ずっとFFTの話ばかりしてきましたが、肝心のマジェスティアは今どうなってんの?って話ですね。
たしか顔グラ作ってた所で話が止まってたかと思います。
いちおう顔グラ作成を再開してるところなんですけど、久々過ぎて描き方がすっかり昔のに戻っちゃってる。
ベクター線でずっと描いてて途中で「あ、そういや線に色を付けやすいようにラスター線で描くようにしてたんだった」と気づく始末。というか線画も色塗りと同じ考えで行くとかいうのもすっかり頭から抜けてたもよう。
こらいかんと思ってラスター線に切り替えるも、なんか思うように描けない。
前のやり方が付け焼刃だったから身につかなかったくさい。
まあ身についてたら最初からベクター線で描いてないわな。
いろいろ考えた結果、昔から慣れてるベクター線で描いて、色を塗る時にラスター線に変換する方法でいくことにしました。
んでずっと放置していた主人公のロスメリアさん。
前の顔グラはちょっと主人公にしては表情がキツめだし手抜き感も強かったし、もうそろそろコイツを描き直さんとなぁと思って頑張ってたんですが。
「主人公だからアクが強いのは避けないと…」とか「普通っぽい顔にしないと…」とか「ストライクゾーン広めの無難な顔で…」って感じですっげー描きにくいの。
これなんか覚えがあるぞ?と思ったら完全に帽子世界のヨウコさんだ。
普通。無難。無味無臭。アクが無い。幅広い層をカバーするノーマルな顔。
これが一番難しい。そもそもえぬの絵柄そのものがアク強いし…
普通って何だ…普通が分からない…みたいにゲシュタルト崩壊しまくりました。
いちおうロスメリアさんは金髪ポニテの女騎士という強い記号を持ったキャラなんですけど、いち登場人物だったら定番で描きやすいこの記号がどうして主人公になるだけでこうも描きにくくなるのか…甚だ不思議である。
普通に金髪の女騎士を描こうとすると、やっぱしょうゆ顔になりやすいね…
ツリ目だったりキツめの表情だったり、女騎士って男勝りで戦う女ってイメージだから自然と勝気な姉御系とかスポーツ女子とか宝塚系男役の顔になってしまう。
主人公は普通顔じゃないといけないなんて決まりは無いんですけど、多くの作品がTHE・普通!って感じの無難な顔にしてるのにはちゃんと理由があるんですよ。
脇キャラなら問題ないけど主人公がアクの強い顔だととっつきにくくなるから…
ここらへん言葉にしづらいんですけど、ほら、あるじゃないですか。
例えば魔法使いが脇キャラで出てくると「あ~魔法使いって顔やな」ってパターン多いのに、それが主人公になると急にみんな主人公的なノーマル顔になるやつ。
女魔法使いの高露出グラマラス色っぽいねーちゃん率はかなり高いと、探検隊の極秘リサーチでは出ているんですが、主人公の女魔法使いになると急に色っぽいねーちゃん率が減って少女漫画風女主人公顔になるというのは確定的に明らかでしょう。
戦士とかもさぁ…脇キャラの時はいかにも戦士なマッチョゴリキャラばっかなのに主人公になると急に無味無臭の青年顔になるとか、あるでしょ?あれアレ。
え? ない? ……おっかしいなぁ……
ほんっと主人公の顔ってむずかしいよね。
帽子の時は6人に分かれてたからここまで迷わなかった。
これが男女一人ずつになるだけでここまで苦労するとは…
ってな感じで。
金髪ポニテの女騎士という濃い設定のキャラをいかに主人公っぽいノーマルな顔にするか悪戦苦闘しまくりながら表ではFFTの話で時間稼ぎをしていたわけです。
しかしFFTの話を何ヶ月もしてられない。
覚悟を決めて、全身全霊を込めて「普通」と戦う決心をしました。
まず「目」やな。
この描き方が一番重要や。
それはみんな分かり切ってるわけで、これを具体的にどう処理するかが問題。
今までベクター線でやってたえぬ絵の目の描き方はこんな感じ。
目頭と目尻は省略して描かずに、瞼は線を何重も重ねて描くやり方。
これがダメだと思ったからラスター描きに変えたけどまた元に戻ってる。
目頭と目尻をちょい描き込んでいく。優しくな~れ優しくな~れ…
まだアクが残ってる。
これはたぶん線を何重も重ねて描いてるのが原因か。
ラスター描きは先に太線を描いてそれを削る感じだったけどベクターじゃ無理。
なら外周を縁取る感じで描いてみるか。
うむ。これなら線の空いた空間に色を塗れる。
前にやってた線に色を付ける表現をベクター線でやれる。
