TOPページ
リプレイ
キャラクター作成
基本ルール
スキルカード
アイテム
マスタールール
帽子世界TRPGとは?

帽子世界TRPGとは、フリーゲームで一般公開されている帽子世界のテーブルトーク(TRPG)版です。
TOPイラスト
ルールを覚えるのが大変なTRPGをできる限りお手軽シンプルに!というコンセプトの元、6面ダイスと筆記用具だけで遊べる様にしました。 ヒロイックで大味なデザインなので、不備のある所は独自に手を加えるなりご自由に対応してください。

フリーゲーム版の帽子世界とほぼ共通の世界観となっていますが、TRPG用に分かりやすくするために一部アレンジを加えています。

ユドナリウム用にコマや能力値・チャットパレットが設定してあるスターターセットのルームデータを用意しました。 汎用NPCのコマも入れてあるのでご自由にお使いください。
→スタータールームデータ(1.87MB)


目次

TOP………………………帽子世界の簡単な世界観や基本用語集があります。
リプレイ…………………実際に遊んだ時の状況を読み物形式で紹介しています。
キャラクター作成………新しくキャラクターを作成す手順が書かれてあります。
基本ルール………………能力値や行動判定、戦闘などゲーム全般の基本ルールです。
スキルカード……………プレイヤーが取得できるスキルカードの一覧です。
アイテム…………………プレイヤーが入手できるアイテムの一覧です。
マスタールール…………マスタリングする際のルールを説明しています。


帽子世界TRPGの舞台

様々な世界が存在し、それらをひとまとめにしたものが帽子世界TRPGの舞台です。

剣と魔法の中世ファンタジー風の世界や機械の支配するディストピアなSF世界、恐竜のいる古代世界やお菓子でできたメルヘン世界等々、多様な世界が混在しています。
それぞれの世界には帽子を持つ管理人がいて、多くの住人が往来しています。


帽子世界 用語集

◆帽子
 世界を創造するものです。どこかに目の模様が入っています。
 帽子を物理的に破壊しても瞬時に復元されます。

◆管理人
 帽子の所有主で、管理人の数だけ世界が存在します。
 ゲーム版と違い自由にテレポートする能力はありません。

◆デコイ
 帽子の力で作られた存在で、生まれた世界から他の世界へ出る事はできません。
 普通の人間タイプやモンスターのようなタイプまでバリエーション豊かです。

◆帽子世界の住人(アバター)
 デコイとは異なり、様々な世界を行き来できます。
 プレイヤーが作成するキャラクター、管理人も帽子世界の住人になります。
 人間タイプのデコイと見た目で区別するのは難しいかもしれません。

 みな出生は謎に包まれていて、目が覚めた時には帽子世界にいました。
 その時に名前と家族構成以外の記憶を失っています。
 目覚めた時期は個人によってバラバラで、既に何十年もの年月が経過しています。
 不思議な事に皆ずっと見た目が変わらず、帽子世界の中では歳を取らない様です。

◆クリスタル(cr)
 創造の力が込められた石で、さまざまな物の材料になります。
 帽子世界の住民だけがデコイをクリスタルに還すことができます。
 クリスタルは他の世界へ持ち込めるので、お金のような役目も果たしています。
 ただし、クリスタルを通貨にしているのはあくまで帽子世界の住民たちだけです。

◆ターミナル
 各世界を行き来する転送装置がある施設。駅や空港のような役割があります。
 転送装置は魔法陣タイプが多く、別の世界のターミナルへ移動できます。
 ショップや飲食店・宿泊施設や資料館など冒険に必要な設備が揃っています。

 連絡を取り合う専用掲示板もあり、冒険の拠点として利用する者も多いようです。
 転送装置は帽子世界の住民だけが使用可能で、デコイは使用できません。
 基本的に世界間を移動する手段はターミナル以外にありません。


