とりあえず子猫を病院に連れて行く前に、目を塞いでる目ヤニをぬるま湯で湿らせたガーゼでふやかして取ってやろうとしました。
でも、めっちゃ固まっててふやけねぇ。
どんだけ長時間放置してたんやあのバカ親猫。
病院へ運んでる間にくたばってもらわれても困るので、ミルクを与えて時間稼ぎしなきゃいけないんですが、猫と非干渉を決めてる家に猫用ミルクなどありません。しょうがないので緊急用として牛乳と卵黄と砂糖を混ぜた臨時ミルクを作って飲ませます。
んで、飲ませてみてビックリ。
歯がめっちゃ生え揃ってやがる!
これヘタしたら生後2ヶ月経ってるかもしんない。
体重はどう考えても4~500グラムしかないのに。
比較的軽症な黒い子猫は自分と目が合うと威嚇してきます。
こっちは社会化期も終わりかけかもしれませんね。
白いほうは全く威嚇せずヨロヨロと間合いを取るくらいの力しか残っていない様子。まぁ未知に対する恐怖はあるんじゃないかなぁと思いました。
そんなこんなでダンボールに毛布入れて病院に連れて行きます。
え?キャリーケース? 甘えんじゃねぇダンボールで十分だ!
とりあえず病院で検査やらレボリューションやら付けてもらいます。
残念ながら前飼ってた猫と同様、この二匹もエイズに陽性反応が出ました。
まぁエイズどころかこの夏越えられないトコだったし6年くらい生きてくれりゃいいんじゃないかな。白血病は陰性だったからまだマシってなもんです。
「目ヤニは取ってくださいね」とか先生がゆってる。
いや、やったけどこんな固い目ヤニ取れませんって。
てなことを言うと、先生はおもむろに湿らせたガーゼを取り出して猫の目ヤニをピンポイントで掴んで引っ張る。猫の首がぐい~んと伸びる。んで、キュポンと目ヤニが取れました。
すげぇ、なんだこの神テク。
目ヤニを「キュポン」と取るなんて初めて聞いたぞ。なんだこの効果音は。
眼球を傷つけず、かつ毛も抜けない神業のような目ヤニ取りを見せられてビックリ。これが獣医の力なのか…素晴らしい!
「こんな感じで取ってくださいね」
いや一般人にゃ無理やろ!キュポンとか無理無理!
まぁ善処はします…
黒猫は500グラムのオス、白猫は350グラムのメスでした。
生後1~2ヶ月だろうってことです。
カゼをひいてるので、抗生物質と目薬ふたつ貰って帰りました。
とりあえずレボリューションでノミが全滅するまではダンボールハウスにいてもらわなければいけません。黒猫は子猫用カリカリを食べられるくらい元気なんですが、白猫はやばい。何もクチにしてくれません。
皿で食べさせるテクとして、エサ付けた指を舐めさせてそれを少しずつ皿に移動させて猫の首を誘導し、皿からチュパチュパさせるものがあります。
黒猫はこれで皿の給餌を覚えさせたんですが、白猫は猫用ミルクも離乳食もなにも口に入れようとしません。鼻がつまって餌を認識できないんでしょう。
このままじゃ死ぬな。うん、これは死ぬ。
ここで死んでもらっても貴様にあげる線香など持ち合わせておらぬわ。
もはや強制給餌しかありません。
しかし鼻づまりの子猫に強制給餌は難易度が高い…
人間だって鼻をつまんだまま水を飲むのはちょっと苦しいのに。
子猫用哺乳瓶を使っても飲めないのはたぶんこのせい。そら黒猫と体重差が1.4倍もひらくわけです。
いろいろ知恵を絞った結果、白猫のスキを見て口の脇にシリンジを挿して1,2滴ほどの極少量のミルクを出し、吐き出す前に引っ込める、というのを繰り返しました。
たった2ml飲ますのに1時間ですよ…もうやだマジで殺される。子猫じゃなくてわたしがしんでしまう!
そんなこんなでレボリューションのノミ駆除が終わってから家に入れました。
二匹の状態だとシャンプーは無理でしょう。湿ったタオルで拭くことすら体力を奪うと判断し、
空き部屋だった六畳間を猫部屋として再利用することに。
え? 猫用のケージ?
