
コンセプトは「時魔法を超えるチート魔法」
最初は周回で除外する予定だったんですけど、天使姿のラヴィをいっぱい使いたいっていう要望は絶対必ず間違いなく来るだろうなと思ったんで引き継ぎできるようにしました。ちなみに愛魔法の大魔法は子作りですがもちろん没にしてあります。
愛魔法といえば取得前のラストバトル前イベント。
ほわいとあいらんど工房さんの中でもお気に入りの曲Lazuliを最大限に生かしたくて、すごく時間かけて作りました。
えぬがイベントを作る時はBGMに合わせた演出を考えるんですけど、Lazuliをそのまま使うのはかなり厳しかったのでループ部分を調整して、ラヴィが変身する辺りで盛り上がりのサビが来るように何度も試行錯誤しました。
メッセージウエイトがあるので完璧に合わせるのは無理ですけど、文字数からメッセージ送り時間の平均を出してなるだけタイミングが近くなるように調整を繰り返しました。
ラヴィ編やラストバトル前だけじゃないんですけど、BGM選びはイベントのイメージに近い曲を選ぶんじゃなくて、自分が繰り返し聞いてたお気に入りの素材曲からイベントを書き起こして作ってるものが多いです。なのでBGMからイベントが生まれてるようなもんなのでけっこうフィット感が出てるんじゃないかなぁと思います。
自分が曲を作れたり、あるいは専用曲を作ってもらえる協力者がいればシナリオを先にできますけど、残念ながら自分は曲素材を借りることしかできない。
だから曲からイベントを作るしかないんですよ。
中でも特殊なのはナタリー編ラストバトル前ですね。
おとわびさんの知恵と知謀の探求者がBGMになってますけど、曲名が出発点になってるんですよ。その曲名に惚れてナタリー編の最後を作ってました。普通は曲聴いてからだと思うんですけど、知恵と知謀の探求者は曲名が先でした。
ほわいとあいらんど工房さんのDOLLも曲名が先ですね。
ドーラ編のラスダンはずっとDOLL聴きながら作ってました。
自分の中でイベントはBGMが主役なんですよ。やっぱり音楽は大事。
ちょっと話が逸れたのでラヴィ編に戻して。
帽子世界のラスボス連中ってけっこう気持ち悪い系が多かったから、その中にひとつくらいはキュート系が欲しいなぁと思って、自己無限増殖装置のデザインはかわいいデザインにしました。ピコピコいいながらちょこまか動いてポコンと叩くみたいに、動きもキュートな感じにしました。作るのが楽で大好き。
サガフロのカーネイジ入れたかったなぁ…
さすがに無理でしたわ。技術的な面で。
くやしかったからNO FUTUREだけは無理矢理ぶち込みました。
自己無限増殖装置を一番多く増やせた人って何体くらいまでいったのかな。
内部では50万体くらい増やしても大丈夫なように作りましたけど、現時点の最高記録ってどのくらいなのか知りたいですね。
あの仕組み作るのほんとに苦労した…
普通にエネミー50万体とか増やしたらまともにゲームが動かないのは分かり切ってるから、自己無限増殖装置戦の時だけライフ限定管理に切り替えて、あたかも今までと同じプログラムで動いてるような振りをさせてたんですよ。
何年も前からずっと自信なくて。
数万体の敵とバトルするプログラムなんて作れるのかなぁって。
でも作れたんですよね。なんだかんだいって。
やっと実感湧いてきた。
でたらめな数の敵と戦うRPGを作るっていう目標が達成できて満足です。
そうそう、それがやりたかったんです。
拍手お返事の方はしばらくお待ちください。