TRPG 基本用語集

◆セッション
 TRPGで遊ぶこと。卓を囲むという言い方も。
 ネット上でTRPGを遊ぶことをオンラインセッション(オンセ)と言います。

◆シナリオ
 章で区切られた話およびその範囲を指します。
 シナリオが複数繋がったものをキャンペーンと言うこともあります。

◆キャンペーンプレイ
 複数のシナリオを繋げてセッションを繰り返す遊び方。
 プレイを略してキャンペーンと言うことも。

◆CM
 帽子世界TRPG独自の単語で、一般的には使われません。
 キャンペーンマスターの略で、そのキャンペーンの進行をまとめている人。

◆GM
 ゲームマスターの略で、セッションの進行役を務めるゲームの管理者です。

◆マスタリング
 TRPGのセッションを進行すること。またはGMの仕事や采配を指します。

◆PL
 プレイヤーの略で、セッションに参加している人を指します。

◆PC
 プレイヤーキャラクターの略で、PLの作成したキャラクターを指します。

◆NPC
 ノンプレイヤーキャラクターの略。
 GMが作成して管理しているキャラクターを指します。

◆ダイス
 サイコロのこと。サイコロを振ることをダイスロールと言います。
 ダイスロールで出た数字のことを出目と言うこともあります。

◆2D6
 ダイスの数と種類を略したもの。2がダイスの数で、6が面の数です。
 3D10ならば10面ダイスが3個になります。

◆D66
 6面ダイスを2個使い、片方を10の位、もう片方を1の位として値を出すこと。


FAQ
メール等でいただいたルールに関する質問に答えます。


Q:[隠密][毒][睡眠][麻痺][発狂]は、その効果を受けているキャラクターの【HP】が0になっても解除はされないのでしょうか?
↓
A:GM判断で良いと思いますが、[毒][発狂]だけ解除されない感じになるかと思います。


Q:[睡眠]で使用できなくなるスキルカードは、クラスカードやオートカードや通常カードC、NPC専用カードを含む全てのスキルカードですか?
↓
A:はい。[睡眠]は全てのスキルカードが使用できなくなります。ただしNPC専用カードの「不死」「水生」「強ボス補正」「ボス補正」「レッサー」のみ例外とします。


Q:キャラクター作成に『どの能力値も最低値は1点になります』とありますが、これはスキルの効果で能力値が減少した場合も同様でしょうか? (例:理知の能力値が2のキャラクターが「回復リロード」を使用した。「変身」で能力を1以下になるように変動させた)
↓
A:同様です。どんな状況でも最低値は1以下にはなりません。


Q:『【HP】の上限は30点、【体力】【技巧】【理知】の上限は各8点です』とありますが、スキルカードの所持数に上限はないのでしょうか?
↓
A:スキルカード所持数に上限はありません。


Q:隊列と移動についての質問です。
前衛は敵がいる限り移動できないとありますが、この敵がいるとはどのマスに敵がいる状況を想定されていますか?
また、敵がいない場合、前衛が移動できるのはどの範囲までになるのでしょうか? 敵前衛マス、敵後衛マスにも移動が可能なのでしょうか?
↓
A:敵・味方は前衛に配置される者が最低1人は必要です。前衛がいなくて後衛のみという状況は戦闘状態ではないと見なされ、GMは戦闘ルールではなく探索ルールで処理します。


Q:攻撃と防御、スキルの効果を解除するなど、行為判定で対決が発生した場合、判定を行う能動側と受動側で同時にクリティカルが生じる可能性がありますが、どちらのクリティカルが優先されるのでしょうか?
『誰かと能力値で競っていた場合、同点だと勝負を受けた側の勝利になります』の記述を参照し、受動側のクリティカルが優先されますか?
↓
A:受動側のクリティカルが優先されます。


Q:「ダンサー」の通常カードAの条件書き換えですが、使用タイミングが『1戦闘中1回だけ』であり、効果が『使用する』ではなく『所有する』であるため、効果を書き換えた通常カードAを使用せずに戦闘後も持ち続けることが可能でしょうか?
↓
A:可能です。書き換えたカードをスキル強奪された場合、書き換えた効果が取られます。


Q:「ダンサー」の通常カードAの条件書き換えですが、効果が『使用する』ではなく『所有する』であるため、『視界内にいる自分以外の味方が所有する通常カードABを1枚コピーして使用する』効果の「スキルコピー」で再現された通常カードAは所有していることにならず「ダンサー」の条件書き換え対象にならないのでしょうか?
↓
A:スキルコピーされた通常カードAに「ダンサー」は使用できます。


Q:「退魔術」による攻撃で発生する『[アンデッド]属性を消去し防御行動を封じる』の効果時間はいつまででしょうか?
↓
A:永久です。


Q:尾行の行動判定が可能になる「盗賊」や「探偵」のクラスカードを所有していなければ、「暗歩」を戦闘外で使用した『NPCの尾行を【技巧】×1時間完璧に成功させる』の効果を得られないのでしょうか?
↓
A:「盗賊」「探偵」を持っていなくても「暗歩」の尾行効果は得られます。