甘ったれんじゃねぇ! そんなシャレたもんが家にあるかよ!
こっちも死にそうなんだよ!
ただ、軽症の黒猫は重症の白猫と隔離したほうがいいと判断し、黒を猫部屋へ、白は自分の部屋で集中管理することにしました。さすがに手の平サイズの子猫に1部屋は大きすぎたらしく、
黒猫が文字通り借りてきたネコ状態になってたから適当に狭い安全地帯をダンボールで作ってやりました。
黒いのはいいんだ、問題は白いの。
立とうとするとコテンと横に倒れる。本気であと10分したら死にそう。
隔離前の黒猫がかけよって白猫の周りをオロオロと回ってる。
そんな姉弟愛を見せ付けて同情を引こうなど甘いわ!黒いのは隔離な!
これが最後の別れかもしれん、今のうちに姉へ念仏でも唱えておけ!
白猫の背の皮をつまんだらまだ戻るから脱水症状ではないと信じたい。
とにかく、気が遠くなりそうだけどミルクを一滴一滴飲ますしかない。
次回へ続く。
死んだらごめん。
8/12までの拍手お返事です。
■いやぁぼくのかんがえたかっこいいぱいろっとがあむろやしゃあとたたかえたらおもしろいかなぁって。
■まずはツクールツクールをツクーらなければいけないですのぅ
■あらプレイありがとです。志村ーうしろうしろ!みたいなアレというか。
■Wordpressはさくらライトプランじゃ使えないから残念…めっちゃイイのに!
■ずっとアナログ出力だったからドット絵といってもにじんで汚かったですしね。やっぱり今のデジタルドット絵と昔のドット絵は違うのかなぁ
■有賀ヒトシ先生の描いたロックマンならアニメで十分ヒットすると思うんだけどなぁ。あの人のロックマン愛は素晴らしい。自分のイメージにピッタリ。
■なんとか生きてました。でもなんか死にそう…
■バリ・・・リバ・・・
■いえいえこんごともよろしく
■ふむ、百合要素もアリということですな。分かってらっしゃる。
■パイロットを自分で作って登録できるんですよ。戦闘は2D横アクションだけどオートも可能みたいな。んでエース級のオートは反応がインチキだからこっちもエース育ててオートで倒すみたいな。
■そういやさまようよろいってホイミスライム呼ぶけど、あれってらまようよろいはライアンだったってことかなぁ
■DODで通じますよ~ダイジョブです。
セーブ関連イベントはインパクトありますけど、なぜか初耳でしたねぇ。
■あたしゃもうひらきなおったよ
■ノーマルでしょうな。でも表紙では判別が付かないという。
■今の子はドット絵のエロさが分かるのでしょうか。
■どうやら事件は解決したようだな。
何か忘れてる気もするがきにしてはいけない。
■ありがとね!
■RGSSはRGSSで帽子世界でウンザリしちゃった感も…
■ありがとです…まぁなんとかぼちぼち…
■もちょっとげんきになったらやってみるよ!
■そいつに手を出したらおしまいだぜ!
■いやぁ2Dドット絵アクションですよ~スーファミのSDガンダムGXみたいなのです。とりあえずC++はあきらめました!
■ゲームは滅びぬ!
■ありがたいがややバグっておるな!早急にデバッグせよ!
■作るのは楽しいから完成しなくてもいい、というのは最初だけでだんだん作るのも苦痛になってくんですよねぇ。
■自分も倒せないまま公開したから心配なし!
■見せ掛けだけさ
■ネコォォ――――!!
■夜中の猫はぶっちゃけ怖い。
■デブってなければ大丈夫。でも消臭効果は猫用トイレにはかなわないから仕込み損でした
■う~ん、こりゃうちがエサやり場だとご近所に思われてる可能性高くなってきたなぁ。あたしゃ野良猫エサやり反対派なのに。
■猫は遠くから眺めてるのが一番いいですね。
■エリスの画像はゲーム中にはありませんでした。
実際はこんな感じでしょうか。麦わら帽子に白いワンピ。
夏の世界の管理人で、終わりの部屋で戦えるようにしたかったんですけどね…ワンダワールド使いとして。
貴様できるな!
何故にアクションRPG…。