今回はこれで攻めてみよう。
そうやって数多くの顔がボツになっていく中、徹底的にアク抜き(えぬ絵の癖消し)を続けて見事「普通の主人公っぽい顔」を勝ち取った真・ロスメリアさんがこちら。
これがいま出せる全力の普通主人公顔だッ!もう無理…も~普通が分からん。
いちおう髪色はプレイヤーが変えられるので淫乱ピンクロスメリアさんも可能。
アク抜きしまくったせいか薄幸感も薄れた気がするけどまあいいや。
やっと「普通」との闘いが終わった…
と思うのはまだ早い。
そうだね、男主人公がいるね。
これまで名前しか出てこなかったマルクくん。
いよいよコイツを描く時が来た。
探検隊の男主人公ってだけで異色なイメージになるのは気のせいか。
むかーしマルクくんの外見の話した時にアホ毛を目印にするって言ってた記憶がありましたけど、あれを「普通」と両立させんの難しいんだよなぁ…
どうしても無理だったら最悪、アホ毛は無くてもいいか。
ただし、ショタっぽいイメージだけは絶対に外さない。
オウガのデニムくんとかFFTのラムザくんに共通している、あのショタっぽさは絶対に入れなければいけないのだ。いっそ(デニム+ラムザ)÷2でも面白い。
探検隊が全身全霊をかけて作る渾身のショタ主人公がどんなものになるのか…
次回の探検隊にご期待ください。
11/13までの拍手お返事です。
■あとアグさんに持たせて聖剣技と併用して光と闇が合わさり最強に見えるごっことかね
■あくまで個人的になんですけどローグライクもけっこう飽きは早く来る
重要なのは飽きる飽きないではなく飽きても楽しめるかどうかだと思っています
■マジェの時術も回数制限つける予定ですしね
トキノフリーズが何回も使えたらまずい
■メタネタは排除するのでエセ関西弁とかエセお嬢様言葉を使うキャラは出てこないんですけどお嬢様言葉は汎用キャラに入れるかも
■個人的に簡単になるベクトルだけなら問題ないと思ってるんです
前回から問題にしてるのは、それをやる人とやらない人とで情報格差が広がりすぎるというか「ネットで調べること前提」でゲーム作られても困るというか
■すまぬ…あんまローグライク合わないんです…
異世界の創造者は百合ん百合んできるから遊んでただけなんです…
■ゲーム作りで大事にしなきゃいけない部分だと思うんですよ
ロマンとかカタルシスって
ただ難しくすれば良いとか、ビギナー用に簡単にすれば良いわけではない
どんなにバランス良くたってそのゲームを遊びたいと思えるものが無いとね
■忙しい現代においてどうしてもそうなっちゃうのはしょうがない…
だからといって「ネットで調べるのが前提」というゲームの作り方だけはしちゃいけないことだと思ってます。遊び手に対する甘えなんですよそれは
■驚くほど自由度減りましたもんねぇFFTA
いやまあアサシンの仕手とかはロマンありましたけど、それでカバーできるほど簡単な問題じゃなかったという
■マルクくんはどうなるのか。メルセデスさんもそのうち作らないとなぁ…
野獣パイセン団長はゲームが出てからのお楽しみってことで。めっちゃ濃いから
■泣きぼくろは垂れ目じゃないと合わないし、さすがに主人公でそれをやるのは冒険になっちゃうなぁ。悪くは無いんですけどね、あの未亡人感(偏見の塊)
■別に簡単になる方に問題は無いんですよ
問題にしてるのはネットで情報を見ない人との情報格差
ましてゲーム制作側がネット情報前提に作るようになるのが一番の問題
取り返しの付かない要素は昔に比べると今はだいぶ減っていると感じます
■それやらないと全然アビ取れないってのが問題だから、マジェはそこらへん緩和して箱庭育成無しでもスキル取れるバランスにしようかなと
習得までに必要なジョブが、ナイトマスター黒魔道士マスター、風水氏、竜騎士、侍、忍者ジョブ8を安直に暗黒騎士と名付けるよりFF3の伝統の魔剣士が似合わないかなと
ガフは継ぎたいから闇の剣、暗の剣の80%性能のアビリティ持ってるのは良いのですが、詠唱もう少し凝って欲しかったなと
「大体でええやん」精神で満足出来ますが
しかし動画で並び立ってる時に、ホーリーナイトディリータと反対の道を進んでるラムザ。と言う対比で正反対の並び立つものとして、ご飯が美味しい背景感じる事出来て満足ですが
ああ、あの場面の前にラムザを暗黒騎士にしといて良かった。と