Q:「身代わり」を範囲攻撃の目標になった相手に使用できますか?
↓
A:使用できます。「身代わり」使用者がその範囲攻撃に含まれていた場合は二重にダメージを受けます。


Q:「力技」はオートカード化された通常カードAに対して効果を発揮しないのですか?
↓
A:「力技」「魔術師」「ダンサー」の書き換えはオートカード化された通常カードAに使えます。


Q:「隠密」の戦闘外での効果で発生する【技巧】での達成値の勝負ですが、「隠密」の使用者と見破る側のどちらが能動側でどちらが受動側になりますか?
↓
A:見破る側が能動、「隠密」状態の側が受動になります。
他に「幻影」や「封印」等、見破る側はすべて能動になります。


Q:「ガッツ」はオートカードではありませんが、「麻痺」や「睡眠」時に【HP】が0点以下になった場合、使用できないのでしょうか?
↓
A:「麻痺」「睡眠」「発狂」時はスキルカードが使用できないので「ガッツ」は使用できません。効果が紛らわしいので「ガッツ」発動時に「毒」のみ治療するという表記に変えました。


Q:「変身」は他人の従者にも効果がありますか?
↓
A:「変身」は他人の従者にも効果があります。


Q:「従者覚醒」は他人の従者にも効果がありますか?
↓
A:「従者覚醒」は他人の従者に使用できません。スキル説明に追記しました。


Q:「スキル強奪」でスキルカードを奪われた場合『スキルカードを失った』扱いになりますか?
↓
A:スキル強奪されたスキルカードはスキルカードを失った扱いになります。


Q:「短未来演算」の『GMから示された戦闘外での行動の達成値を-4点させる』とは、【基本ルール】の行動判定のページにある用語に従うと、目標値の難易度を4下げるという意味でよいのでしょうか?
↓
A:はい。「短未来演算」は目標値の難易度を4下げるという意味で合っています。


Q:『スキルカードの発動タイミングが同時の場合は逆順処理になります』とありますが、ひとつの行為に対し異なるキャラクターが割り込みで効果でスキルカードの宣言を行った場合、発言順で処理されてしまうのでしょうか? 出目を操作する効果など、敵味方で先に処理されると有利不利になる効果がいくつかあるための質問です。
↓
A:発言順で処理しますが、卓が硬直・混乱する場合はGM判断で良いと思います。


Q:「オートカード化」の『残り全てのスキルカードを失う』には、クラスカードやオートカード(オートカード化された元通用カードAやBを含む)や、『失われることはない』の記述を持たないNPC専用カードも含まれますか?
↓
A:「オートカード化」を使用するとクラスカードもオートカードも全て失いますが、NPC専用カードだけは失われません。


Q:『オートカード化された通常カードBはHPダメージの発生する攻撃や通常カードBと併用できない』とありますが、オートカード化された通常カードBであれば同時に使用できるのですか?
↓
A:通常カードBはオートカード化されても同時に使用できません。


Q:「秘技」など効果が特定の条件で変動し、なおかつ得られる数値の変動に上限があるスキルを、「オートカード化」で複数所持していた場合、処理はどうなるのでしょうか?
↓
A:元が通常カードであれば同じカードを同時に使用する事はできません。



更新履歴

2020/08/31(ver.1.0.8)
・クラスカードに「執事」「メイド」を追加
・オートカードに「奇跡」「テイム能力共有」「底力」「自爆」を追加
・通常カードCに「ヘルプミー」を追加
・オートカード「遠隔魔法」に新しい効果を追加
・通常カードA「遠当て」のオールレンジ射程とリアクション無効を選択式に変更
・通常カードC「空蝉」の防御対象に記憶消去を追加
・基本ルールの戦闘ルールに「行動順操作」使用後、技巧値が変動した際のルールを追記

2020/08/27(ver.1.0.7)
・前衛全員が[隠密]状態でターン終了すると前衛全員の[隠密]が解除されるルールに変更
・オートカード「報復」の最大+値を20点から18点へ変更
・通常カードB「幻影」の戦闘時の効果を変更
・通常カードB「操り人形」の操作時にスキルカード使用不可→通常カード使用不可に変更
・通常カードB「念話」の戦闘時の説明テキストを修正
・通常カードB「記憶消去」の戦闘時の効果を変更

2020/05/26(ver.1.0.6)
・オートカードに「防御専念」「報復」を追加
・通常カードAに「余力」「飛燕」「等価交換」を追加
・通常カードCに「二重詠唱」を追加

2020/05/19(ver.1.0.5)
・通常カードCに「ラーニング」「不運反転」を追加
・NPC専用カードに「ボス連続行動」を追加
・通常カードA「マーキング」の効果に「鋼の肉体」「軽業」「魔法障壁」無効を追加。
・オートカード「癒しのカード」の使用タイミングを戦闘中のみターン中1回に変更
・クラスカード「科学者」に【理知】攻撃の射程を遠隔にする効果を追加
・通常カードC「毒付与」をオートカードに変更し、NPC専用カード「毒チャージ」を削除
・通常カードC「レンタルスキル」で譲渡できるカードを通常カードABに変更
・NPC専用カード「不死」で復帰時に使用済みスキルカードを全て戻せる効果を追加
・一部のスキルカードに使用タイミングを追記
・マスタールールの設定ルールを一部修正

2020/05/11(ver.1.0.4)
・オーパーツ「神の左手」を追加し内容を修正
・通常カードCに「空蝉」「レンタルスキル」を追加
・オートカード「癒しのカード」の効果説明を修正
・通常カードC「反撃」「毒付与」の効果説明を修正

2020/05/02(ver.1.0.3)
・通常カードCに「脳筋モード」「最後の一撃」を追加
・クラスカード「騎士」の効果に『最大【HP】の上限値+4点』を追加
・クラスカード「ヒーラー」の記述に『+1D6はファンブル無効』を追加
・オートカード「タフネス」の効果を最大【HP】+2点から+4点に変更
・オートカード「HP上限突破」の効果を+4点から+6点に変更
・通常カードA「必殺」の効果を+2D6から+1D6へ変更
・通常カードC「行動順操作」をターン開始時にも使用できるように変更

2020/04/24(ver.1.0.2)
・オートカード「血の代償」「癒しのカード」の使用条件と最大取得数を変更
・通常カードA「遠当て」の効果に『対象は通常カードCで反応できない』を追加
・通常カードA「秘術」の効果から範囲攻撃ペナルティ無効を消去
・通常カードB「魔法盾」「強化魔法」の能力上昇値を使用者の【理知】(上限4点)に
・通常カードB「念話」の効果を変更
・通常カードB「封印」の効果を『【理知】対決勝利時に防御値半減』に変更
・通常カードC「身代わり」等のリアクション系スキルに『防御行動前に使用』を追加
・通常カードC「オートカード化」の使用条件『「連続行動」「禁術」以外』を消去
・通常カードC「スキル強奪」の効果を『【理知】対決勝利時』に変更

2020/04/04(ver.1.0.1)
・TOPページにFAQを追加。
・リプレイ第4話を更新
・オートカード「リバースカード」「癒しのカード」の説明を追記(効果は自身のみ)
・通常カードC「韋駄天」の使用条件を変更(戦闘時の使用はそのターン中未行動時に)
・オーパーツ「転生の書」の表記を修正(オープンカード→クラスカード)
・通常カードC「ガッツ」「従者覚醒」の説明を修正

2020/02/12(ver.1.0.0)
・リプレイ第2話を更新
・スキルカード(通常カードC)を7種類追加
・通常カードC「韋駄天」の使用条件を変更(戦闘時の使用は未行動時に限定)
・誤字修正
・ライフパス表の出目表記を修正
・車やバイクの運転で【理知】表記になっていたものをすべて【技巧】表記に修正
・マスタールールにリプレイのデコイデータを追加

2020/02/01(ver.0.9.9)
・ユドナリウム用スターターセットのルームデータをアップ
・キャラクターシート用のエクセルデータをアップ
・スキルカードのページに「スキルカード効果の重複ルール」を追加
・オートカード「拡張武装」「特攻武装」を通常カードCへ移動し効果を変更
・通常カード「再詠唱」の名称を「秘術」に変更
・NPC専用カード(精神防御・飛行・水生・強ボス補正・ボス補正・レッサー)を修正
・アイテムページの誤字を修正

2020/01/30(ver.0.9.8)
・公開